今週の自分にとって大きな出来事とは、母の認知症が始まったことです。
仕事が終わって、夕方、いつものように母を訪ねると立ったままカステラを食べていました。
「座らないの?」と問いかけると、返事が返ってきません。
しばらくして、母が「朝ごはん食べてきたん?」と問いかけてきました。
「え! 今仕事から帰ったとこよ」
「何いよるん、今は朝やろがな」
そのとき、内心はっとしました。
認知症の初期症状は、体内時計が壊れると聞いたことがあるからです。
そうなると、夜中に突然起きだしたり、食事直後に「お腹がすいた」と言い始めるそうです。
そして、介護する側が心がけることは否定的な言葉を発しないように心がけるということ。
例えば、夜中に突然起きだした時には、きっと夜と朝を間違えているので、「朝になったから起きる」という言葉を否定せずに「そうやね、朝やね」といってカーテンを開けて本人に夜であることを本人自身に確認させることが大事だそうです。
つまり、全否定から始まると、かえって逆上してしまうことが多いそうです。
これは、スウェーデンの介護を勉強したときに学んだことです。
認知症は進行を緩やかにすることはできても完治させることは現代医学では難しいと聞いたことがあります。
そのためのケアをこれからいろいろと試してみようと思っています。
そして、母の記憶からだんだんと私たち家族の記憶が薄れていくことです。
なによりも、そのことが一番ショックでした。
死んだ父のことも忘れていくのでしょうか...
母のこれから残された時間がどれだけあるかわかりませんが、できるだけ幸せな時間を刻むことができればと思っています。
仕事が終わって、夕方、いつものように母を訪ねると立ったままカステラを食べていました。
「座らないの?」と問いかけると、返事が返ってきません。
しばらくして、母が「朝ごはん食べてきたん?」と問いかけてきました。
「え! 今仕事から帰ったとこよ」
「何いよるん、今は朝やろがな」
そのとき、内心はっとしました。
認知症の初期症状は、体内時計が壊れると聞いたことがあるからです。
そうなると、夜中に突然起きだしたり、食事直後に「お腹がすいた」と言い始めるそうです。
そして、介護する側が心がけることは否定的な言葉を発しないように心がけるということ。
例えば、夜中に突然起きだした時には、きっと夜と朝を間違えているので、「朝になったから起きる」という言葉を否定せずに「そうやね、朝やね」といってカーテンを開けて本人に夜であることを本人自身に確認させることが大事だそうです。
つまり、全否定から始まると、かえって逆上してしまうことが多いそうです。
これは、スウェーデンの介護を勉強したときに学んだことです。
認知症は進行を緩やかにすることはできても完治させることは現代医学では難しいと聞いたことがあります。
そのためのケアをこれからいろいろと試してみようと思っています。
そして、母の記憶からだんだんと私たち家族の記憶が薄れていくことです。
なによりも、そのことが一番ショックでした。
死んだ父のことも忘れていくのでしょうか...
母のこれから残された時間がどれだけあるかわかりませんが、できるだけ幸せな時間を刻むことができればと思っています。