小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

クリ、少し腫れがひく

2011-09-07 | 犬&猫との暮らし

 月曜日、取材から帰ってからクリを連れて、夕方の診察時間と同時にさかい動物病院の扉に手をかけたのだけど、扉が開かない。院内が暗い。ふと見ると「月曜午後休診」という文字が。
 そうだったか。休診日は日曜と木曜だけだと思っていた。失敗。ちょっと舞い上がっているクリを連れて、しょんぼりと家に帰ったのだった。

 クリの左頬の腫れは少し引いていたが、ここはやはりちゃんと受診しておかなくてはと思い、6日は診察開始時間早々に通院したのである。

 クリは歯根炎になって膿が溜まり、頬が腫れてしまったのだろうという見立て。「多分クリちゃんはたえず血膿を味わっていると思う」と聞かされ、唸ってしまった。確かにこの2日間、クリの口臭はさらにひどかった。それは嫌気性菌感染症のために膿悪臭だったのね。

 歯石がひどく、ガタガタで汚いクリの歯茎。すぐ出血するけれど、それでも膿は出さないより出した方がいいそうで、そのためには激しくではなく、汚れを軽く押して落とすようにしながら、血膿を出し切ってあげることが良策らしい。ああ、怖いなあ。

 「犬の場合、歯石がひどいところには、なぜか毛がこびりついていることが多いのです」と言いながら、先生は医学書に掲載されていた、犬の歯石に毛が絡みついている写真を見せてくれた。

 初耳だった。犬のひどい歯石には毛がこびりついているなんて! 理由は不明だそうだ。先生も「なぜか」を強調しながら、「クリちゃんの歯石にも毛が絡まり着いているかもしれませんね」なんて言うから、笑うところではなかったのだけど、なんかおかしくなって「あははは」と笑ってしまった。

 日曜の夕方はずい分腫れていたけれど、今日はもう腫れが引いた。膿が出たからかしらん。それでも抗生剤(「KH816」
と刻印されている錠剤)を処方してもらって、帰って来た。やれやれ。

 調べたら「パセトシン」という名の、細菌の細胞壁を破壊して、細菌を死滅させる働きのあるペニシリン系抗生物質で、「グラム陽性菌・グラム陰性菌の両方の細菌(赤痢菌、大腸菌、変形菌、インフルエンザ菌、腸球菌、連鎖球菌、肺炎球菌、ぶどう球菌、淋菌など)によって引きおこされた感染症の治療に効果があり、ペニシリン剤のなかで、もっとも利用されている薬」だそうだ。


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