NHKで「猫のしっぽ カエルの手 京都大原 ベニシアの手づくり暮らし」という番組をご存知だろうか。
その中で「雪国のぬくもり」というのがあったのだが、雪深い会津を主人公のベニシアさんが訪ねるというもの。
その番組の最後に、ベネシアさんが出会った人たちを思いながら次のような思いを語る。
とてもきれいな内容だったのでご紹介します。
寒さ厳しく 霧で薄暗い冬の日です。
空に舞う雪を見上げていたら
涙が浮かんできました。
寂しいけれど 終わりに近づいた長い旅の中で
出会ったすべての人の笑顔を思い出したからです。
雪国 ここ福島に暮らす人々はどんな苦難も
乗り越えられる強い心を持っていると感じます。
燃える薪のそばで暖をとりながら 手芸品を作る人たち
彼らの暮らす農家の周りには 雪はシンシンと積もります。
生きていると困ったことや挫折は
次々と起きるものですが
それでも私たちの心の奥底の
何かが前進させてくれるのです。
なぜなら 誰しも心の奥底に
光り輝く時を待つ太陽があるからです。