小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

姪っ子のお別れの手紙

2014-10-22 | 犬&猫との暮らし
亡くなったボッチを連れて家に帰り、リビングを見回したら、
普段は立てかけてあるフォールディングテーブルが倒れかかっており、
周辺に本や新聞など、テーブル近辺に置いてあったものが散乱していた。

ボッチ、何があったの?
飛び乗れなかったの? それとも落ちちゃったの?

私が外出している間に、
何かしら容態が急変することがあったのかもしれない。

ボッチが突然逝ってしまったことを聞いた姪っ子が
「お別れをしたい」と言って来てくれた。

ボッチは突発的な動き方をする子どもがあまり好きではなかったらしく、
姪っ子が低学年の頃は懐いているというほどでもなかったのだけど、
最近、彼女が上手にブラッシングをしてくれるようになったので、
ボッチも静かにやらせるようになっていた。

姪っ子も「ボッチが慣れてきた」と喜んでいたのだ。
なので、冷たくなったボッチに何度も顔をうずめ、
本当に残念そうにしていたし、最後にブラッシングもしてくれた。

そして、ボッチに手紙を書いてきてくれた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぼっちへ

きょうの夕方にしんじゃったね。
せっかくなれたばかりだったのにね。
いろいろありがとう。ゆっくりねむってね。
さようなら。
みみちゃんといっしょにいてよかったね。
みみちゃんが「ひっかいたりしたけど、
ずっといっしょにいれてよかったな」っていってたよ。
これからもがんばってねむってね。
わたしからのプレゼントはぼっち(へ)の思いだよ。
さようなら。

きりより
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「みみちゃん」というのは私のことだ。
そう、姪っ子が言うように、
みみちゃんはボッチと一緒にいられて、よかったよ。
ただ、尽くしきれなかったという後悔でいっぱい。
あの病院へ連れて行ったという最期の選択を
誤った自分に悔しさが募る。

姪っ子が帰り際に「みみちゃん、お大事に」だなんて、
珍しく殊勝なことを言うものだから、
彼女を見送った後、みみちゃんは滂沱の涙でした。

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