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JR 六甲道


 このJR六甲道駅周辺は、新長田駅周辺と同じく、阪神大震災で大きな被害を受けた。地震の強い揺れで、駅舎が全壊した。駅周辺も甚大な被害を受けた。そのため、新長田と同じく、駅周辺は地震の前と後では、大きく様変わりした。神戸市は、このあたりを震災復興事業の東部副都心地区として力を入れたが、ここも新長田同様、全国どこにでもあるただの駅前広場になってしまった。残念である。
 小生はこの駅は図書館を利用する時に使う。小生、本は期限を切られて読むのが嫌だから、原則として買っているが、それでも図書館を使うこともある。小生宅から一番近い図書館は東灘図書館だが、あそこは摂津本山を降りて、山手幹線を越して歩かなければならない。灘図書館なら、ここ六甲道を降りてすぐ前のビルの2階。雨の日でも駅から図書館までぬれずに行ける。
 東灘図書館はいずれ住吉の東灘区役所跡地に移転する。移転後も東灘図書館へは住吉を降りて、こんどは国道2号線を越えて歩かなければならない。図書館はこの六甲道で降りて灘図書館が便利。退職して隠居になって毎日電車に乗らなくなったら東灘の方が便利かな。
 この駅より少し北に、阪急六甲駅がある。阪急では駅名が「六甲」このJRでは駅名が「六甲道」この駅の所在地神戸市灘区には六甲町という町がある。この駅のすぐ西が神戸市灘区六甲町である。阪急の六甲駅は灘区宮山町。だから、町名にちなむ駅名だと、阪急よりJRの方が「六甲駅」にふさわしい。では、この駅名の「道」は何か。どうも六甲山を基点にかんがえられた駅名ではないか。六甲山へ至る道の駅だから「六甲道」なのだろう。阪急の場合、JRより北で、だいぶん六甲山にちかい。阪急の感覚ではあそこはもう、六甲山なのだろう。
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