小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

ミノウスバの幼虫大発生

2014-04-28 | つぶやき
 先週、水やりをしに庭に出て、何気なくマサキ(多分)の木を見たら、幹に毛虫が這っていた。「ややや、これはっ!」と思って枝を見上げると、あら大変!!


 葉っぱという葉っぱにミノウスバの幼虫がウヨウヨいて、新芽を食い荒らしているではないか! ぎょっとして、思わずのけぞってしまいました。


 昨年の今頃は毛虫どころではない心持ちだったので気づかなかったのだけど、確か一昨年の今時分も同じような状況になっていたので、多分昨年もやられていたのだろう。

 「ミノウスバの幼虫(毛虫)が大発生すると、葉っぱを食べている音が明確に聞こえてきます!」と書かれているのを読んで、鳥肌が立った。

 木の上にいて葉っぱを食べているだけならいいのだけど、この毛虫たちは盛んに動き回り、ぞろぞろとテラスにも這ってくるし、アミ戸にも這ってくる。強靭な糸を吐き出して、いろいろな所にぶら下がるので、うっかりしていると洗濯物と一緒に取り込んでしまうこともあるのだ。

 化成殺虫剤は使いたくないので、他の方法を調べていたら「木を揺らして落ちてきたところを補殺する」方法もあると書いてあった。
 無理、無理!! 幹を揺らせば、当然そこにいる私に向かって、ボトボト落ちてくるんだもの。毛虫を浴びるなんて、無理!

 すると、あるサイトに「忌避効果の高い“ニーム”を活用します」と書いてあるのを見つけた。「ニームは殺虫剤ではないので、毛虫を全滅させることはできませんが、忌避効果によって、まったく毛虫が寄り付かない木にすることは可能です」と書いてあるのだが、ニームって何?

 ということで、さらに調べていくと、なんと日本ニーム協会なるNPO法人があり、そのサイトに「ニームは東南アジアから中近東に広く自生する樹木で、インドのアーユルベーダーには欠かせない神秘の薬として古くから珍重されている」と説明されていた。「樹木全体に含まれる苦味の成分を害虫が嫌い、有機農業の防虫対策にとて有効」なのだそうだ。

 そうなのかあ、初めて知った。

 ニームの樹木に含まれる成分や種子から抽出したオイルは、草食・吸汁昆虫をはじめハダニ類やナメクジ等に忌避効果があり、駆除に優れた効果を発揮するとあり、ゴキブリもイヤがると書いてある。

 これからダニも発生する季節なので、さっそく日本ニーム協会認定のニームショップに「バイオアクトスプレー」と「モスキットガード」というものを注文してみた。

 毛虫にはあくまでも「来ないでね」と思っているだけなので、殺虫剤ではなく、忌避オイルで十分なのだ。今季あっちに行ってくれなくても、来年、毛虫が寄り付かない木になってくれれば、いいのです。

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