昨日(夜)のPTAとのSUPER LONG MEETING、今日と明日&金曜日3日間で各1hずつ、「勤務の振り替え」を行っていいことになりました。
校務に支障がなく&管理職のOKを得れば、職場を離れてもよい。
簡単に言えば、帰ってよいことになります。
帰ることにします。家に帰って放送大学大学院のレポートを書こうかな。。。
これじゃ休まらないよな。
昨日(夜)のPTAとのSUPER LONG MEETING、今日と明日&金曜日3日間で各1hずつ、「勤務の振り替え」を行っていいことになりました。
校務に支障がなく&管理職のOKを得れば、職場を離れてもよい。
簡単に言えば、帰ってよいことになります。
帰ることにします。家に帰って放送大学大学院のレポートを書こうかな。。。
これじゃ休まらないよな。
最近はWEと省略され始めている、例の、ホワイトカラーエグゼンプション(残業代金ピンハネ・踏み倒し法案)について、英語の教師として一言述べることにする。
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カタカナは疑ってかかるべし。
昔から行政や政治家が日常使わないことば(漢語)を使い始めると、何か普通に通じてしまうと困ったことが発生している証拠である。敗色濃厚で戦場から引き揚げることを、撤退ではなく転進と言い換えたのが、いい例である。
戦後これが漢字(漢語的表現)からカタカナになった。更にたちが悪いことに、それがアルファベット(やそれを省略したもの)になった。
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僕は英語教師を生業にしている。カタカナ、アルファベットを行政機関が使うことには基本的に賛成できない。決して国粋主義者でも、安っぽい愛国心でもない。ボクは、日本語で動いている、日本という社会に生まれ育ち、地方公務員として仕事をしている。公務員ならば、日本語でちゃんと説明できないのは、いけないことだという、信念のようなものがボクにはある。そうでないものには、大げさかもしれないけど、生理的な嫌悪感、いかがわしさを感じて、ちょっとまてよと思う。
そもそも、このホワイトカラーエグゼンプションは英語ではwhite collar exemptionといい、ホワイトカラー労働者に対する労働時間規制を適用免除(exempt)すること、またはその制度を指すものである。
ホワイトカラーという言葉を、きちんとこのつづりで理解している人がどの程度存在するのかわからないけど、下手をすれば白色の意味で、ワイシャツを指すから事務職と思われている節すらある。ホワイトカラーですら、そんなものであると思う。
(ホワイトカラーは、襟の白いシャツのことで、このようなシャツを着ているのは事務系の仕事をする人間であるという考え方によるいい方だ。襟の青いシャツをブルーカラーというのと同じである。)
そのホワイトカラーの後に、「エグゼンプション」などという単語を使って、平気な顔をしている審議会の委員とやらが存在する。頭がすごく悪いか、すごくずるがしこいかどちらかである。おそらく後者である。非常にうさんくさい。
厚生労働省が検討している制度は「自律的労働時間制度」と呼ばれるそうだが、自律的とは聞いてあきれる。
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英語のexemptとは、誰かが(主語)、誰かを、何か(から)除外するの意味である。
主語は誰(何)なんだろう。法律なのか。。。それとも雇用者様か?
exempt from O from ...ing
Oを~することから、免除する。
Oは誰だ。労働者か? 何から免除するのか?
労働時間の規制からか。8時間働く義務から免除するのか。
都合のいい見方をすれば、8時間働く義務があるのにそれを免除してやるんだから、好きにしろ。その代わり忙しいときは何時間働いても、プラスαはないぞ。どう頭をひねってもそういう風にしか聞こえないし、それが実態の法律案である。
こんなことを言うのならば、まずちゃんと残業手当を支払ってかにせよ。インチキくさい。泥棒と同じである。
参議院議員選挙があるから、与党は法案提出を考えているようだが、選挙を気にして国会に出すか出さないか悩むような…いかがわしい…法案であることが露呈した。結局通常国会には提出されないようだ。
ホワイトカラーエグゼンプション(WE)を可能にする法案。「自立的労働時間制度促進法案」とでも名付けるつもりか。
名前からして、いかがわしいと思う。
ワープロソフトを起動して、まっさらの状態で、エグゼンプションでも、イグゼンプションでも変換してみればわかる。最初は変換できない。まだ、まともな日本語ではない証拠である。
こんな単語を使って平気なのは、おかしいのである。