この単語を初めて意識したのは、トム・クルーズ主演作品「トップ・ガン」(1986年)である。 主人公ピート・ミッチェル(トム・クルーズ)のコールサインがマーヴェリック。公開時、僕はこのマーヴェリックという単語を知らなかった。マーヴェリックは「独立独行の人、独自路線を行く人、一匹狼」である。辞書で調べた記憶がある。 日本時間8月27日(日)、ジョン・マケイン米上院議員(アリゾナ州選出)の訃報があった。ニュース検索をかけると、こんな見出しを見つけた。 Sen. John McCain, American 'maverick' and political giant, dies at 81 彼のような人生を歩んだ人を、マーベリックと呼ぶようだ。 |
カッコ内は公開予定日。
9月(どちらかは見に行くだろう。)
・スカイスクレイパー(21)
・太陽の塔(29)
10月(どちらかは見に行くだろう。)
・あの頃、君を追いかけた(5)
乃木坂46齋藤飛鳥さんが主演。
・ここは退屈迎えに来て(19)
橋本愛さん、門脇麦さんが出演している。
11月(全部見る。NTの鑑賞は翌月かもしれない。)
・宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち
第六章「回生篇」(2)
・GODZILLA 星を喰う者(9)
・souvenir the movie~Mariya Takeuchi Theater Live~(23)
・機動戦士ガンダムNT(30)
12月
・シュガー・ラッシュ オンライン(21)
・アリータ:バトル・エンジェル(21)
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これらの他、キアヌ・リーブス主演「レプリカズ(原題)」、「モータル・エンジン」も公開待ち作品だったが、日本公開は来年になったもよう。
REPLICAS
モータル・エンジン
『メアリと魔女の花』を手がけたスタジオポノックによる3本の短編からなるオムニバス形式のアニメーション。
大嵐の濁流にのみ込まれたサワガニ一家の父親のトトを捜すため、兄のカニーニと弟のカニーノは生まれて初めて旅に出る(『カニーニとカニーノ』)。
たまごアレルギーのシュンは、母の留守中にたまごの入ったアイスクリームを食べてしまう(『サムライエッグ』)。
いつも通りアパートを出た青年は、透明人間だった。自動ドアもATMも反応せず、重力に見放された彼は、空に飛んでいってしまう(『透明人間』)。
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本作の鑑賞は全く予定外。Movixで情報を得たのは6月ごろ。面白そうだと感じていた。
3作はそれぞれ短編映画である。ストーリーは、少しでも書くとネタばれになるので慎む。でも、感心したところは書きたいと思う。
カニーニとカニーノについては、事前に木村文乃さんと鈴木梨央さんがCVということは知っていた。この2人、基本的にカニ語である。2人の両親も当然カニ。ただし、4人(4カニ)は人の姿をしているので、妖精のようでもある。
本作、「水」の表現がすばらしいと思う。実写とアニメを被せているかのように見えた。帰宅後調べると「キャラクターは手書き、それ以外はCG」とのこと。「水」は実写でも、手書きでもなくCGということになる。その美しい舞台装置の中で、カニの兄弟がヒーローになる。
ホンワカしたエンディングで面白かった。
シュン君。ひどいたまごアレルギーである。それ以外はホントに普通の小学生。ものがたりにはアナフィラキシーショック、エピペン等も出てくる。
必死に子どもを守るお母さん、たまごアレルギーと向かい合わざるを得ない息子。どこにでもあるものがたり。つらい経験の中で、シュン君は成長していく。
劇場には幼稚園・小学生低学年の子どもを連れた親子が10組くらいいたが、子どもたちが一番シ~ンとしていたのが本作。お母さんのCVが尾野真千子さん。ピッタリだった。
透明人間の彼に、自動ドアは反応しない。でも、バイクには乗れる。存在はするけど、質量がないようだ。
周りに気がつかれない彼は、どうしてヒーローたり得たのか。
気がつかれない孤独は、なんだか現代の社会を反映していると思えた。なお、ほとんど話さない透明人間のCVは、オダギリ・ジョーさんである。
米林宏昌・百瀬義行・山下明彦3監督が描くそれぞれのヒーロー像。3作共通のイメージをエンディングテーマの「ちいさな英雄」(木村カエラさん)がまとめている感じがした。
