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まばゆいようなその明日

2014-12-11 22:56:02 | 歌・コンサートなど
「あしたのうた」という歌がある。
斉田喬作詩、岡本敏明作曲で
小さい頃からよく歌っていた。

最近勤め先でも皆さんに知ってもらい、
一緒に歌うようになった。


あしたのうた♪

あしたという日は 楽しいな
あしたにあしたが 続いてる
あ~したあしたと 待つあした
子供が待ってる そのあした

た~とえ今日の日 不幸でも
あしたはくるぞ 幸福が
まばゆいような そのあした
あしたよあしたよ 待ってるよ


メロディーも歌いやすく、歌っていると
気持ちが明るくなるように感じる。

で、これは「四辻のピッポ」の挿入歌だという知識はあったのだが
その劇を見たことがあったのか、なかったのか記憶にない。

歌の背景を説明できたらいいなと思い、

どこかに脚本はないかと探してみたら
昭和23年刊行の本がみつかって、早速とりよせた。

戦後すぐのものなので、紙質といい、印刷といい
当時の物のない時代を反映している。

そのうえ、ほぼ私の年齢に近い年月がたっているので、
かなり傷んでいる。

奥付には、編著者が文部省芸術課とある


著者欄には、今日出海の名もある。
(今と違って、それぞれの住所も載っている)



学校劇や児童劇の脚本をいっぱい書かれている斉田喬さんの演出のアドバイスや
舞台装置の簡単な絵、登場人物の扮装なども描かれている。





この歌のいいところは、「まばゆいようなそのあした」にあるような
希望を感じることばだ。

お年寄りも、いい歌ねといいながら、このところよく歌っている。

歌一つで、気持ちが明るくなる。大事なことだと思う。


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