★食の話題ではありません★
青空を目指す、ハイビスカスを一輪、皆様に捧げます。
日本軍による組織的な戦争が終わった日から、76回目の今日がきても、米軍基地が在り続けて、戦争の跡が終わらないことを、残念に悲しく思い続けています。
『ひめゆり部隊の最後』を小学校2年生で読んだ日から、私と沖縄は繋がっていて。正しく学び、正しく考えなくてはならないと、私に教えてくれました。
沖縄と戦争は、広島長崎と戦争との関係とは、また違う重さをもって、私がモノを考える根底を支えてくれた巌でありました。
2021年、コロナ禍にある沖縄県に伺うことはできないけれど、こころは共に在ります。
50年目、60年目、70年目。節目ごとに、沖縄で出会う方たちの表にある気持ちは変わっても、沖縄には今も戦争が在る、という意識は変わられていない、と思っています。何も出来なくても、忘れずに一緒に見ていきたいと、心しています。
科学が警鐘をならし、民意が止めて、と言っても、なし崩しに突き進む、オリンピックへのカウントダウン。
第二次世界大戦も、同じようにして、止められなかったのだと、私は、今年初めて気づき、虚無感に襲われました。
国民が食べるものがなくても、日本中の選ばれた都市が焼かれても、沖縄、広島、長崎に、消えることがない破壊をもたらしても、終わらなかったのだと。
同じように、コロナ禍の今も、
オリンピックの後、ワクチンによる公衆免疫が成立する前に、もう一度、高波がくるのは、戦争のときと同じかもしれない、と哀しく息をのみました…。
止められないかもしれないと、解って尚、私は、諦めたくありません。
戦争も感染拡大も、いずれも人による禍です。一人一人が変わり、権力をもつ者を動かす力になることを、切望します。
●ユネスコ憲章前文から
『戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない。』
That since wars begin in the minds of men, it is in the minds of men that the defences of peace must be constructed.
誰か、ではなくて、私が、一人一人が行動するのです。感染予防には、個人が出来ること、これからも、あるのですから。(微笑)
20210623 過労死予備群 謹書