なお、英語版タイトルはMODEST HEROES。modestは「慎み深くて、派手でない、質素な、控えめな、(質・量・程度など)あまり多くない」の意味。3作品の英語タイトルは順に、Kanini & Kanino、Life Ain't Gonna Lose、INVISIBLEである。
エンドロールに高畑勲監督への献辞がある。
直観には従うべきだと再認識。おすすめの作品である。
3年生担任の僕は来年3月に卒業式を迎えます。来年4月で公務員としての定年まで2年、つまり正採用教諭としての勤務も2年を残すのみです。勧奨(早期)退職を選択するか、そのまま現任校で2年勤めるか。9月中には決断をしなければなりません。
続けるとしても、僕はもう一度、3年生担任の可能性は、ほぼゼロです。来年4月から1年生担任でも2年生終了時で定年です。なんとも言えない宙ぶらりんな気持ちです。
現行規則では再任用されるのは61歳から64歳まで4年間です。「残る」「続ける」と言うことはできると思いますが、フルタイムの教員として、ちゃんできるか、pもmも、それが可能かどうかわかりません。
現任校であと4年かどうかも、保証の限りではありません。
現2年生、現1年生とも英語の教員が担任をしています。おそらく転勤もありません。彼らのかわりに、担任になることは、まずありません。
公務員生活の大きなポイントまで、残すところ実質あと半年です。晩節というのとは、違いますが、「立つ鳥後を、なんとやら」です。
大変な決定の時間です。
= 訃報 =
さくらももこさん(15日,死去)
本日27日、さいたま市は夕刻、すさまじい暴風雨。雹が降り、落雷も。
カサは持参していたが、役に立たず、ずぶ濡れで帰宅した。
帰宅後、着替えてTVをつけた。フジテレビが訃報(速報)を流していた。
我が目を疑った。
他局をザッピング、訃報は見当たらなかった。放送事故か自分の攪乱と...
20時すぎ、Yahoo! NEWSで続報。
21時、NHKニュースウオッチ9のトップニュースでも、さくらももこさんの訃報。
あり得ない。無情だ。<合掌>
「Star Trek: Discovery」の予告編である。
30秒ちょっとのところで登場するのが、クリストファー・パイク(Christpher Pike)船長である。
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http://www.startrek.com/によると、同作におけるスポックは、イーサン・ペック(Ethan Peck)が演じることになった。メイク前の写真なのでなんとも言えないが、雰囲気はあると思う。なお、この役者さんは、グレゴリー・ペック(「ローマの休日」の新聞記者役)の孫である。
今年も英語実音テスト問題の音源CDを借り受け、リスニングテストの分析を実施した。分析ポイントは、前年度問題形式との比較。変更の有無、wpm*の確認である。
***** *****
3月1日(木)14時40分、英語学力検査の開始チャイムが鳴る。その数秒後「放送を聞いて答える問題」が始まる。この問題が終わらなければ、他の問題に手をつけることは、実質的に不可能である。
平成30年度入試も、試験は全部で7問、求められる解答数が11である。
問題1から問題3
会話を聞き、質問に対する答えとして最も適切なものを選ぶ問題である。四者択一、ヒントのイラスト、地図がついている。
問題4と問題5
それぞれ「ある場面」を説明する英文を聞き、質問に対する答えとして最も適切なものを選ぶ問題である。四者択一で、英文の答えが出ている。
問題6
中学生のEmmaとクラスメートのSatoshiの会話を聞き、内容に関する三つの質問に日本語で解答する記述問題である。
問題7
今年の大きな変更点は、問題7である。指示が英語で読まれるだけなのだ。試験開始で問題冊子を開いた受検生たちは、おどろいたことだと思う。指示は以下の通り。
***** *****
使用音源
平成30年度 英語録音CD1枚
計時使用機材
WMPと一般的なCDプレーヤーを使用。
計時はWindows 10のWMPによる。ストップウオッチも使用。
・・・毎年同じ作業である。
分析手順
①語数とセンテンスの数をカウント。
②何度も聞き直し、各英文の時間を計測。
③問題~問題の間のポーズを計測。
④はじめから、「以上で問題は終わりです」までの実時間を計測。
⑤前年の数値と比較。
①から④は手作業(耳作業)である。
・・・ここも昨年と同じである。
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以下、音源CD構成と計時データ
トラック1 音量調整のための放送
試験当日朝に試聴のために用いる。
