goo blog サービス終了のお知らせ 

近畿地方の古墳巡り!

歴史シリーズ、第九話「近畿地方の古墳巡り」を紹介する。特に奈良盆地・河内平野の巨大古墳・天皇陵の謎などを取上げる。

沖縄の歴史・文化 沖縄の特徴・“沖縄の常識”高校野球は!

2008年05月16日 | 歴史
沖縄の高校野球は、何故強いのか?
しかし春の選抜大会には、今年も含め過去2度、沖縄尚学が全国制覇したが、夏の甲子園全国大会には沖縄県勢は何処も、手が届かないのは何故か?





写真は、2008年春季選抜高校野球全国大会で、“沖縄尚学”優勝の瞬間及び沖縄県勢の甲子園を目指す野球大会予選での野球熱。

沖縄諸島の少年野球人口は、少年野球チームが地域に根をはっていることもあり、人口比にすると全国一多く、本土は12月~2月までシーズンオフで対外試合が禁止されているのに対して、一年中野球ができる自然環境にある。

叉プロ野球球団のキャンプ地として、レベルの高い野球に触れ合うことができる点や高校野球に対する熱い県民性が後押ししている。

全国的には無名の高校が甲子園に出場したり、県大会・地区大会で大旋風を巻き起こすことがあるが、実力に裏打ちされたそれなりの要因がある。

その要因には、プロも注目するような投手を擁して、突如として強くなった“突然変異型”のチームもあれば、時間をかけて戦力を充実させて強くなった“漸増的戦力アップ型”もある。

沖縄の場合、上述したとおりの恵まれた諸条件に、良き指導者を迎えれば、限りなく漸増的戦力アップが可能になる。

沖縄はプロのキャンプ地化が進み施設・用具が充実し、冬の亜熱帯気候を生かした実戦トレが十分出来るので、春の選抜へ向けて他県より遥かにチームを仕上げ易いし、選抜へ向けて冬場に十分な走塁練習が出来るのは沖縄だけ。



写真は、沖縄尚学の練習風景。

全国的に冬場の対外試合が規制されたことが、元々離島ハンディがある沖縄にはプラスに作用している。現在の制度ではセンバツは沖縄・鹿児島が圧倒的に有利と云える。高校野球の場合、充実した練習量が戦力アップに大きく関わることを考えると、沖縄・鹿児島は恵まれている。

一方冬場も実戦練習が主になるため、体力アップの基礎トレが立ち遅れ気味で、春から夏へ体力の伸び方が少なく、3月~4月に県大会・選抜大会・九州大会・GWの招待試合が続き、5月に入るとすぐに梅雨入り、明けると夏の大会が始まるので、春から夏へ向けて集中的に強化出来る期間が短いこともハンディ。

どんなスポーツでも基礎体力如何が、後々大きく利いてくること、特に伸び盛りの中高校生には、基礎体力強化が必至テーマであることを考えると、タイムリーな基礎トレの充実・強化が夏の大会に大きくものを云う。

沖縄県勢の夏に向けたチャレンジを見守りたい。グッドラック!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。