「将棋無双」第十番 2012-09-26 23:02:04 | 将棋 詰め将棋ファンの皆様、こんばんは。 今回は伊藤宗看の珠玉の作品集「将棋無双」からの出題です。 すっきりとした配置になっていますが、見た目ほど簡単ではありません。 あっと驚く妙手が隠されていて、胸のすくような構成になっています。 【参考文献】 門脇芳雄解説:「詰むや詰まざるや、将棋無双・将棋図巧」、東洋文庫、平凡社 « 秋のうた(5) | トップ | 盗み »
13 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 不完全燃焼? (はれほれ) 2012-10-02 12:57:34 あれっ、駒が余るけど・・・・。そうか飛車打たない方が作意か。こっちの方が手数が長い。これだと二手目の変化で作意が見えてるだけに、ちょっと不満あり。以上、昼休みの独り言です。 返信する Unknown (平ねぎ) 2012-10-02 14:38:18 詰みました?この作品は「近代将棋」昭和46年1月号に載っていました。私はそれまで、詰将棋といえば新聞の懸賞詰将棋くらいしか知らなかったので、詰手順の美しさに感動しました。 返信する Unknown (はれほれ) 2012-10-02 17:06:58 17手詰めかと。最後玉の逃げ方が一通りでないことと、二手目の変化がそのまま本手順になっているようで個人的にはあまりすっきりしません。6手目までは慣れた人なら何も考えずにこう進めます。私はそこで25桂、同龍、15飛と読みを入れずにやってしまい廻り道をしました。(笑)よろしければ拙著をご参照下さい。もう絶版かもしれませんが。(笑)http://www.amazon.co.jp/s/ref=ntt_at_ep_srch?_encoding=UTF8&field-author=%E4%BA%95%E6%89%8B%E7%95%91%20%E7%90%86&search-alias=books&sort=relevancerank 返信する Unknown (平ねぎ) 2012-10-02 18:35:29 ひゃー、はれほれさんは棋書を出版しているのですか。すごいな。今度の休みにジュンク堂で買います。>6手目までは慣れた人なら何も考えずにこう進めます。そうですか。慣れた人ならそこまで一直線ですか。私には見えませんでした。そこで、25桂、同龍、15飛はたしかに詰まないようですね。 返信する Unknown (はれほれ) 2012-10-03 08:01:56 おはようございます。はれほれです。>この作品は「近代将棋」昭和46年1月号に載っていました。その頃、村山隆冶氏の詰将棋講座が連載されていましたね。私の著作は「捨て駒」に限って氏の連載を見直したものと言えるかもしれません。>今度の休みにジュンク堂で買います。ありがとうございます。でも印刷版は絶版になっていると思います。予算の関係でわずかな部数しか印刷しておりませんので。(笑)出版元のV2ソリューションには在庫があるかもしれません。http://www.v2-solution.com/booklist/978-4-434-06068-7.html 返信する 近代将棋はよかったです (平ねぎ) 2012-10-03 08:34:22 >その頃、村山隆冶氏の詰将棋講座が連載されていましたね。私の著作は「捨て駒」に限って氏の連載を見直したものと言えるかもしれません。そのとおりです。「無双十番」も村山氏が解説していました。当時は将棋世界よりも近代将棋の方が充実していましたね。46年の新年号には、升田の中飛車という付録がついていました。本誌と付録を20年くらい前までとっておいたのですが、雑誌と一緒に処分してしまいました。>)出版元のV2ソリューションには在庫があるかもしれません。確認してみます。 返信する 王座戦 (平ねぎ) 2012-10-03 22:18:36 今の時刻、22:15分。千日手成立。いまからまたやるんですか。 返信する あら (平ねぎ) 2012-10-04 06:22:54 羽生勝ってた。おめでとう 返信する 詰んだと思ったら・・・ (はれほれ) 2012-10-09 09:04:49 あれ、8手目に合い駒する手があった!なるほど桂打ちまでの19手詰めか。どうもすっきりしないと思ったら正解にたどりついていなかったのね。(笑)大変失礼しました。宗看先生ごめんなさい。 返信する 正解です (平ねぎ) 2012-10-09 09:50:07 >なるほど桂打ちまでの19手詰めか。1九飛打の次に1八歩と打たせ、1四に銀を打って、玉をさがらせて龍をとり、最後は桂打までです。初めて見たとき(17歳)、1九に打った飛車を取らずに1八に合駒する筋に感動したおぼえがあります。 返信する ありゃ? (平ねぎ) 2012-10-09 16:17:39 1八歩には2二銀もあるか。1八歩だめなの? 返信する これが正解ですか (平ねぎ) 2012-10-09 18:24:59 ▲1三銀△同玉▲1四歩△2二玉▲1三歩成△同玉▲1九飛△1八銀▲1四銀△2二玉▲2九飛△3一玉▲2一飛打△同金▲同飛△同玉▲3二金△1一玉▲2三桂まで19手詰 返信する 竜王戦 (平ねぎ) 2012-10-15 12:27:33 うへー、この進行の速さ何? 返信する コメントをもっと見る 規約違反等の連絡 コメントを投稿 ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
以上、昼休みの独り言です。
この作品は「近代将棋」昭和46年1月号に載っていました。
私はそれまで、詰将棋といえば新聞の懸賞詰将棋くらいしか知らなかったので、詰手順の美しさに感動しました。
よろしければ拙著をご参照下さい。もう絶版かもしれませんが。(笑)
http://www.amazon.co.jp/s/ref=ntt_at_ep_srch?_encoding=UTF8&field-author=%E4%BA%95%E6%89%8B%E7%95%91%20%E7%90%86&search-alias=books&sort=relevancerank
>6手目までは慣れた人なら何も考えずにこう進めます。
そうですか。慣れた人ならそこまで一直線ですか。私には見えませんでした。そこで、25桂、同龍、15飛はたしかに詰まないようですね。
>この作品は「近代将棋」昭和46年1月号に載っていました。
その頃、村山隆冶氏の詰将棋講座が連載されていましたね。私の著作は「捨て駒」に限って氏の連載を見直したものと言えるかもしれません。
>今度の休みにジュンク堂で買います。
ありがとうございます。でも印刷版は絶版になっていると思います。予算の関係でわずかな部数しか印刷しておりませんので。(笑)出版元のV2ソリューションには在庫があるかもしれません。
http://www.v2-solution.com/booklist/978-4-434-06068-7.html
そのとおりです。「無双十番」も村山氏が解説していました。
当時は将棋世界よりも近代将棋の方が充実していましたね。
46年の新年号には、升田の中飛車という付録がついていました。
本誌と付録を20年くらい前までとっておいたのですが、雑誌と一緒に処分してしまいました。
>)出版元のV2ソリューションには在庫があるかもしれません。
確認してみます。
千日手成立。いまからまたやるんですか。
大変失礼しました。宗看先生ごめんなさい。
1九飛打の次に1八歩と打たせ、1四に銀を打って、玉をさがらせて龍をとり、最後は桂打までです。初めて見たとき(17歳)、1九に打った飛車を取らずに1八に合駒する筋に感動したおぼえがあります。