<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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中国の国を上げての横暴ぶりには驚くばかり。
こういう国を隣に持ってしまっている私たちは、正直いって不幸ということができるだろう。
しかしそれ以上に、それに対して毅然と日本精神をもって立ち向かうことのできる政治家および役人のみなさんが存在しないということが、もっと不幸だといえるかもしれない。

そんなアホな現代日本人を尻目に130年前にもう「中国と付き合っても意味が無い」と結論づけた日本人がいた。

福沢諭吉。
10000円の肖像画。
「脱亜論」がそれだ。

昭和20年を境に日本人は「それ以前の出版物や思想は悪」と勝手に決めつけており、脱亜論でさえ学校で教わることはない。
しかし、福沢諭吉の主張は一世紀の時を経てもなお、色褪せることがないから驚くのだ。

こういう国と付き合うのは日本の不幸であり、例えば、善悪の価値観さえ崩れてしまうことがある。
その崩れた証拠の一つが役人の堕落。
検察官が平気で偽の文書を作成し、ウソをつき、他社を貶める。

文革時代の中国と同じことが、小さいながら日本で展開されているのだ。
マスコミによる過剰なまでの用語規制による言論封鎖。
タブーの封印。

中国人船長の釈放も癪に障るが、それにも増して日本人が中国人化してくることに腹がたつのだ。

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