走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

旅行と旅

2010年09月06日 19時53分37秒 | 地域散策
旅行と旅

なんだか同じようでちがうような気がする。
「旅行」というと一人ではなく、必ず仲間や家族が傍らにいるイメージがある。
「旅」はというと自分ひとりで、多くとも愛しき人とするイメージが自分の中にはある。



季節のうつろいの中で、見る風景が心象風景として残るのが「旅」
悠久の時間の中でゆっくりと、思い出を焼き付けていくのが「旅」

今までは旅行客は多いが、旅をする人は少なかったような気がする。
でも、最近、道後のまちをよく歩くようになってから旅に来ている人が
増えているような気がする。
個人旅行と団体旅行というお役所的な分け方ではなく、旅行客と旅人。
そんなわけ方の方がピッタリと来る。
旅人は何を求めて旅に出るのか...
誰もが気付くことよりも自分だけが気付いたことの喜び。
そんなものを探しているのではないだろうか。

通り一遍な見方では旅行は分析できても、旅はわからない。
真剣に旅人の歩く様子や会話に耳を傾けると、行き詰まった観光産業の
答えが出てくるような気がする。

「湯のまち道後」
喧騒の中にも道後ならではのにおいや音を感じながら、道後ならではの風に酔う。