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シーズン2

会社法で1問(平成23年度司法書士試験午前の部第29問)

2011年07月14日 17時47分00秒 | 会社法過去問

 今年の司法書士試験の会社法から「新株予約権」についての問題。

 新株予約権は行政書士試験でも,まるまる1問の出題実績がありますからね(昨年です)。

 ここは注意したほうがいいかもしれません。

                  「問題」

 新株予約権に関する次のアからオまでの記述のうち、誤っているものの組合せは、後記1から5までのうちどれか。

 ア 譲渡制限新株予約権の譲渡等承認請求について、会社が承認をしない場合には、当該会社又は指定買取人が当該新株予約権を買い取らなければならない。

 イ 新株予約権無償割当てにおいて、新たに発行する新株予約権と自己新株予約権とを混在させて割り当てることはできない。

 ウ 募集新株予約権の引受人は、募集新株予約権の払込金額の全額の払込みを待たず、割当日に募集新株予約権の新株予約権者となる。

 エ 自己新株予約権の処分は、会社法所定の募集新株予約権の発行と同様の手続によらなければならない。

 オ 株主に募集新株予約権の割当てを受ける権利を与える場合において、割当てを受ける募集新株予約権の数に一に満たない端数が生ずるときは、当該端数は切り捨てられ、株主は、当該端数について募集新株予約権の割当てを受ける権利を有しない。

        1 アウ 2 アエ 3 イウ 4 イオ 5 エオ