小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

クリ、もうすぐ1年間発作無しに

2011-11-01 | 犬&猫との暮らし

 早くも11月。カレンダーをめくり忘れていたら、学校帰りにうちに立ち寄った姪っ子から「おばちゃん、カレンダー、めくらなくちゃ」と指摘されてしまった。

 振りかえると、今年に入ってからクリは一度もてんかんの発作を起こしていない。正確には「私の前では」ということになるのだけど。留守中、発作を起こしていても、こればかりは記録しておけないもの。

 発作の原因と思われること、天候、発作の状態、どれくらい続いたかをメモしてあるクリの記録手帳を見ると、昨年は3月29日、6月6日、9月25日、11月15日に発作を起こしている。あと2週間、このまま発作を起こさずにいると、なんと1年間無発作ということになる。

 クリにとって1年間発作がなかったなんて、生まれて初めてのことだ。生後1年になる前に倒れ、それからひどい月には毎週のように発作を起こしていたのだもの。抗てんかん薬の投薬を開始した翌年だって年に14回。

 酒井先生に「発作が少なくなったのは、加齢によってさまざまな機能が低下したからでしょうか」と尋ねたら、「それは関係ないでしょう」ということだった。あと1年間、発作がなかったら、少しずつ薬の量を減らしていってあげられるのだけど、もうその時間はないかもしれない。

 年上のブナよりも散歩の歩みが遅くなり、すぐに呼吸が荒くなってしまうクリ。体が小さい分、ブナよりもスタミナがないみたい。
 抗てんかん薬は止められなくても、せめて発作から解放されて、脳にも体にも負担がかからない穏やかな晩年を過ごさせてあげたい。


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2 コメント

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クリ、よかった!頑張れ~ (ノエホタ母)
2011-11-02 10:54:53
発作が無いって、本当にほっとしますよね。
うちの先生は「歳を取ると発作が少なくなる子が多いよ」と言っていました。
案の定、ノエルも晩年は何年も発作が無かったもの。
『加齢によってさまざまな機能が低下したから』かどうかは分りませんが、私の友人(こちらは人間の話ですが)も中学生の頃は頻繁に発作があったけど、今は全く無いと言ってました。(もちろん個人差あるけど)
クリも年齢が発作を超えたんだと思いますよ。
発作のストレスが無くなって、もつともっと長生きしてくれるといいねぇ。
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本当にホッとしています (トチ母)
2011-11-02 20:40:37
冬場は気圧の影響を受けやすいのだけど、
昨年の冬も乗り切れたし、今のところ何とかネ。
やはり歳を取ったからだと私も思うのよ。
歳を取るといいこともある。老犬は老犬で、とてもいとおしいものね。
健やかに長生きしてほしいです。
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