備忘録・映画好きの雑感
Aさん
黄泉がえり(’03)
ロボコン(’03)
世界の中心で、愛をさけぶ(’04)
タッチ(’05)
ラフ ROUGH(’06)
Aさんは制服が似合いすぎた。’13年に「潔く柔く」の回想シーンで、高校生時代を演じ制服姿になったが、26歳の時でも着こなせていた。
彼女が制服を着る役から離れた後、高校生役で現実の高校生の間で大きな話題になる女優さんは、しばらく出てこなかった。
・・・ような気がする。
Aさんとほぼ同年代の女優さんには、宮﨑あおい(2学年上)、石原さとみ(1学年上)、榮倉奈々(同学年)がいる。3人と比べると、Aさんは高校生役がはまった。はまりすぎた。
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’14年8月14日、「今年は多いのかな?」で、僕はこんなことを書いている。
僕は映画が好きで、見に行くことも多い。特にここ数年はかなりの回数になる。何だか今年から来年にかけて、何でこんなに多いのかなと思うジャンルがある。
2014年
「L♡DK」(剛力彩芽、山﨑賢人)
「好きっていいなよ。」(川口春奈、福士蒼汰)
「ホットロード」(能年玲奈、登坂広臣)
「アオハライド」(本田翼、東出昌大)
2015年
「ストロボ・エッジ」(有村架純、福士蒼汰)
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2009年 「僕の初恋をキミに捧ぐ」(井上真央、岡田将生)
2010年 「君に届け」(多部未華子、三浦春馬)
2012年 「僕等がいた 前篇・後篇」( 吉高由里子、生田斗真)
2013年 「陽だまりの彼女」(上野樹里、松本潤)
1年に1本、「青春恋愛映画」とくくれるような作品がある。いわゆる「少女漫画」を原作としたものも多いようだ。
高校生活が舞台のもの、卒業後がメインの舞台のもの、様々である。
時代を代表するとまでは言わないけど、その時々を代表する、まさに旬の女優を主役に、カッコいい系若手俳優を相手役にしたキャスティングだと思う。
あくまでも僕の感想だが、Aさんのように何本も、それも複数年にわたり高校生役がはまる女優さんは、出てこなかったように思える。
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Bさん
海街diary(’15)
ちはやふる -上の句-、-下の句-(’16)
ちはやふる -結び-(’18年)
四月は君の嘘(’16年)
チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜(’17)
先生!、、、好きになってもいいですか?(’17)
SUNNY 強い気持ち・強い愛(’18)
ラストレター(’20)
Aさんのポジションにはまったのは、これらの映画に出演したBさんだろう。
Bさんと同年代というと、1000年に一度の橋本環奈、葵わかな、乃木坂の齋藤飛鳥、岡山の奇跡の桜井日奈子だろうか。それぞれ活躍しているが、Bさんのようなポジションとは違う。そのBさんもそろそと大人の女性の役の年齢だ。
高校生に劇場まで時間と交通費をかけて来てもらえる。主人公が男性の場合でも、女子高校生を動員できる。主演の場合は、嫌われないことが望ましいが、アンチがいても話題になる女優さんというのは、ホントに難しいポジションだろう。僕はABの次は、浜辺美波か清原果耶と考えていた。ただ、ひょっとすると、候補がもう一人いた。
森七菜
彼女はすごいかもしれない。
ラストレター公開前に、こんな短編にもでている。
(’20-01-29現在視聴可)
...どうだろうか。
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文中敬称略。
Aさんは長澤まさみさん、Bさんは広瀬すずさんである。
先週、今春の選抜甲子園出場校が決定、球春到来を感じる。
NPB12球団スローガンも、1月25日にベイスターズから発表になり、完成である。
リーグ | 順位 | チーム | スローガン |
パ | 1 | ライオンズ | Leolution! |
2 | ホークス | S15(サァイコー!) | |
3 | ゴールデン イーグルス |
NOW or NEVER いまこそ 日本一の東北へ | |
4 | マリーンズ | 突ッパ! | |
5 | ファイターズ | 羽撃く(はたたく) | |
6 | バファローズ | B INNOVATION ♯超革新系 | |
セ | 1 | ジャイアンツ | Show The Spirit〜和と動 |
2 | ベイスターズ | NEW GENERATION IS HERE. (訳:新しい世代は、もうすでにここにある。) |
|
3 | タイガース | It's 勝笑 Time!オレがヤル | |
4 | カープ | たった今 このAKAの子 舞いたった | |
5 | ドラゴンズ | 昇竜復活 | |
6 | スワローズ | NEVER STOP 突き進め! |
アルファベットについては、大文字小文字はそのままに、ANKでそろえている。
前回から増えたのは、ライオンズは、ゴールデンイーグルス、ファイターズ、ベイスターズの4球団である。
さあ、球春到来だ。
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昨年の一覧表はこちら。
2019-02-02、「’19年球春到来 NPB12球団スローガン完成版」
「センセ、髪の毛切ったんですか。
「English!
前にもこんなことがあった。
「Did you cut your hair?
