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走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

HONDAという企業風土

2006年09月25日 02時37分28秒 | その他
 昨夜、夜半のテレビ番組を見ていると車メーカーのF1参戦の軌跡について特集が組まれていました。
それを見ていると、本田の創業者であります本田総一郎氏の言葉で、「やる失敗より、やらないで諦める失敗の方がはるかに怖い」というのがありました。
 今のHONDAを世界のHONDAに築き上げ、決して血縁で後継者を決めなかった本田総一郎氏の考えは、企業理念となり、企業風土にまでなっています。
 つくづく組織は、例え創業者が血の出るような思いで築きあげたとしても、私人のものでないということであります。
本田総一郎氏はこのことをよく理解していて、その引き際も、あまりの潔さで、世の中の人たちが驚いたものであります。
組織をどのようなことがあっても私物化してはいけないのです。
 そして、個人の理念を浸透させるのではなく、組織風土にまで高めることが重要なのです。
それには、短時間で浸透するものではなく、例えば、F1レースで果敢に挑戦し続けるだとか、トップが引退したときに、その時点で人事に一切口出しできないなど、さまざまな仕組みや行動が裏づけされていないと、定着しないのです。
 そのための信念と、それをやりぬく行動が、私には備わっているのか、つい自問自答してしまいました。

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