
今回の木を切る話に関する、お金の話である。
「かねおくん」的に説明してみる。
見積もりを相談した時の基準だが、
木を何本切るかで、およその伐採費、搬出・片付け費、残渣処分費が
それぞれ一式で金額が出される。
それぞれの割合が、3:2:1位の費用が算出されてきた。
この中の残渣というのは、枝先等で、この処分費がかなりになるので
今回は、土地の低い所につんでもらって、いつかは土になるのを待つことにして
費用を浮かした。
そのかかる費用の合計から、木材の売上見込み額を引く。
この木材売上内訳が「りゅうべえ」。
つまり、立方メートル(㎥)で用材として売れる木を計上する。
杉、〇〇㎥で、〇〇円。
桧、〇〇㎥で、〇〇円。
ちなみに、杉の売値:檜の売値は、1:1.5 位だ。
端材や用材として難があるものは、チップ材用としてこれはトン(t)で計上される。
木を植えた頃(戦後すぐ)には、将来木として高く売れるように植えたのだろうが
今は、輸入材のほうが、製材したりもろもろの手数を考えると格安なので
用材としての値は低くしか、売れない。
なので、今回の用材の合計は、檜・杉あわせて5万円あまり、
チップとする分が15tとのことで、こちらのほうが、値が高かった。
切った木が積まれている所まで、見に行った(物好きともいう)。
右が檜で中が白い。左は杉で仲が赤い。
こうして積まれていると、いっぱいあったなと思う。

ということで、残渣処分をしないでいいことと、
用材やチップ用にと売れる部分を差し引いての金額となった。
三日間まるまる、4~6人が作業したのだから
その作業代として考えると、決して高い値段ではない。
他で聞いた話だが、労災が払われる労働として一番は、林業なのだそうで、
危険と隣り合わせの作業内容にしては、安いお値段で請け負ってもらったと感じた。
木を切るときの、指令を飛ばす人の言動は、本当に真剣で
でも、阿吽の呼吸でさっさと木を切り、重機をあやつり、
片づける人は、片づけ専門で、もくもくと働く。
気持ちのいい働きっぷりをみせてもらった。
木を切ってもらうなんて、滅多にないので
しつこく、木を切る話を続けたが、
今回で終わりです。
そうそう、現場の人から聞いた豆知識。
・林業関係の機械は、ドイツ・オーストリアが優秀だそうだ。
・木を切るとき、一番困るのは、重機の入る空間のない狭い場所での伐採作業、
人が登って、少しずつちょんぎって、それをワイヤーでおろすことを繰り返すが
手間がかかるので、費用がかさむ。
今回お隣さんが、風が吹くと家にこすれるようになった木を
来たついでに頼もうとしていたが、かたや電線が通り、かたや狭い場所で
すごくお金がかかっちゃうと言われて、
まあ、自分が生きている間はあきらめたと、言っていた。
・木は切っている時、思わぬ動きをする。はねると表現していたが、
とても危ないので、素人は手をださないように、とのこと。
最初の写真は、切り株の形が面白かったので。
手前に自分の靴の一部をを入れて撮ってみた。
切り株の大きさがわかるでしょうか?
以上で、本当におしまい。
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見積もりを相談した時の基準だが、
木を何本切るかで、およその伐採費、搬出・片付け費、残渣処分費が
それぞれ一式で金額が出される。
それぞれの割合が、3:2:1位の費用が算出されてきた。
この中の残渣というのは、枝先等で、この処分費がかなりになるので
今回は、土地の低い所につんでもらって、いつかは土になるのを待つことにして
費用を浮かした。
そのかかる費用の合計から、木材の売上見込み額を引く。
この木材売上内訳が「りゅうべえ」。
つまり、立方メートル(㎥)で用材として売れる木を計上する。
杉、〇〇㎥で、〇〇円。
桧、〇〇㎥で、〇〇円。
ちなみに、杉の売値:檜の売値は、1:1.5 位だ。
端材や用材として難があるものは、チップ材用としてこれはトン(t)で計上される。
木を植えた頃(戦後すぐ)には、将来木として高く売れるように植えたのだろうが
今は、輸入材のほうが、製材したりもろもろの手数を考えると格安なので
用材としての値は低くしか、売れない。
なので、今回の用材の合計は、檜・杉あわせて5万円あまり、
チップとする分が15tとのことで、こちらのほうが、値が高かった。
切った木が積まれている所まで、見に行った(物好きともいう)。
右が檜で中が白い。左は杉で仲が赤い。
こうして積まれていると、いっぱいあったなと思う。

ということで、残渣処分をしないでいいことと、
用材やチップ用にと売れる部分を差し引いての金額となった。
三日間まるまる、4~6人が作業したのだから
その作業代として考えると、決して高い値段ではない。
他で聞いた話だが、労災が払われる労働として一番は、林業なのだそうで、
危険と隣り合わせの作業内容にしては、安いお値段で請け負ってもらったと感じた。
木を切るときの、指令を飛ばす人の言動は、本当に真剣で
でも、阿吽の呼吸でさっさと木を切り、重機をあやつり、
片づける人は、片づけ専門で、もくもくと働く。
気持ちのいい働きっぷりをみせてもらった。
木を切ってもらうなんて、滅多にないので
しつこく、木を切る話を続けたが、
今回で終わりです。
そうそう、現場の人から聞いた豆知識。
・林業関係の機械は、ドイツ・オーストリアが優秀だそうだ。
・木を切るとき、一番困るのは、重機の入る空間のない狭い場所での伐採作業、
人が登って、少しずつちょんぎって、それをワイヤーでおろすことを繰り返すが
手間がかかるので、費用がかさむ。
今回お隣さんが、風が吹くと家にこすれるようになった木を
来たついでに頼もうとしていたが、かたや電線が通り、かたや狭い場所で
すごくお金がかかっちゃうと言われて、
まあ、自分が生きている間はあきらめたと、言っていた。
・木は切っている時、思わぬ動きをする。はねると表現していたが、
とても危ないので、素人は手をださないように、とのこと。
最初の写真は、切り株の形が面白かったので。
手前に自分の靴の一部をを入れて撮ってみた。
切り株の大きさがわかるでしょうか?
以上で、本当におしまい。
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