走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

個人の功名など小さなこと。

2007年03月05日 05時35分50秒 | その他
☆☆☆ 足跡について

 前職の関係の事業が進みだしたと報道がありました。
 私の方は、今の仕事に追われ、余裕がなかったためにS先生や関係者の皆さんに非礼をしてしまいました。

 後日、「あなたの残した足跡が、花を咲かせましたね。」と言ってくれた人がいるのですが、実は私はきっかけだけを作っただけで、形にしたのは今のスタッフであり、彼らの力だと思うのです。
 これは、とっても凄いことで、大変苦労しただろうなと思います。

 また、「せっかく自分が取り組んだのに、寂しくないですか?」と聞く人もおられましたが、武田信玄の四名臣の一人と言われた内藤昌豊の話を挙げ、私の姿勢を示させてもらいました。

 
☆☆★ 内藤昌豊の話

 昌豊は、その生涯において数え切れないくらい功名に輝いたが、なぜか信玄からは一通も感状を受け取っていない。
 そのことに関して、それでいいのかと人に聞かれ、昌豊は次のように応えたといいます。

 「合戦は大将の軍配によって勝利を得るもので、個人の手柄にこだわることなど、小さなこと。」といったと言う。

 私は、仕事をするとき、いつもこのことを気にとめながら行っています。


☆★☆ うれしい話

 今回の事業が進めば足の不自由な人たちにとっては光明がさすことになります。
 事実、私の友人もこの話を聞いて、子どもたちのために、早速、登録しましたというメールをいただきました。
 何よりもこのことが一番うれしいことなのです。
 歩いたことのない子どもが歩けたとしたら、さまざまな可能性が生まれます。
 すごいことだと思いません?
 私たちは、地域や住民のためになることができれば、個人の功名なんて小さいと思いませんか。