平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

多々羅の大嘘(2)

2017-03-16 08:22:57 | 建設一般


閉合直前の桁先端高さ誤差は、両工区とも目標値に対して、約+150mmであったが、
閉合後では、中央付近のみ、誤差が減少した。このような誤差要因としては、閉合
ブロックの仕口角誤差が考えられた。解析によると、閉合Jointに6mm分の角折れ
を与えると、中央付近のみ約100mm桁が下がり、閉合後の誤差形状によく一致する
ことが分かった。その他の要因では、このような中央部のみ下がるような誤差形状は
見つからなかったため、この誤差要因としては、閉合Jointの仕口角誤差と考えられる。


嘘をついちゃいけない。
ケーブル架設で下手やって閉合できなくなったので、閉合Jointを切り欠いて無理やり
閉合させたんじゃないか。
「解析によると、閉合Jointに6mm分の角折れを与えると、中央付近のみ約100mm
桁が下がり、閉合後の誤差形状によく一致することが分かった。」だと?
ようこんな嘘が書けるな。ブロックを切り欠いて閉合すればそりゃ角折れするよ。
当たり前田のクラッカーだ。そういえばむかし朝日新聞珊瑚記事捏造事件があったが、
それによく似てる。

本橋は、柔構造で変形応答が大きく、桁架設時の精度管理は困難が予想された。
工場製作段階から、厳しく部材の長さ管理を行い、非常に高い精度で閉合完成
できたことは工事に携わった全員の誇りである。
また、この長さを主体とした管理方法で、これだけ精度良く架設できた実績は、
今後の長大斜張橋建設に大きく役立つであろう。
って、おまえらよく言うよ。
おかしくって臍が茶を沸かすぞ。

多々羅大橋の形状管理は大失敗だったのだ。だから「橋梁と基礎」に載せられなかった。
人間がやることだから時に失敗もある。それは仕方がない。
しかし、失敗事例を成功事例に改変し、人工的意図的に作った角折れ誤差を自然発生誤差に見せかけ、
さらに解析によって同定できたと大嘘をついて自画自賛論文に仕上げちゃいかんだろう。
いったいおまえらの技術者倫理はどうなっているのだ。呆れて物が言えんぞ。

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