<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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中国の国を上げての横暴ぶりには驚くばかり。
こういう国を隣に持ってしまっている私たちは、正直いって不幸ということができるだろう。
しかしそれ以上に、それに対して毅然と日本精神をもって立ち向かうことのできる政治家および役人のみなさんが存在しないということが、もっと不幸だといえるかもしれない。

そんなアホな現代日本人を尻目に130年前にもう「中国と付き合っても意味が無い」と結論づけた日本人がいた。

福沢諭吉。
10000円の肖像画。
「脱亜論」がそれだ。

昭和20年を境に日本人は「それ以前の出版物や思想は悪」と勝手に決めつけており、脱亜論でさえ学校で教わることはない。
しかし、福沢諭吉の主張は一世紀の時を経てもなお、色褪せることがないから驚くのだ。

こういう国と付き合うのは日本の不幸であり、例えば、善悪の価値観さえ崩れてしまうことがある。
その崩れた証拠の一つが役人の堕落。
検察官が平気で偽の文書を作成し、ウソをつき、他社を貶める。

文革時代の中国と同じことが、小さいながら日本で展開されているのだ。
マスコミによる過剰なまでの用語規制による言論封鎖。
タブーの封印。

中国人船長の釈放も癪に障るが、それにも増して日本人が中国人化してくることに腹がたつのだ。

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コメント
 
 
 
微妙なところです (ハロン湾)
2010-09-25 01:33:40
ニュースを見た瞬間脱力して腸煮えくりました。まあ民主党政権なら予想はしておりましたがここまで醜態を晒してくれるとは。元より赤い国が大好きでしょうがない首相や官房長官には期待もしておりませんが前原が対中強硬路線を貫いてくれるなら多少の期待を持っていましたがやはり無駄でした。

パーブーマスコミも先日まではジャニタレの公演・観光・経済がピンチと目先のことしか報じない癖に今回の決定で途端に政府批判といういやらしさ。

自国の主権を主張してもいいはずなのに何でしょう。
中国大好きのNHKを筆頭に日本のマスコミは地に落ちてます。
 
 
 
連投ですが (ハロン湾)
2010-09-25 03:47:00
インドネシアもつい最近領土問題で中国にいいようにあしらわれたようです。何年も前から領土問題ではインドを始めアジア諸外国で警戒感をつのらせてるというのにこの体たらくは恥晒し以外の何物でもないでしょう。60年間過剰な金額を払いすぎた日米同盟を盾にすることもなく学生時代から大好きな赤い国家の言いなりになる民主党政権。

GHQの言論統制・言論操作を喜んで受け入れたバカ国家はどこに行くのでしょうか
 
 
 
政治的敗北 (監督@とりがら管理人)
2010-09-25 13:34:54
ハロン湾さん、こんにちわ。

週刊文春によりますと逮捕拘束されていた(過去形)中国人船長は公安のスパイということらしいです。
ホントかどうかはわかりませんが、もしそれが事実だとすれば釈放したことはより大きな問題だと思います。
ちょうど金正日の長男を偽パスポートによる不法入国で逮捕したのに簡単に国外追放した事件と、欲にています。

仕事の出来の悪い役人によくあることですが、「もめ事はゴメンだ」という感覚でこういう事件に接してもらうと国益を損なうことになり、一市井の者として、憤りを感じずにはいません。

話しは若干逸れますが、私は中国が大国として自分たちの価値観を他国に押し付けることになるのは、人類にとって非常に悲しむものになると思います。
人口比においてはアジアで圧倒的に中国人が多いわけですが、日本としてはその人口比に負けて、過去100年以上、アジアでただ一国世界の表舞台で活躍してきた正当な国際的価値観を今回のように、捨てるわけにはいかないと思います。

アジアに於けるマジョリティを確保しておくためにも、日本と価値観を共有することの多い東南アジア諸国とのさらなる緊密さが必要ではないかと、強くと思う次第です。

尤も、アジア=中韓しか頭にない政府や役所、マスコミには「東南アジアなんて」とバカにしてかかるのが落ちかも知れませんがね。
 
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