大分前に“沖縄そばシリーズ”で、離島そばの地域差・特徴を特集したが、大東そば・宮古そば・八重山そばは紹介したが、久米島そばを飛ばしてしまった。そこで遅まきながら、久米島そばを取上げる。
久米島の農業は、元々続いた稲作がサトウキビに変わったが、泡盛文化500年の伝統が物語っているように、発酵・醸造技術は延々と培われてきた。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
戦後アメリカ軍占領下で、小麦粉が入手可能となり、小麦粉を使った代表的な料理の一つが沖縄そばで、久米島でも各家で独自のそばが誕生した。
その後家計を支える現金収入を求めて、おばあちゃんが沖縄そば屋を始め、そばの味を競い合った結果が、現在でもポピュラーな久米島そば屋であり、沖縄そば普及のきっかけとなったらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/32/ffff01721bd85a260a4d45ed068d0385.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/35/198f904573a0e74630841d99614a2da5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/0d/2abeb37f15d8332cd3834dc5f033534d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/6b/12b3618232d6934f755faf86aab038ae.jpg)
写真は上から、久米島“三坊”の沖縄そば500円也、久米島空港内“松原”の久米島そば500円也、“パーラートップ”の野菜そば600円也及び“スリーピース”のピリ辛味噌そば600円也。
“久米島そば”は、他の離党“沖縄そば”とどこが違うのかというと、久米島で製麺されたものを使っていれば“久米島そば”であるらしい。
久米島そば屋で手打ちされたそばは勿論のこと、久米島の3つの製麺所で加工された、そば麺も含めて久米島そばと云う。
久米島そば麺は、平均的な沖縄そばに近く、やや黄色くて平たい、少し縮れた柔らかい麺で、沖縄そばと特別に違った特徴はないらしい。きしめんに似ているとの評価もあるが・・・・・・。
そば屋により多少違うが、豚骨・鶏ガラ・カツオ・野菜などからとられるあっさりダシが一般的で、優しくまろやかな味が売物らしい。
海洋深層水で発酵させた、特産物の久米島味噌を使ったスープは、久米島ならではの格別な贈物だけに、是非とも味わいたいそばの出汁。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_hat.gif)
久米島そばは、素材の持ち味を引出した、シンプルな仕上がりで勝負していると云える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/6a/2c8a8d2408565b793a2230144fc84dff.jpg)
写真は、久米島の“ちきあぎ”とカマボコ巻きの黒米にぎり。
沖縄そばにはカマボコがトッピングされるが、久米島そばの特徴は、“ちきあぎ”と呼ばれる、カマボコのような具が載っている。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_en.gif)
“ちきあぎ”は、魚のすり身と野菜を混ぜ合わせた、さつま揚げのような揚物で、特に香り・彩り・風味などからヨモギやアーサー入りが好まれている。
シンプルな久米島そばに、“ちきあぎ”・アクセントを加えたコンボそばは、彩を演出するのに十分。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
久米島の農業は、元々続いた稲作がサトウキビに変わったが、泡盛文化500年の伝統が物語っているように、発酵・醸造技術は延々と培われてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
戦後アメリカ軍占領下で、小麦粉が入手可能となり、小麦粉を使った代表的な料理の一つが沖縄そばで、久米島でも各家で独自のそばが誕生した。
その後家計を支える現金収入を求めて、おばあちゃんが沖縄そば屋を始め、そばの味を競い合った結果が、現在でもポピュラーな久米島そば屋であり、沖縄そば普及のきっかけとなったらしい。
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写真は上から、久米島“三坊”の沖縄そば500円也、久米島空港内“松原”の久米島そば500円也、“パーラートップ”の野菜そば600円也及び“スリーピース”のピリ辛味噌そば600円也。
“久米島そば”は、他の離党“沖縄そば”とどこが違うのかというと、久米島で製麺されたものを使っていれば“久米島そば”であるらしい。
久米島そば屋で手打ちされたそばは勿論のこと、久米島の3つの製麺所で加工された、そば麺も含めて久米島そばと云う。
久米島そば麺は、平均的な沖縄そばに近く、やや黄色くて平たい、少し縮れた柔らかい麺で、沖縄そばと特別に違った特徴はないらしい。きしめんに似ているとの評価もあるが・・・・・・。
そば屋により多少違うが、豚骨・鶏ガラ・カツオ・野菜などからとられるあっさりダシが一般的で、優しくまろやかな味が売物らしい。
海洋深層水で発酵させた、特産物の久米島味噌を使ったスープは、久米島ならではの格別な贈物だけに、是非とも味わいたいそばの出汁。
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久米島そばは、素材の持ち味を引出した、シンプルな仕上がりで勝負していると云える。
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写真は、久米島の“ちきあぎ”とカマボコ巻きの黒米にぎり。
沖縄そばにはカマボコがトッピングされるが、久米島そばの特徴は、“ちきあぎ”と呼ばれる、カマボコのような具が載っている。
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“ちきあぎ”は、魚のすり身と野菜を混ぜ合わせた、さつま揚げのような揚物で、特に香り・彩り・風味などからヨモギやアーサー入りが好まれている。
シンプルな久米島そばに、“ちきあぎ”・アクセントを加えたコンボそばは、彩を演出するのに十分。
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