平ねぎ数理工学研究所ブログ

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地球温暖化-CO2主因説を疑う(7)-

2008-01-28 00:15:22 | 地球温暖化
技術士仲間のハングリーさんが住む京都の気温を調べてみましょう。
気象庁によると、京都の過去126年の月別平均気温の推移は貼付図上のようです。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php
(気象庁|過去の気象データ観測)

一次回帰式は次のようです。
y=0.0233x-41.948 … 1月
y=0.0236x-41.998 … 2月
y=0.0250x-36.700 … 3月
y=0.0216x-28.938 … 4月
y=0.0267x-15.686 … 5月
y=0.0193x-12.618 … 6月
y=0.0170x-7.1468 … 7月
y=0.0201x-12.012 … 8月
y=0.0183x-12.618 … 9月
y=0.0220x-27.081 … 10月
y=0.0277x-42.042 … 11月
y=0.0274x-47.713 … 12月

貼付下の画像は、回帰係数をグラフにしたものです。
これらの図をみると、全体的に温暖化傾向ですが、季節ごとに差があって、秋、春、冬の温暖化が夏よりも著しいことがわかります。

回帰係数は、1年あたりの気温の変動の大きさなので、この調子で行くと、100年後の京都は今より2~3℃暖かくなっているでしょう…。
なんてことはウソです。こんなことにはなりません。

地球温暖化のシミュレーション予測も、概ね似たようなものです。
どこが似ているかというと、過去や現在のデータから未来を外挿している点です。
内挿はよいけれど外挿はいけません。数値解析では常識です。