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豪快、愉快、痛快、爽快。うさぎに完勝!!

 うひゃひゃ。この時広島ができんかったこと二日続けて阪神が代わりにやったったで。巨人をギッタギッタにイワしたった。
 きのう皮をひんむいてやった白うさぎを、きょうは逆さ吊りにしてうさぎ汁にしたったで。
 ま、完勝やな。それもいつもはうさぎがやっとう得意技でたたきのめしたんやから愉快痛快。ウェスタンラリアートでスタン・ハンセンを、16文キックでジャイアント馬場を、卍固めでアントニオ猪木をやっつけたみたいやな。きょうの阪神の得点はぜんぶホームラン。藤井1本、新井貴浩2本。新井兄は3試合連続ホームラン。う~む。新井兄弟がますます頼りになってきたな。先発スタンリッジは完投完封。きょうもお疲れリリーフ陣を休ませられた。こうなりゃ、前回の甲子園の再演や。交流戦前の腹ごなしにうさぎ汁を3杯おかわりや。
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とつぜんコラム №141 国民栄誉賞!?

 きのう、阪神VS巨人の能見祭を観ていたら、じつに珍妙なものを観た。午後6時からはBSだが、7時からは地デジでの放送だった。本当は阪神の試合はすべてサンテレビで観たいのだが、それはムリとして、日本テレビ系列の放送しかないのだから、嫌でもこの放送を観るしかない。で、例のバカ騒ぎの様子を見せられてしまった。
 松井秀喜がピッチャーで、長嶋茂雄がバッター、原辰徳がキャッチャー。そしてその後ろに干しイモみたいなおっさんが立っとった。こいつが背番号96をつけた安倍晋三。どうもこんなとこでまで憲法96条改悪を訴えたいらしい。本人は96代首相だからだといっとるがほんまかいな。
 それにしても読売という一私企業グループのイベントに、一国の宰相が嬉々として 協力してもいいものだろうか。長嶋茂雄と松井秀喜の国民栄誉賞授賞式の一環とのことだが、だったらなぜ首相官邸で行わない。それにあの茶番は広島VS巨人の始球式でもあったわけだろう。かような安倍内閣と読売の茶番PRにつきあわされた広島の選手諸君も気の毒だ。かくなる上は、こんな日は意地でも巨人に負けへんぞ。ギッタギッタにイワしたる、ちゅうんで広島がぼろ勝ちしたらおもろいのに、1対0で負けてる。まことに遺憾に存ずる次第。どうもセリーグ4球団、広島、ヤクルト、DeNA、中日らは、巨人をやっつけることはあきらめて、2位の阪神たたきに本気を出してる様子。これは、ま、戦略としては納得がいき、いたしかたなきことだ。わが阪神タイガースとしては下位球団にせいぜい取りこぼしなきよう応援する。
 この茶番、長嶋、松井のご両所がいっぺんに国民栄誉賞を受賞したから行ったわけだろう。どうせナベツネの悪だくみのなせる所行と邪推するが、親読売のお歴々のはしゃぎようは、見ていてまったく滑稽である。長嶋茂雄が肉声でしゃべっとるちゅうんで喜んどるバカがいる。不自由な身体になったとはいえ、長嶋は生きとるんやから、しゃべりもしようぞ。ワシに取っては、この時、桂米朝師匠の肉声を聞いた方がよっぽど感激やった。
 長嶋がそんなに偉いんか。確かに一流の野球選手やったことは認めるけど、純粋に実績だけ見たら、張本勲や野村克也の方が上やろ。ホームランの数も金本知憲の方が上や。ある年代の人間にとっては、巨人ファンであるなしに関わらず、長嶋はスーパースターとして崇拝すべき存在であるちゅうことをゆうヤツがおる。アホか。ワシもある年代の人間やけど、長嶋なんぞはスーパースターとは思うてへん。ワシにとっては天覧試合で長嶋にでっかいファウルを打たしたった村山実の方がよっぽどスーパースターや。それに長嶋、松井、両名とも優等生でいっこもおもろない。安倍にニコニコして、ええ子ちゃんのコメントをゆうてなにがおもろい。やっぱ、国民栄誉賞なんぞというええかげんなもんに対する対応としては福本豊の対応が一番ええんちゃうん。「そんなんもろたら立ちションもでけへん」ええな。おもろいやんか。
 だいたいが国民栄誉賞なんてもんは、ええかげんなもんで、時の内閣の人気取りで、人選に対する不満、批判、疑問が多々有るのは当然である。そもそも手塚治虫が受賞していない。同じ漫画家でも長谷川町子が選ばれていて、なぜ手塚が受賞しない。長谷川は「サザエさん」という国民的なキャラクターを創った功績は大きい。確かに長谷川町子は国民栄誉賞に値する。しかし、私見だが手塚の果たした功績は長谷川以上である。その手塚が受賞しない。国民栄誉賞ってしょせんこんなもんだ。

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