「 処分についての審査請求に対する 裁決」に関する基本問題。
第40条~第44条までをしっかりやっておけば(ひととおり目を通しておけば),明らかに不自然な選択肢を消すことができますので,正解にたどりつけると思います。
「問題」
処分についての審査請求に対する裁決に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。
1 裁決には理由を附すこととされているが、これが附されていなくとも、裁決が違法となることはない。
2 裁決においては、違法を理由として処分を取消すことはできるが、不当を理由として取消すことはできない。
3 裁決は、書面ですることが原則であるが、緊急を要する場合は、口頭ですることも許される。
4 裁決に対して不服がある場合でも、これに対して行政事件訴訟法による取消訴訟を提起することはできない。
5 裁決においては、処分を変更することが許される場合でも、これを審査請求人の不利益に変更することはできない。
(平成21年度 行政書士試験 問題14)