(試験とは関係ない。)
トラック2 無音
トラック1をかけたままにしていると、注意される。
(間違えて、問題を誤放送させない配慮。)
トラック構成も昨年度と同じである。
トラック3(0:35)
0:00- 「放送を聞いて答える問題」のアナウンス。
トラック4(1:08) 問題1
0:01- 問題1から問題3の解答方法の説明
0:25 問題1放送 1回目
0:37 問題1放送 1回目終了
0:39- 問題1 Question1回目
0:47 問題1放送 2回目
0:59 問題1放送 2回目終了
1:02- 問題1 Question2回目
問題1は、AとBの会話である。A→Bが2回。12秒で話者2、総語数34語である。
このペースで会話が続いたとすると、15秒は1分の20.0%なので、34を0.2で割る。
170wpmとする。(160)
カッコ内は、H.29データである。以下同じ。
トラック5(0:52) 問題2
0:02 問題2放送 1回目
0:18 問題2放送 1回目終了
0:20- 問題2 Question1回目
0:27 問題2放送 2回目
0:43 問題2放送 2回目終了
0:45- 問題2 Question2回目
問題2も、AとBの会話である。A→Bが2回。クラスの生徒がどの季節が一番好きかについて。16秒で話者2、総語数40語。
このペースで会話が続いたとすると、21秒は1分の35.0%なので、57を0.35で割る。
150wpm(163)
トラック6(0:49) 問題3
0:02 問題3放送 1回目
0:15 問題3放送 1回目終了
0:18- 問題3 Question1回目
0:26 問題3放送 2回目
0:39 問題3放送 2回目終了
0:58- 問題3 Question2回目
問題3も、AとBの会話。A→Bの回数も同じ。英語の授業がどの教室で行われるかについて。13秒で話者2、総語数39語。
このペースで会話が続いたとすると、13秒は1分の21.6%なので、39を0.21で割る。
180wpm(145)
トラック7(1:05) 問題4
0:01 問題4と問題5の解答方法の説明
0:22 説明終了
0:25 問題4放送 1回目
0:34 問題4放送 1回目終了
0:37- 問題4 Question1回目
0:45 問題4放送 2回目
0:54 問題4放送 2回目終了
0:57- 問題1 Question2回目
この問題は「ある場面」についての説明文を聞き、それについて解答を求めるものである。9秒で話者1、総語数28語、センテンス数3。
このペースで発話が続いたとすると、9秒は1分の15.0%なので、28を0.15で割る。
187wpm(135)
なお、この問題は聞き取るセンテンスの数が前年度の4から3になっている。
トラック8(0:43) 問題5
0:02 問題5放送 1回目
0:11 問題5放送 1回目終了
0:14- 問題5 Question1回目
0:23 問題5放送 2回目
0:32 問題5放送 2回目終了
0:35- 問題2 Question2回目
問題5も問題4と同じパターン。9秒で話者1、総語数27語、センテンス数4。
このペースで発話が続いたとすると、9秒は1分の15.0%なので、27を0.15で割る。
180wpm(168)
なお、この問題は聞き取るセンテンスの数が前年度の3から4になっている。
トラック9(3:02) 問題6
0:01 問題6の解答方法の説明
0:14 説明終了
0:17 問題6放送 1回目
1:29 問題6放送 1回目終了
1:37 問題6放送 2回目
2:49 問題6放送 2回目終了
問題6は、最初の方にも書いたとおり、留学生のEmmaとSatoshiの会話である。72秒。総語数141語、センテンス数23。会話のやりとりが10回である。Satoshi→Emmaが5回である。
このペースで会話が続いたとすると、72秒は1分の120%なので、141を1.2で割る。
157wpm(148)
なお、トラックの長さは3:02だが、録音は2:55で終わっている。最後の問題までの間10秒弱空白になる。
トラック10(4:21) 問題7
0:01 問題7の解答方法の説明(以下の英語による)
Listen to the speech about the experience of an ALT, Ms. Kean, and choose the best answer from A, B, C and D for questions 1, 2 and 3. Then write your answer. Let's start.
