走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

玉に瑕(きず)

2012年05月09日 21時29分21秒 | 読書
 若い友人たちと二週間に一回ペースで早朝に読書会を行っている。

 要領は、小難しい本を選び、各章ごとに担当を決め、その内容をわかりやすく整理しレジメを作成、その担当者が発表するというものである。
 今回もなかなか難解であった。

 最年長ということもあり、若い友人ほど理解できない(もともとデキがよくないせいか...)
 自分の番が回ってきたときは、咀嚼できないため、一ヶ月くらい待たせてしまった。

 それでも十分に理解できていなかったような気がする。
 本当に申し訳なかった。

 でも、気づいたことがある。

 以前だと、わからないときでもわかったようなフリをしていたが、年を増してくると正直に「わからないから待ってください」と正直にゲロできるようになった。
 本当に不甲斐ないとは思うが、いたしかたない。
 わからないことは、わからないと正直に言うことにしている。

 弱音や本音を言える。
 どうやら若者の特権というよりは、年寄りの特権かもしれない。

 なんとか若い友人たちについて行くというよりも、引っ張ってもらいながら、もう少し勉強をしようと思っている。
 残念なことに、成長の跡が見えないのが「玉に瑕」である。