全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

英文ニュースを読んでみる。

2008-07-27 06:02:27 | 教師の研修 2008

 GoogleNewsでこんな記事を見つけた。日本語で内容を要約してみよう。

 Gov. signs nation's first statewide ban on trans fats in restaurants
 Samantha Sondag, Chronicle Sacramento Bureau
 Friday, July 25, 2008

 知事 国内初のトランス脂肪酸使用禁止法案に署名
 サマンサ・ソンタグ記者
 サンフランシスコクロニクル紙:サクラメント支局
 2008年7月25日金曜日

 California became the first state in the nation to outlaw trans fats from restaurants and food facilities today, as Governor Schwarzenegger signed off on a bill banning the artery-clogging oils and shortenings.

 本日(25日)カリフォルニア州は、シュワルツェネッガー知事の署名により、トランス脂肪酸の使用をレストラン・食料工場に対して禁止する行う最初の州になった。

 "California is a leader in promoting health and nutrition, and I am pleased to continue that tradition," Schwarzenegger said in a statement. "We are taking a strong step toward creating a healthier future for California."

 「カリフォルニア州は健康・栄養促進の分野でリーダであります。私はこの伝統を継続することを喜ばしく思います。」
 シュワルツネッガー知事は声明文でこう述べた。
 「私たちはより健康な未来のカリフォルニア州を創造する力強い一歩を踏み出したのです。」

****** *****

 いかんな。どうも知事のコメントを訳していると、シュワルツェネッガー知事じゃなく、玄田哲章さんが話しているように感じてしまう。それから、シュワルツェネッガー知事はたぶん、「カルフォ~ニャ」って言ったのだろうなあと思えてくるから不思議。

 Sontag記者は、San Francisco Chronicle紙のSacramento Bureau所属と読める。bureauはふつうは役所などの部局を示す言葉。だから、「局」でもよかったけど、本社以外の場所だろうと想像して、「支局」にしてみた。サクラメントはカリフォルニア州の州都。

 food fascilitesは別の記事ではretail baked goodsを販売するお店と出ていたので、ファストフードのお店のことを指していると思う。
 …勉強になりました。


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夏の研修予定(1)

2008-05-12 04:42:10 | 教師の研修 2008

 毎年参加している、文教大学・言語文化研究所夏期講座。今年は8月7日(木)、8日(金)の2日間である。

 この2日間は何が何でも、いかなる仕事の侵入も排除する。


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1年ぶりの東京国際フォーラム

2008-04-04 05:30:09 | 教師の研修 2008

東京ビッグサイト 3月22日土曜日、東京ビッグサイト(左の写真)で開催された、「英語が使える日本人」育成のためのフォーラム2008に参加した。今回が6回目の開催だが、僕は4回目の参加になる。今回も管理職と交渉して、出張扱いでの参加である。

 今年の最大のニュースは、平成20年度(以降)SELHi新規指定がなくなったことだろう。例の行動計画の実施状況・効果をレビューした結果、SELHiが継続すべき事業とはならなかった。SELHi校での実践がどのように評価され、他校への波及効果がどのようにとらえられたのか。なぜ、結果として、事業が継続されなかったのか、あまりよくわからない。平成20年度以降に新たな計画があるのか-たぶんないけど-詳しく知りたいと思った。また、平成19年度で5年間継続された英語教員集中研修も終わる。この研修にかけていた(とられていた)英語教育関係の研修予算が、どの程度残るのか、それともなにもなくなってしまうのか注視したい。この5年間、集中研修実施のためか、埼玉県の教育委員会主催の研修で、義務的なものをのぞくと、専門研修はほぼゼロである。たぶん平成18年度に参加させてもらった特定研修が最後だろう。

 行動計画の進捗状況に関して、青山学院大学本名信行教授が研究報告。
 …時間が足りなかった。

 今年の基調講演は東京大学大学院柴田元幸教授の英語教育に関するお話だった。「実用の英語」と「教養の英語」への考え方、それを教える気持ち、悩み等を比較的わかりやすい言葉で話してくださった。大学の先生が、実用の英語を教える時に感じる、不満・悩みを率直に話してくれたのはいいのだが、ある意味それは贅沢な話しであることを、先生はどれほど感じているのかと感じた。定員確保にきゅうきゅうとしている大学では、実用うんぬん以前の問題で、とてもじゃないが大学で専門的に勉強してきた人の手に負えないようなこともあるだろうと感じた。まあ、これは本題とはあまり関係ないことだけど。

 モデル授業は兵庫県・神戸市立葺合高等学校3年生(すでに卒業しているのに、モデルになってくれた・感謝)による、IE(Integrated English:英語II+OCII)の授業だった。テーマはhappinessで、取り上げた国の人々の幸福について、英語で話し合い、発表し、Q&Aも英語で実施する授業で、ほぼALL ENGLISHだった。感じたことをいくつか。
 一つめは、生徒の英語の発音がそれほどきっちりしていないこと。全英連とかフォーラムでの模擬授業に出てくる学校としては、普通な感じだった。
 二つめは、授業があまりdesignedでないということ。研究授業・公開授業だと、「あれやって、これやって・・・」と、やることが目的になっている感じがする場合があるのだが、この授業はそうではなかった。まあ、だから、モデルになるのだけど。。。この授業は、何をするのか、ステップが決まっていて、先生が時間を区切って、次々とそのステップのタスクをこなさせてはいる。いるのだが、変ないい方かもしれないが、生徒がやらされている感じがしなかった。Q&Aの時も、いろいろな発話があった。大きなゴールを設定し、道筋をしっかり示して運営している授業という感じだ。なかなか心がけていても難しいことで、見習わなければならないと思う。

 午後はSELHi校の研究発表を聞くことができた。ハンドアウトの作成方法など、参考になることがあり、早速新年度英語Ⅰの授業で取り入れられるか、考えたい。


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