仕事で隠岐諸島島後に行った。大阪伊丹空港からプロペラ機に乗って約50分。古くから
政治犯の流刑地で、後鳥羽上皇、後醍醐天皇が流された島として有名だ。
漁業が盛んな島だと思っていたが、もちろん主要産業は漁業なのだけど、聞くと「大きな産業は土建業ですよ。だたしご多聞に漏れずも、公共事業がなくなると雇用もなくなり、人口流出は止められない」という。返す言葉なし。
けれど「牛突き」や「隠岐相撲」などの伝統が息づく、景勝地も多い島であった。観光をする時間はなかったけど。
隠岐水産高校は、近畿だけでなく、遠く関東からも入学者がいる、全国の水高の中でも有名校だ。
晩秋から行う新年向けの新巻鮭作りは毎年恒例の実習だそうだ。11月初めから1カ月間で約3,300尾の新巻鮭を作るそうだ。
実習所では生徒たちが黙々と作業をしており、なかなか圧巻だった。今頃、島民の予約の電話が殺到していることだろう。
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