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9月19日(水) 第45回宣伝会議賞

 9月15日発売の「宣伝会議」誌上で第45回宣伝会議賞の課題が発表された。今回は今までで一番多くて65課題。締め切りは11月15日だから1日1課題か2課題づつ作って行けば全課題ができることになる。とはいうものの毎年この賞には応募しているが全課題を作ったことはない。どうしてもできない課題が必ずある。このあたりはアマチュアの甘さか。プロならなにがなんでも作らなければいけないのだが。
 小生はコピーライターではない。大昔コピーライターをしていた。本業は全く職種も業界も違う。趣味と、小遣いの足しが目的で標語、ネーミング、川柳などをひねっているが、今はアマチュアである。それでもこの宣伝会議賞には毎年挑戦し続けている。
 9月15日から11月15日までの2ヶ月間はオフの時間はコピーライターになる。とはいっても小生はもはや中高年。この歳で広告業界に復帰するつもりはない。それでも応募する。この賞の目的は新人コピーライターの発掘なのだが、年齢を記載して作品を応募することは、賞の目的から考えて不利だとはわかっている。それでも応募する。
 毎年数作の作品が1次審査は通過する。2次審査まで行ったことはない。なんらかの結果を出すまで、この宣伝会議賞には応募し続けるつもりだ。結果が出たらその時に考える。応募をやめるか続けるか。

 上方演芸ホールを観る。
 桂つく枝 狸さい
 笑福亭三喬 転宅

 どちらもなかなか聞かせた。三喬さんの噺は東京落語からの移植とのこと。主人公のおすぎさんが、ええ女でしたたかで魅力的なキャラ。
 つく枝さんの「狸さい」うまいが一ヶ所だけ気になる点が。狸がサイコロに化けたあと主人公に手でコロコロ転がされて「目まわりまんがな」といった。その後もさらにコロコロを続けた。これでは主人公の狸への優しさが表現できない。「目がまわる」と狸がいったら転がすのはすぐ止めるべき。
 DVDで桂米朝師匠の「狸さい」を確認した。米朝師匠は狸が目が回るといったら転がすのを止めた。つく枝さん。古典をアレンジする姿勢は評価できるが先輩の良いところは残すべきでしたね。
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