走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

旬が壊れてる...

2010年10月02日 11時10分02秒 | つぶやき
 今日、テレビを観ていて異常気象で秋刀魚がとれなく高騰しているという。
つまり、食卓から秋刀魚がなくなるということ。

 海水温が高くなり、秋刀魚が南下しにくいことが原因のようだ。
私は、勝手に地球規模の異常気象はすべて海水温が原因だろうと思っている。
そして、海水温を上げているのがお天道様(太陽)じゃないのかということです。

 確かに地球温暖化の原因は人間にあるかもしれない。
でも、太陽の影響に比べたらちっぽけな気がしてならない。

昔の人たちは、自然の中で自然に逆らわずに生きてきたと思う。
その証拠に、友人が言っていたのだが旧暦で言うお盆は、今年は二週間くらい遅れているというのである。
つまり、残暑が二週間は長引くというのである。
昔の人たちは、自然を自然として受け止め、それを上手に生活の中に取り入れていたと思う。

 しかし、あるときから「旬の先取り」という言葉が出てきた。
この言葉はなぜ出てきたか今考えると、ある食品販売会社の人に聴いたことがあるが、旬を先取りすると売る側は高値で売れるからだという。
つまり、売る側から生まれ、売る側の論理で育まれた(?)言葉なのである。

 そして、いつの間にか「旬の先取り」を「旬」にすりかえてきてしまったような気がする。
日本人はいつの間にか自然の中で生き、自然の中で育まれているということを忘れてしまっているのではないか。
そして結果的には、自分で自分の首を絞めているような気がする。

 経済至上主義の招いた結果、私たちは日々の暮らしの大切さを忘れさせてしまったのではないかと改めて考えさせられた。







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