全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

大宮駅の駐輪場の人に感謝。。。

2007-01-19 17:53:10 | 全英連参加者 2007

 数日前、職場を出るときあることに気がついた。

 家のカギがない!!!

 勤務先の机、授業に行った教室、会議室...あちらこちらを探したけどない。周りの人間に聞いてもやっぱりない。1時間ほど探したけれど、見あたらず、あきらめて、ひとまず家に帰ることにした。

 電車の中であることを思い出した。全英連参加者はその日、最寄り駅までバイクで出かけていた。ひょっとしてバイクにカギをさしたままだったのか???
 淡い期待をしながら、駐輪場で自分のバイクを見たけど、カギはなかった。がっくりして、バイクを見たら、シートに張り紙がしてあった。

 「お帰りの際は、事務室までお越しください」

 管理をしているシルバー公社(?)の方が、カギに気がついて、抜いてあずかってくれていた。助かった。ありがたかった。
 風は冷たかったけど、気持ちはほんわかできた。
 世の中捨てたもんじゃない。


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爆弾低気圧(ボンブ)-2

2007-01-19 05:20:52 | 全英連参加者 2007

 やっぱり、前のエントリ(2007.01.11、「爆弾低気圧(ボンブ)」)通り、ボンブはbombのようだ。
 英語版Wikipediaによれば、この単語は英語ではWeather bomb(気象爆弾とでも訳すか)というらしい。

 A weather bomb is a large, powerful, and rapidly strengthening storm with high winds, heavy rain or snow and a possible storm surge. A weather bomb deepens at least 24 millibars per day usually with a pressure drop of about 1 millibar per hour. Weather bomb storms such as the Superstorm of 1993 commonly strike the north-east USA and Maritime Canada.

 ウェザーボムとは大きく、強力、急速に勢力を増す、強風・大雨または雪を伴うものをいう。高潮を伴うこともある。ウェザーボムは少なくとも1日に24hPa、1時間に1hPa気圧が下がる。1993年のスーパーストームのようなウェザーボムは一般的にアメリカ北東、カナダ沿岸を直撃する。

 この言葉、作った人はカナダ人の気象学者Amanda Metherelという人らしいのだが、ネットで探しても、Wikipediaのエントリの他は見あたらない。ちょっと信じられない状態である。

 カナダ人の学者(研究者)が使った用例なので、フランス語か英語で最初は発表したのだと思う。しかし、学術研究発表だとまず発表言語は英語。そして、それが定着したのだと考えるのが妥当だろう。
 この単語自体は20年ほど前に、既に海難審判などで使われていたようだ。そんなに新品ピッカピカの単語(の用例)ではない。最近日本にも入ってきた(と考えられる)単語の使い方だろう。休み時間に教科で話題になった。
 英語の先生である僕たちの感覚では、この単語を日本の気象学者が見て、「ボム」と読めなかったのならば、それはかなり昔のことのような気がする。でも、それほど昔から使われていた用例ではない。でも、「ボム」とは読めなかったのは謎だ。(「少なくともここ20年ならば、いくら何でも何でも、「ボム」って読めると思う。少なくとも「ボムブ」くらいはいえるだろう。」という感じだ。)

 何でこうなるの?
  英語の先生の予測は、こうなった。

 英語のあまり得意じゃない気象学者の大御所が、ボンブって言っちゃって、それがそのまま定着した。学会のお弟子さん筋は、訂正しようにもできない。。。何か非常にお気の毒な状況なのではないか。

 爆弾低気圧のことじゃなくて、和名(?)ボンブの方が謎だったりする。


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