雫石鉄也の
とつぜんブログ
大丸新長田店が閉店
JR新長田駅前の大丸新長田店が閉店することになった。新長田駅前の「顔」ともいうべき店だ。新長田の駅の南口を出ると、すぐ右手に見えるデパートだ。このすぐ西隣に鉄人28号が鎮座している。
長田区は震災後、神戸市内で唯一、人口が震災以前まで戻っていない区だ。阪神大震災で長田は大きな火災に見舞われ、広い面積が焼失した。新長田はJRの駅、神戸市営地下鉄も海岸線と西神線、山手線の三つ路線のターミナル駅だ。この新長田駅周辺は、神戸市長田区復興の原動力ともなるべき地域といえる。それが、駅前の核店舗ともいうべき新長田大丸の撤退。これは神戸市の復興計画の失敗といわれてもいたしかたないだろう。神戸市は復興といって、全国どこにでもある駅前広場を劣化コピーしただけだ。
神戸出身の漫画家横山光輝氏にちなんでKOBE鉄人PROJECTが活動している。このプロジェクトはNPO法人が運営。民間だ。鉄人28号もその成果だし、横山氏のもう1つの代表作「三国志」にちなむイベントも行われ、地域の活性化に役立っている。神戸市の行政とこういう民間の活動をもっと有機的に連動させられないのだろうか。とりあえず神戸市営地下鉄ではそれなりの電車を走らせているが。
神戸の新市街地たるハーバーランドに関しても、あまり景気の良い話を聞かない。西武は出店後わずか2年で撤退。ダイエーも撤退。そして阪急も今年の3月に閉店した。
神戸市はかって「神戸市株式会社」といわれて、都市経営のお手本といわれていた。こういうことは抜群に優れた手腕を発揮した都市だった。1981年、画期的な人工海上都市ポートアイランド完成。それを祝してポートピア81開催。いち都市が開催した博覧会として大成功をおさめ、その後の同様の新市街地開発とそれに関連する博覧会開催のさきがけとなった。
世界的な景気の影響もさることながら、神戸市は未だに大震災の痛手から完全には立ち直っていないといえる。復興への道は遠く険しいのである。でも、神戸は負けないのである。
長田区は震災後、神戸市内で唯一、人口が震災以前まで戻っていない区だ。阪神大震災で長田は大きな火災に見舞われ、広い面積が焼失した。新長田はJRの駅、神戸市営地下鉄も海岸線と西神線、山手線の三つ路線のターミナル駅だ。この新長田駅周辺は、神戸市長田区復興の原動力ともなるべき地域といえる。それが、駅前の核店舗ともいうべき新長田大丸の撤退。これは神戸市の復興計画の失敗といわれてもいたしかたないだろう。神戸市は復興といって、全国どこにでもある駅前広場を劣化コピーしただけだ。
神戸出身の漫画家横山光輝氏にちなんでKOBE鉄人PROJECTが活動している。このプロジェクトはNPO法人が運営。民間だ。鉄人28号もその成果だし、横山氏のもう1つの代表作「三国志」にちなむイベントも行われ、地域の活性化に役立っている。神戸市の行政とこういう民間の活動をもっと有機的に連動させられないのだろうか。とりあえず神戸市営地下鉄ではそれなりの電車を走らせているが。
神戸の新市街地たるハーバーランドに関しても、あまり景気の良い話を聞かない。西武は出店後わずか2年で撤退。ダイエーも撤退。そして阪急も今年の3月に閉店した。
神戸市はかって「神戸市株式会社」といわれて、都市経営のお手本といわれていた。こういうことは抜群に優れた手腕を発揮した都市だった。1981年、画期的な人工海上都市ポートアイランド完成。それを祝してポートピア81開催。いち都市が開催した博覧会として大成功をおさめ、その後の同様の新市街地開発とそれに関連する博覧会開催のさきがけとなった。
世界的な景気の影響もさることながら、神戸市は未だに大震災の痛手から完全には立ち直っていないといえる。復興への道は遠く険しいのである。でも、神戸は負けないのである。
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