「No. Say 切ってもらった in English.
「.....
先は長い。
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’19-06-25、「ありがたい、平和だ。」
かなり寒いです。でも、学校の運営に影響がでることはありませんでした。
本日で無事に学年末考査も終わり。明日から受験本番。
ガンバレ
!(^^)!
3年生!
その制服を着て学校に来れるのも、今日を含めて4日だ。
先月、理髪店にでかけた。順番待ちで新聞を読んでいて、面白い記事を見つけた。「米発足の宇宙軍、ロゴが話題に スタートレックそっくり」というもの。紹介されていたロゴ(たぶん、「エンブレム」がより適切だろう)は、以下の通りである。
アメリカ合衆国 宇宙軍 |
スターフリート |
記事を読むと、トランプ大統領が選定理由をツイッターで述べたとのこと。宇宙軍ウェブサイトに公式発表があると考えて、調べてみた。
Facebookに以下の記述があった。
The official U.S. Space Force seal was unveiled January 24, 2020 by the President. The creation of the U.S. Space Force seal pays tribute to the newest Armed Service that organizes, trains, and equips space forces in order to protect U.S. and allied interests in space and to provide space capabilities to the joint force. The U.S. Space Force seal honors the Department of the Air Force’s proud history and long-standing record of providing the best space capabilities in the world. The delta symbol, the central design element in the seal, was first used as early as 1942 by the U.S. Army Air Forces; and was used in early Air Force space organization emblems dating back to 1961. Since then, the delta symbol has been a prominent feature in military space community emblems.
網掛け部分を読むと、『エンブレム中央のΔ(デルタ)は、最初1942年に米国陸軍空軍(空軍発足前の組織)で用いられたこと。その後は、空軍宇宙軍団で1961年から。以降現在まで、Δは宇宙の軍事を担当する組織のエンブレムであること。』が書かれている。だから、このエンブレムは、1966年放送開始のスター・トレックのスターフリートのエンブレムに「似せてない。本家はこちら。」というアピールである。なお、文中ではseal, emblemを使い分けている。
だ~け~ど~、そうかもしれないけど。どう考えてもスターフリートの方が有名だぞ。ファンの目で見ると、似てる似てないではなく、同じである。
スタートレックのヒカル・スールー役ジョージ・タケイさんは、こんなツイートをしている。
”Ahem. We are expecting some royalties from this...”
(ロイヤリティーを期待しよう)
賛成だ。
Facebookの投稿の網掛け、赤字は僕がつけたもの。
本日午後(夜遅く)雪になる... らしい。それも警戒レベルだという。3年生は学年末考査が明日まで。その後も受験本番だ。
雪が降らず難儀している方々のことは、重々承知しているが、数年前のようなことはご勘弁。そんなことを考えて空を上げたが、雲が厚い。やっぱり雪が降りそうだ。
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♩雨は夜更け過ぎに、雪へと変わるだろう。
...かなぁ。(18:38追記)
16日に「PC更新」を書いた翌週、ちょっとした事件が発生です。
貸与PCが業務用イントラネット(校内LAN)にも、外部ネットワークにも接続できなくなりました。このようなことは、起きないことではないので、情報管理担当に連絡、中継ハブ、職員室内ハブ点検、LANケーブル点検をしてもらいました。点検の結果、全て異常なしでした。
・・・使用中PCのLANケーブルコネクタの故障との判断です。
更新時期で予備機があり、PCが更新(取り替え)になりました。PCの「退職(=更新)」が僕より先になりました。
新PCはNEC VersaPro VA-5です。貸与(リース)期間は今年1月1日から‘24年12月31日。
・・・僕の退職後ですね。
数日前に気がついたこと
1月9日に、「昔にもどることはない」でも書いたことなのだが、僕はふだん使いのスーパーが多い。全部ではないが、各チェーンのポイントカードのたぐいもたくさんある。よく使うスーパー・コンビニ等々に共通なのはTポイントカード。TOBUストア、マルエツ、マミーマート、ファミマなどがそうだ。それ以外にもHOME'S、ENEOS、ウエルシアでポイントがたまる。
・・・改めて考えると、多いなあ。
この前そのポイントが大台にのった。ちょっと驚いた。
