近畿地方の古墳巡り!

歴史シリーズ、第九話「近畿地方の古墳巡り」を紹介する。特に奈良盆地・河内平野の巨大古墳・天皇陵の謎などを取上げる。

沖縄の歴史・文化 “沖縄の常識”・“創作そば”!その5

2008年06月04日 | 歴史
前述に続き、沖縄そばのバリエーション、今求められている沖縄そばの強敵モデルとして、もっと野菜・野菜系タンパク質を取り込んだ、最新沖縄そばを紹介する。

野菜そば共に、二大潮流をリードしているのが“ゆし豆腐そば”。
沖縄でよく食べられている、ゆし豆腐は、本土では“おぼろ豆腐”のことで、にがりを入れて固まり始めた、型に入れる前のふわふわした豆腐のこと。





写真は、浦添市“高江州そば”店のゆし豆腐そば600円也及び那覇市内“川”店のゆし豆腐そば。

“高江洲そば”屋が、豆腐とそば、どうやったら互いの持ち味を活かした美味いそばが作れるかを考え抜いて作り上げた功労者。

豆腐とワカメ・昆布などがたっぷりで、ヘルシーなそばに仕上げている。
豆腐は、種々のビタミン・良質のたんぱく質・カルシウム・鉄・亜鉛等、豊富な栄養素を含む。

このゆし豆腐そばは、今までにない柔らかいフワ~っとした冷たさと温かい出汁・麺と合わさった、何ともいえないコラボ。
クリーミーなゆし豆腐とスープの塩気が絶妙にマッチ。

ゆし豆腐そばは、町の食堂でもメニューに載せる店が増えており、その人気ぶりは健康嗜好に敏感な反応が窺える。

本土でもおぼろ豆腐が人気アイテムになりつつある今日、ゆし豆腐そばは本土でも受入れられるのではないか?







写真は上から、沖縄南風原町“松そば”店のごま入りそば700円也、レタスをトッピングした扁平そば及び宮古“だるま”店の“ふーちばーそば”。

そば屋は、黒ゴマ・白ゴマや新鮮な野菜をトッピング感覚で使っているが、風味・仕上げの色彩・栄養素など全体のバランスを考えていると思われる。

どんな季節野菜がそばのスープ・豚肉の味付け具合に合うか、新製品出現が楽しみ。





写真は、沖縄そばに欠かせない“カマボコスライス”及び那覇市青ネギたっぷりのソーキそば630円也。

そばの中で鮮度が敏感に伝わってくるのが、ネギやカマボコなどの具。薬味としての青ネギは勿論、ナマズからスケソウダラまで、正月のおせち料理や毎日の食事でおなじみのカマボコは、沖縄そばには欠かせない。

本土でも五目そば・五目うどんなどにカマボコが使われているが・・・・。

沖縄そばに付き添った、ゆし豆腐・ごま・カマボコは、いずれも動脈硬化の予防効果・貧血防止効果などがあり、将に先人の知恵が込められた健康食品・長寿の宝物として、今後とも貴重な存在感を示し続けるであろう。

沖縄そばにも、長寿のお供が付き添っているとは、沖縄ならではの食へのこだわりを実感する。


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