0:17 説明終了
0:20 問題7放送 1回目
1:37 問題7放送 1回目終了
1:40- Question 1
1:52- Question 2
2:05- Question 3
2:16 問題7放送 2回目
3:33 問題7放送 2回目終了
3:36- Question 1
3:49- Question 2
4:02- Question 3
問題7は、ALT Ms Keanのスピーチの内容について答える問題である。77秒で話者1、総語数212語、センテンス数12である。
このペースでスピーチが続いたとすると、77秒は1分の128%なので、212を1.28で割る。
165wpm(159)
なお、問題7(トラック10)の4:12のところで、「放送を聞いて答える問題」の終了が告げられる。午後2時40分の英語試験開始のチャイムから、ここまでが12分半。残り試験時間が37分程度。
リスニングテストの配点は100点満点中28点である。
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WPM比較
Questions | H27 | H28 | H29 | H30 | |||
1 | words | 59 | 44 | 40 | 34 | ||
seconds | 23 | 17 | 15 | 12 | |||
wpm | 164 | 153 | 155 | 160 | 170 | △ | |
2 | words | 41 | 57 | 57 | 40 | ||
seconds | 15 | 20 | 21 | 16 | |||
wpm | 145 | 164 | 171 | 163 | 150 | ▼ | |
3 | words | 50 | 48 | 53 | 39 | ||
seconds | 20 | 18 | 22 | 13 | |||
wpm | 136 | 150 | 160 | 145 | 180 | △ | |
4 | words | 26 | 50 | 27 | 28 | ||
seconds | 10 | 17 | 12 | 9 | |||
wpm | 161 | 156 | 176 | 135 | 187 | △ | |
5 | words | 32 | 32 | 28 | 27 | ||
seconds | 12 | 12 | 10 | 9 | |||
wpm | 151 | 160 | 160 | 168 | 180 | △ | |
6 | words | 158 | 158 | 141 | 188 | ||
sentences | 26 | 30 | 25 | 23 | |||
seconds | 60 | 64 | 57 | 72 | |||
wpm | 155 | 158 | 148 | 148 | 157 | △ | |
7 | words | 175 | 195 | 209 | 212 | ||
sentences | 19 | 18 | 18 | 12 | |||
seconds | 72 | 80 | 79 | 77 | |||
wpm | 153 | 145 | 146 | 159 | 165 | △ |
words:語数
sentences:文の数
seconds:英語の流れた時間(単位:秒)
wpm:1分間でどのくらいの語数を聞き取ることになるか。
は、平成24年度~平成26年度3年間の平均値である。
は、平成29年度との比較。△は数値が増加したもの、▼はその逆である。
平成29年度との比較は以下の通り。
問題1:難化
問題2:易化
問題3:難化
問題4: 〃
問題5: 〃
問題6: 〃
問題7: 〃
大幅な難化である。
問題7の説明文(指示文)は39語16秒で読み上げている。計算すると166wpmなので、問題文とほぼ同じになる。説明文と問題放送の間に3秒ほど空きがある。
+++++ +++++
試験当日も感じたことだが、全体的にwpmが増したように聞こえた。数字を比較してみても、聞き間違えではなかったようだ。
問題6はまず単語数が多いことが上げられる。それに加え問題文の放送時間が72秒とかなり長い。これら二つへの対応はかなり厳しいと思う。
問題7はセンテンス数が少ないことが目立つ。一文一文が長いことになる。
「平成30年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施状況」(平成30年4月掲載)によれば、学力検査の得点は平均は以下のとおりである。
5 平成30年度埼玉県公立高等学校入学者選抜学力検査結果(全日制の課程)