夫と子供と暮らす岸辺野裕里(松たか子)は、姉未咲の葬儀で未咲の娘・鮎美(広瀬すず)と再会する。鮎美は心の整理がついておらず、母が残した手紙を読むことができなかった。 裕里は未咲の同窓会で姉の死を伝えようとするが、未咲の同級生たちに未咲本人と勘違いされる。そして裕里は、初恋の相手である小説家の乙坂鏡史郎(福山雅治)と連絡先を交換し、彼に手紙を送る。 |
回想シーン
姉 未咲(みさき・広瀬すず)
妹 裕里(ゆり・森七菜)
乙坂鏡史郎(神木隆之介)
乙坂は裕里の初恋の人だが、彼は未咲が好きである。
現在
姉 未咲(亡くなっている)
娘-鮎美(広瀬すず)
妹 裕里(松たか子)
娘-颯香(そよか,森七菜)
乙坂鏡史郎(福山雅治)
事前情報で広瀬すずと森七菜が二役ということはわかっていた。主役は大人になった裕里なのか... と思っていた。なにかすごく地味なのだ。これはややネタバレになるが、「裕里の小さな世界に、ちょっと波風が立ったひと夏のものがたり」という視点で見ると、あるテーマが浮かんでくる。
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私たちの未来には無限の可能性があり、数え切れないほどの人生の選択肢があると思います。
<中略> 他の誰とも違う人生を歩むのです。
これは高校時代生徒会長を務めた未咲が、卒業生代表として答辞に書いた言葉である。
大人になった裕里や鏡史郎は、その言葉が意味することを、経験から理解している。「可能性も選択肢も、思い通りにならない。でも、選択の繰り返しで現在があり、自分たちは生きている」ということを。
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大人になった裕里の周りの人たち
裕里の夫・岸辺野宗二郎は漫画家。庵野秀明が演じている。やや自己中な人物。男女一人ずつ、子どもがいるお父さん。娘の颯香は中学生。息子の瑛斗は小学生。
宋二郎は同窓会から戻った妻に、鏡史郎からの連絡が来ていることに気がつく。妻の浮気を疑う。なお、裕里は専業主婦ではない。図書館司書(のような仕事)をしている。
あることから疎遠になった姉未咲は、亡くなっている。その姉の一人娘・鮎美(広瀬すず二役)と、姉の葬儀で再会する。
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裕里から乙坂への手紙が引き起こした小さな事件
裕里は乙坂に住所を教えていないのだが、彼は卒業アルバムから住所を調べ、手紙を出している。高校在学時の住所、実家である。四半世紀ほど前、卒業アルバムには住所が掲載されていた。
乙坂が送った手紙を、葬儀後祖父母宅に身を寄せていた鮎美と颯香が見つけてしまう。そして、
乙坂→裕里→乙坂
鮎美・颯香→乙坂→鮎美・颯香
二通りの手紙のルートができてしまう。
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実写でもこんなにきれい
これは批判ではない。強調しておく。
風景がきれいなのは新海誠作品だけではない。OPの清流、鮎美の葬儀の行われたお寺、仙台市の様子。きれいさが半端ではない。
人間くささ、ダメさ加減
未咲の元夫・阿藤(豊川悦司)と乙坂が居酒屋で話しをする。阿藤は乙坂にとっては仇敵とも言える存在。阿藤は現在サカエ(中山美穂)という女性と同居している。三人三様のダメさ加減がすごい。
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細かいなあ
未咲は卒業式答辞を乙坂に推敲してもらい、二人きりで卒業式会場でリハーサルをする。そしてその原稿を卒業式で読み上げるところ。2つのシーンで未咲のスカート丈がちょっとだけ違った。
宮城県仲多賀井(なかたがい)高校は、実在した宮城県白石高校の旧校舎を用いて撮影している。現在は統廃合で取り壊されたとのこと。
名前は「仲違い」からだろう。姉妹間のことだろうか。
乙坂が住所を調べるために広げた卒業アルバム、「宮城県仲多賀井高等学校」と標記されていた。宮城県は県立でも県立とつかない。
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惜しいなあ
卒業式のシーンが「無限の可能性があり」なら、もっと華やかでもと感じた。実際の卒業式ならば紅白幕もあるし、保護者席もある。でも、回想シーン。未咲の目線で考えれば、自分、仲間に集約される。あれでいいのかな。
阿藤と乙坂のシーンの1カット。阿藤の雰囲気が違う。
ラスト近くで鮎美と颯香が乙坂を見送る雨のシーン。夏の終わり頃の設定だが、梅雨時だと思う。
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2020年1本目が「ラストレター」
もしも僕が20代ならば、見ない作品だろう。
本作は下手をすると、平板なものがたり構成とか、そもそも、裕里が同窓会にわざわざ出向くのはおかしい。同窓会の主催者か会場に電話をすれば、誤解は起きなかったなどと批判されそうな感じがする。すずと七菜がかわいいだけの作品と言われる可能性もある。確かにすずと七菜はかわいいかもしれないが、本質は違う。
現在の年齢で本作に出会う。正直な感想として、受けた感覚・衝撃は強烈で残酷である。当たり前のことだが、僕にも18歳の時があり、僕の未来にも無限の可能性や、数え切れないほどの人生の選択肢があったと思う。そう信じたい。無数の選択の結果、他の誰とも違う人生を歩み、現在がある。過去を振り返り、悔やむこともある。可能性も選択肢も、思い通りにはならず、現在(いま)を生きている。それを認識しているからである。自覚があるから、感覚・衝撃が強烈で残酷なのだ。それでも生あることは、素晴らしいことだ。その自覚もある。
鑑賞中そんなことを考えた。そして、少し息が苦しくなった。
ラストで乙坂も裕里も鮎美も颯香も、それぞれ小さな一歩を踏み出すことができている。ものがたりの中の人たちにも、何かの救いがあるように思えた。