走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

今後求められる管理職像

2010年09月23日 23時56分39秒 | つぶやき
 少し前の管理職像は、方向性を示し、責任をとればよかったそうである。
しかし、今は、その「責任」についてもう少し突っ込んだ考え方が大事だという。
その責任とは、「人の仕事に責任を持つ」という意味に使われていたが、今は「組織の成果に責任をもつ」という風に変わってきたそうだ。

 つまり、貢献する責任ということである。

 このことは、容易なことではない。
自分だけが動いて、成果に結びつけるのであれば、それでもがんばれば可能かもしれない。
しかし、部下や関係する人や団体、時には組織などを巻き込みながら成果を出すというのは大変なことだ。
部下の能力や性格を把握しながら、常日頃からのネットワーク構築ができていないと成果に結び付けれない。
自らの知識と能力を全体の成果に結び付けなければならない。
自らのアウトプットが他の者のインプットにならない限り、成果は上がらないのである。
アウトプットとは、知識であり情報ということ。
この知識と情報は、急には発生しないから日々の積み重ねが大事になる。

 また、今後求められる管理職像としてプレジデント誌(2010.10.4号)では、「イノベーターとモチベーターになれ」ということ。
イノベーターとは、イノベーション(物事の「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。)をおこせる人。
一方、モチベーターは「この人と一緒に仕事をしたい」と思われる人。
「多少きついことをいうけれども、この人だったら一緒にやっていける」

 (自分も含め)そういう上司にぜひなっていただきたい...