小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

十三夜から皆既月食へ

2014-10-08 | つぶやき
十三夜の日、10月6日はお月見の宴席にお呼ばれし、
それはそれは、美味しい手料理をいただきました。
「花より団子」でお月様を撮るのを忘れた。食べ過ぎて反省。
あらゆることにおいて「身の程」を知らなくてはなりませんね。

で、その翌日、10月7日のお月様。


10月8日は二十四節気の「寒露」、そして3年ぶりの皆既月食の宵。
ひんやりと、しいんと澄んだ宵の空気に
月はどんなふうに映るのでしょうか。


月食が始まって、6時半を回った頃でしょうか。


肉眼では、上の部分が薄い三日月のようだった。

どうしてこのような仕組みが出来上がったのかしら。
こうした人智の及ばない壮大な営みを見せつけられると、
いま、このときに生きているということは「奇跡」なんだなあと思う。
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麻布大観音

2014-10-08 | つぶやき
用事があって実家に行くときにはいつも
最寄り駅よりひとつ前のバス停で降り、長谷寺さんに立ち寄る。
観音堂に奉られている美しい観音様にお参りするのだ。




子どもの頃から「チョーコクジさん」として親しんできた長谷寺は、
曹洞宗大本山永平寺の東京別院で、専門僧堂。
昔は境内で盆踊りもやっていたけれど、今はどうなのかしら。

チョーコクジさんの十一面観世音菩薩像は「麻布大観音」と呼ばれ、
1977年の建立。正確に言うと「再建」なのだそうだ。




1945年の東京大空襲で、1716(正徳6)年に建立された先の観音像を焼失。
その観音様も2丈6尺もあったという。
再建された観音様はクスノキの一木彫りでさらに大きく、
高さ3丈3尺、約10mもある。


建立されたばかりの頃は、まあ、白くて美しかった。
やさしいお顔が輝いて見えた。
建立から30数年を経て、色は変わってしまったけれど、
いつ見ても慈悲深い眼差しで、
手を合わせていると穏やかな心持になってくる。

こころに突っかかりがあるときに参拝し、じいっと見上げていると涙が出てくる。
見守られている安心感に包まれるからでしょうか。

境内の墓地には、お参りしたことはないけれど、
日本画家の黒田清輝画伯や「喜劇王エノケン」こと榎本健一さん、
坂本九さんのお墓もあるらしい。
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