受検者平均点【第9表】より
\ | 学力検査問題 | 学校選択問題 | |||||
国語 | 社会 | 数学 | 理科 | 英語 | 数学 | 英語 | |
H.30 | 52.8 | 55.9 | 44 | 51.7 | 55.9 | 43.7 | 58.9 |
44,362 | 44,362 | 34,560 | 44,362 | 34,560 | 9,802 | 9,802 | |
H.29 | 53.3 | 60.6 | 44.4 | 48.5 | 52 | 43.2 | 71.9 |
46,455 | 46,455 | 36,513 | 46,455 | 36,513 | 9,942 | 9,942 |
年度ごと、上段が平均点、下段が受検者数である。
平成30年度は学力検査問題と学校選択問題の数学、英語の問題で前年度のような目立つ得点の差異はないと言える。
+++++ +++++
なお、問題、正答、データ分析は、埼玉県総合教育センターウェブサイトで公開されている。
http://www.center.spec.ed.jp/ (新しいウインドで開きます。)
(メニューの「入試情報・説明会案内」から)
・平成28年度~平成30度の問題を公開中である。
今年も分析をするために、東京新聞ウェブサイトの『首都圏公立高校入試特集ページ』を参考にした。問題を見るのならば、このサイトを利用するといい。関東地方の公立高校入試問題を、PDFでアップロードしている非常によくできたサイトである。毎年使わせてもらっている。特記する。
アドレスはこちら。(新しいウインドで開きます。)
http://www.tokyo-np.co.jp/k-shiken/index.html
昨年のエントリはこちらです。
2017-08-14
「平成29年度埼玉県公立高等学校入試 英語リスニングテスト分析」
*このエントリにおけるwpmの出し方(考え方)については、以下を参照されたい。
2010-03-11
「wpm」
毎日学んだことをノートに書きためている小学4年生のアオヤマ君が暮らす郊外の街に、突如ペンギンが現れる。
アオヤマ君は、海のない住宅地になぜペンギンたちが出現したのか、その謎を解くために研究を始める。
そして、行きつけの歯科医院で仲良くしているお姉さんが投げたコーラの缶がペンギンに変身する瞬間を目の当たりにし......
(MOVIXの作品紹介)
作品の存在は知っていたが、見に行くつもりは正直なかった。でも、いろいろ作品情報を集めていくと、何となくいいかなという感じがしてきた。
公開初日に時間が取れたので、いつものMOVIXに出向いた。
△▼△▼△ ▼△▼△▼
ものごとを考えることが好きな少年アオヤマ君。彼の住む街の空き地に、突然多数のペンギンが出現する。何の予兆もなく現れたペンギンに、アオヤマ君は興味を持ち、研究を始める。
アオヤマ君には、街を流れる川の源流を探す「プロジェクト・アマゾン研究」を一緒にしている、ウチダ君という仲間がいる。
クラスメイトのチェスが得意なハマモトさん。彼女は森の奥にある謎の球体の研究をしている。
クラスにはガキ大将のスズキ君がいる。子分をを引き連れて、やや面倒くさい人間である。
△▼△▼△ ▼△▼△▼
なぜ、お姉さんが投げたコーラはペンギンになるのか。どのような条件ならば、こんな不思議なことが起きるのか。アオヤマ君は再現実験を試みるが、再現できない。どう考えても、謎が解けない。
ウチダ君は独自にプロジェクト・アマゾンを継続していた。
彼は川の謎を見つけてしまう。
ハマモトさんと共にすすめる謎の球体の研究も、特に進捗があるわけでもなく、時間だけが進む。
何よりも不思議なのはお姉さんである。何者かわからない。
歯科医院で働いているようだが、歯科医師ではない。歯医者さんにいる人である。
自分がペンギンを出せる謎を、アオヤマ君に解かせる。
△▼△▼△ ▼△▼△▼
なんだかわからない、何一つ謎が解けないまま、ものがたりは進む。ペンギンと謎の球体とお姉さん。その関係性は意味不明である。でも、不快ではない。なんとも不思議なストーリー展開である。その不思議な展開が面白い。
古くさいいい方をすれば、浮かれるとまでは言わないが、童心に返らせてくれるファンタジー&SF作品だと思う。
出かけたのは正解。
生徒にすすめようと思う。
月曜日、お盆休みが明けてから、2日間通常勤務。AOエントリー対策の面接と、プレゼン指導に忙殺されました。
昨日は人間ドック、本日は放送部の研修会で生徒引率。昨日の午後からいつもの微頭痛です。
明日はmustの仕事がありません。台風20号の影響で天気もダメそうだし、体調を見て休もうと思います。