toty日記

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母の日のレコーディング

2019-05-14 10:52:18 | グループホームについて


勤めているグループホームの開設から10年。
気がついたら、利用者さんも同僚も、10年ずっといるのは私だけです。

ここに勤めるきっかけは、山吹の里の施設長さんだった方が
ボランティアで関係していた私に、

今度の施設で皆に歌わせて欲しい、と誘って下さったことでした。

ついては、歌だけで雇うわけにはいかないのとの話に、
じゃ、ヘルパーの資格だけはとっておこうと、
通信教育を受けて、半年後に資格を得ました。


入浴介助、食事作り、その隙間に歌を歌い、
いっぱいいっぱい、皆さんと歌ってきました。
余り歌った経験のない方も、口を開くようになりました。

その中で、なんとなく歌を作ることに目覚め、
施設のオリジナルソングも増えました。

施設の生活を歌ったもの、
・ようこそ(歓迎の歌:お客様がみえると歌う)
・〇〇〇〇でラララ(〇には施設名が入る)
・働き者の私たち
・まいにち
・二階の窓から
・あなたのお話きかせてね(自己紹介の歌)

折々に、Aさんから無茶振りされたもの
・柿のうた
・僕はセミ
・楽しいバスハイク

利用者さんのことばからヒントを得て作ったもの
・食べたいな
・ゆれてる、ゆれてる
・今のままがいい


ところが、利用者さんもいれかわり
同僚も入れ替わっている間に、

歌っていた歌が、微妙に変化し、
あら?こんな歌じゃなかったのにと思う場面が増えてきた。
そんなことから、一回、音源を作って残したいと思うようになった。

今年のお正月、御殿場から次男と一緒に帰る車中、
歌を録音して、CDを作りたい旨話したら、

手伝ってくれる雰囲気になり、
10周年を前に、CDづくりをすることになった。

もうすぐ10周年が来るというので、あわてて
この日曜日に手配してくれたお店でレコーディング。

息子も知り合いにきいてくれたのだが、
下北のライブハウス、昼間は使ってないので
録音できるとのことで、そのお店の方がレコーディングをしてくれた。


ここでお店の紹介。
ミュージック・アイランド・O
ドラマーの伊藤勇気さんがお店をやっている。

紹介された場所の画像を見ると、かなりの方が出入りするようで
伊藤さんが段どりなどについて説明したメールでは、
一曲とるのにかなり時間をかけるよう。

お店の雰囲気と、そのメールにちょっとびびりながら、
でもFacebookでそのお店をあけてみたら、

みんなの合唱でご一緒している智恵莉さんとご主人の杉山さんの名が
共通の知人として書かれていたので、ちょっと緊張がほぐれ、

偶然、前日に合唱の練習があったので、智恵莉さんにレコーディングの話をし
良い人だから、大丈夫よと言われて、当日を迎えました。

次男と次男の彼女がずっとつきあってくれるなか、録音開始。

声、バイオリン(一曲だけ次男が参加)、ピアノ、PCのそれぞれのダイヤルを
オンにしたり、オフにしたり、
調整してくれる伊藤さんの指示により歌います。

歌い終わると、音程があやしいところ、テンポがくずれたところ、
声がしずみがちなところ、いろいろ治せるんですね。

で、「どうでしょう?」
「いいんじゃないですか?」

と、録音が進みました。

途中、次男の彼女が
近くのスープカレーがおいしいというお店に長時間並んでくれて

皆で昼食をとったり、
12曲の仕上げが終わった時は7時を過ぎてました。

データのアップされているURLを教わって

さて、お支払いというとき、次男がさっとはらってくれて、
彼女がプロポリスの喉スプレーをくださって、
母の日ですからといわれたのでした。

もう、最初のことだらけだったので緊張しましたし、
自分の声を一日中聞き続けるという、異体験、
帰ったら、やっぱり疲れていました。

あとは、CDにおとしてと、仕上げがありますが、
まずは、レコーディングが終わってほっとしました。
一生に一度の体験(たぶん)でした。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
もう10年! (母ちゃん)
2019-05-17 23:06:22
開所以来、ずっといるのはtotyさんだけ、というのは凄いことですね。 totyさんが絶妙な距離感を持っているからこそ、続いたのでしょう。 私にはわかります。
返信する
距離感 (toty)
2019-05-27 22:14:07
コメントありがとうございます。10年、立ってみると早いようで、でも人の入れ替わりを考えると長かったのでしょうか。距離感の話、以前ボランティアは通りすがりの第三者とおっしゃっていたことが、思い出されます。何事も距離感って大事なんでしょうね。考えさせられた言葉でした。
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