過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

溢れる人であっても結界の中…伏見稲荷

2019-05-10 12:32:00 | 旅日記


強い力を秘めた眼差しに、頭をたれます。



5月はじめ、西に居た折りに、令和の平穏を願うために、と、伏見稲荷大社に詣でました。



曇り空でしたが、同じように願う人波が、溢れんばかりでした(微笑)。順番待ちの列は、離れて続いています。



稲穂をくわえた御狐様に、芦原瑞穂の国の伝統を思います。



なんと! こちらの絵馬は、鳥居型です。ビックリ!

本殿に御詣りをし、令和奉祝の特別なご朱印もいただいてから、奥の院にむかっていきます。



千本鳥居に向かう階段は、さらに人が増えたように感じました。



鳥居の入り口におわす御狐様は、巻物を加えていました。人の業の深さを連ねているのでしょうか…。そこから自由になる術が記されているのでしょうか…。







どこまでも続くかと思える鳥居。
10cm程の間隔で、差し替えられて経代していく鳥居たち。
沢山の人がいて、騒々しいのに、やはり、ここは違う気配がするのです。
結界の強さを感じます。





右が行く道、左が帰る道。人は進んで行くしかない。だけど、暮明で生まれた命は、いつか、暮明に帰ってくる。象徴的な回帰の姿。





くずおれた鳥居の間から、見上げる空。緑が滴るようでした。



石畳と鳥居の元。瓦で石留めをして、守っている、仕事の丁寧さに気づきました。
祈りを受け止めて、形を成す難しさも、また、人の仕事なのです(微笑)。





奥の院に詣でる人波、さらに登っていく石段。願をこめて、人が別れていきました。






帰りの鳥居をくぐって、戻りました。



振りかえれば、連なる鳥居は静かで、この中に、あの沢山の人が居るとは、とても思えません(微笑)。
やはり、くっきりとした結界なのです。



おりてくる頃には、青空がのぞき、晴れやかな心になった、御詣りでした。

■伏見稲荷大社、令和元年五月


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