平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

日本技術士会専務理事

2009-10-30 22:58:28 | 技術士



虎ノ門は特殊法人が集まっている場所なのだそうです。
テレビで誰かが言ってました。
虎ノ門といえば、日本技術士会があるところ。
ということはやっぱりそうなのか、
と思ってあれこれ調べてみました。
崖っぷちを歩いている技術士としては、
天下りや渡り鳥と呼ばれる人たちが許せんのです。

これ(↓)は一昨年のものです。現会長は高橋修という人ですから。
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所在:東京都港区虎ノ門4-1-20 田中山ビル8階
会長:都丸徳治(元建設省土木研究所次長)
副会長:永田一良、神戸良雄、北村友博
専務理事:竹下功
常務理事:畠山正樹、大谷邦博(元科学技術庁長官官房秘書課福利厚生室長)
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常務理事はやはり文科省の天下りですね。専務理事はどうなんだろう?
と思い、ググッてみました。そうしたら、こんなのがヒットしました
竹下功専務理事の「送別・感謝の集い」という会合を記録したもののようです。
なぜネットに公開しているのでしょう。
意図がわからんが、まぁいいや、どうせ非常識な人たちの集まりだもの。
それはともかく、専務理事はすごい権限をもっていることがよくわかりました。
竹下功氏は、平成15年3月に60歳で特殊法人日本原子力研究所を定年退職し、
同年6月ほとんど時間差なしに、専務理事として技術士会に入会しています。
技術士会の専務理事の任にあったのは、平成20年7月の任期満了までの5年間。
たった5年間ですよ。50年の間違いじゃないです。
5年しか勤務しなかった人を送るのに、なんでこんなに仰々しくせにゃならんのでしょう。
それにしても、感謝の歌って…、言葉を失いますね。
北朝鮮の喜び組じゃあるまいし。誰も変だと思わないのだろうか。
あっ、奥さんが来てますね。
奥さんが何か仕事をしたのかな。花束をもらってるけど。
専務理事は偉そうにしてますね。
技術士会会長なんか、専務理事の茶坊主のようだ。
専務理事になぜこれほどまでの「力」が与えられているのか。
不思議に思っていろいろ調べているうちに、こんなブログを見つけました
面白いので引用してみます。

ここから***

技術士は「技術士法」に基づいて行われる国家試験に合格し登録した人だけに与えられる称号で、
現在日本全国で5万人程度の技術士が存在しています。
一方、社団法人日本技術士会は「技術士法」に基づく全国を区域とする唯一の公益法人で、
この技術士制度の普及・啓発を図ることを目的として、約1万人の技術士(約20%の組織率)の会員が参加しています。
1951年発足以来、技術士会は技術士相互の仲良しクラブ的存在でありましたが、
1983年科学技術庁(現文科省)が指定試験実施・登録機関とした時から様子が変わって来ました。
1983年迄は会費主体の技術士会活動で僅か3億円程度の予算しか無かったのですが、
試験・登録機関として指定されることにより10億円を超える実行予算が追加されることになったのです。
その結果、本来の目的である技術士制度の普及・啓発よりも、天下り官僚が専務理事としてポストを確保し、
試験登録機関としての活動を主体にしようと画策して強権を発揮し、
其処にすり寄る会員のみを愛玩する社団法人に変節させてしまったのです。
本来の目的を尊重し、横暴な専務理事に対抗する会員に対しては、
倫理審査委員会に訴追し戒告処分とすることで、その活動を封じてしまいました。
改善活動は頓挫した様でしたが、「技術士による技術士の為の改革」を標榜した監事が高得票で当選2年間監査活動することで、
指導官庁も専務理事の横暴さを認め漸く退任の運びとなり一件落着となった様に思えました。
その監事は前回の選挙ではライン役員の理事として当選、内部改革に勤しむことになりましたが、
改革を急ぎ過ぎて会長と衝突してつけ込まれました。従前の監事活動が内部告発とも捉えられ、
守旧派の逆襲を受け倫理審査委員会に付託され、除名妥当との審査結果を受け、
守旧派の除名決議方案が昨年の臨時総会で2/3以上の支持をもって、除名処分が通ってしまったのです。
事態は暗転、高得票を彼に投じた会員達も、降りかかるであろう災禍を怖れ沈黙したままとなり、
アンシャンレジームが復古している情勢です。

ここまで***

こんなことがあったのか。知らなかった…


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