ホンダのスタンスを言い表すコピーに「枠にはまらない」というのがある。
町工場から生まれたホンダ。
今では、世界を代表する企業となった。
巨大企業が陥りやすい、閉塞感にも似た組織の限界点。
それを打破すべく内外に向けたメッセージが、「枠にはまらない」なのだろう。
そして、そのメッセージは誰よりもうちに向けた要素が強いような気がする。
そのためには、まずトップ自らが、さまざまなシーンで失敗を恐れず、果敢に挑戦し続ける姿勢を示す必要がある。
巨大企業病から脱出し、新たなステージに向かうためには、この「枠にはまらない」精神が何よりも大切なのである。
若い人たちが、この精神を持って前に進む限り、この国の未来は明るい。
そして、若い自治体職員が、この精神を持って前に進む限り、このまちの将来は希望に満ち満ちるのである。