地域の仕事に携わるようになって公民館を含めると早7年になる。
とても充実し、楽しく仕事ができている。
地域の人たちと話ができるのがたまらなく楽しい。
たくさんの財産やチエも蓄積できた。
何よりも人に助けていただかないと何もできないということを心底思うようになった。
昔の自分は机に向かって座ったまま人を動かしていたような気がする。
そんなときの自分を振り返ると、赤面してしまう。
情けないとも思う。
きっと自分の力を過信していたのであろう。
人には「看板を自分の実力と勘違いしないように」、なんて偉そうなことを言っていたような気がする。
誰よりも自分が一番勘違いしていたような気がする。
地域の人たちと本気で接することができ始めた頃から気づいたのは、その人たちが無償の愛で行動しているということ。
そして、誰よりも先頭に立って行動しているということ。
本当に頭が下がった。
自分がやってこそ意味があるということをその背中を見て学んだ。
どんな仕事でも、自分が苦労するからこそ喜びが生まれるんだということを教わった。
他人任せにしてばかりだと、例え成功しても、充実感につながらないことを教わった。
そして、その一生懸命さが人を動かすことをいやというほど教わっている。