
用達しに出かけた家族のお土産は、TVに触発されて食べてみたいと思っていた、コンビニのスイーツでした。
普段みることの無いTVを観たら(笑)、コンビニエンスストア3社の自信の商品を、プロフェッショナルが評価する、と言う番組に出会いました。
考えさせられる番組でした。
○この値段だから、それなりに美味しい、と思うのは違うと、私は学びました。
その素材やコンセプトの吟味が、きちんと出来ていての、価格であるのが筋だと。
○宣伝文句に使う材料の、特製を潰すような品物の作り方は、誠実ではない、こと。
○手に取りたい、食べてみたいと思わせない品物を、食べない。食べなくても評価できる、と言う態度への賛否がある、こと。
○この商品の開発に、自分の仕事生命をかけている、と述べた開発者の言葉に、プロフェッショナルの三人が、ほぼ同じ、僅かな笑みを見せたこと。あぁ、同じだね、と仲間を見る目を、感じたこと。
写真はファミリーマートの、トロトロが売りのプリンと、エクアドル産のチョコの香りが売りのエクレアです。
私にとってプリン(プディング)は、オーブンで蒸し焼きして作る、卵と牛乳で作る品です。
こちらの、トロトロの食感は、全く違うけれど、別なコンセプトにたつ、滑らかな食味のお菓子と思うなら、完成度は高いのは分かりました。コンセプトを立てて、完成させ、提案する商品の価値に、プロフェッショナルの評価が集まったのを、面白く食しました。

エクレールは、私が偏愛する(笑)お菓子の一つです。技術をまとめ上げて、尚、明るいエスプリを感じさせてくれるお菓子と思っています。ですので、大概は食べません(笑)。勧められると困るので、好きだとも人に言いません。
TV番組で、三人のパティシエが共通したのは、この産地のカカオを使うなら、クリームにそれを打ち消す○○産を使ってはならない、消費者の信頼を損ねる、でした。
商売の厳しさは、金額には変わらないのだ、とコメントに感じ入ったからこそ、これを食べてみようと、思いました。(微笑)
食べてみて。
私には、あそこまでの、豊かなコメントは言ってあげられない、と、自分の小ささが解りました。私ではシュー生地を否定して終わり、そこから未来への展開は伝えて挙げられない。
評価、と言う言葉の深さを、プロフェッショナルに学んだ体験になりました。休暇中ならではの気づきでした。
二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。

にほんブログ村 今日食べたもの