アイ ラブ ムービーズ ２０１５

　その年に見た映画をまとめ、一覧表にしはじめたのは’09年分からで、今回が7度目。大作の続編、新編の公開ラッシュの今年は、以下の作品を映画館で見ることができました。
　昨年大晦日に「元日、何を見に行こうかな。」なんて書いたけど、1月の映画鑑賞は10日「サン・オブ・ゴッド」からスタートでした。

月	タイトル
1月	サン・オブ・ゴッド
2月	- - - - -
3月	幕が上がる
	暗殺教室
	ジュピター
4月	寄生獣　完結編
5月	THE NEXT GENERATION パトレイバー　首都決戦
6月	ＣＨＡＰＰｉＥ
	攻殻機動隊　新劇場版
7月	ターミネーター　新起動　ジェニシス
8月	ミニオンズ
	ジュラシック・ワールド
	ミッション：インポッシブル/ローグ・ネイション
9月	エデンの東
10月	ピクセル
	父の遺した物語
11月	- - - - -
12月	杉原千畝　スギハラチウネ
	００７　ＳＰＥＣＴＲＥ
	スター・ウォーズ／フォースの覚醒

　2月と11月は映画館に出かけられませんでした。それでも18本。。。
　リンクはそれぞれの感想を書いた、ブログのエントリに繋がります。

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　明日は元日、映画館はファーストデイです。何か見に行きたいな。これから決めなくちゃ。
　2016年は7月にStar Trek Beyondが控えています。邦画はシン・ゴジラがあります。楽しみだなあ。

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　2015-12-28、「Ｍｏｖｉｅｓ　２０１６」
　2014-12-31、「平成２６年の映画鑑賞記録」

日経エンタの２０１５年のヒット番付

12月4日（金）勤務帰り、通勤経路にある書店に立ちより、日経エンタテインメント’16/1月号を購入した。 　1月号特集は、「2015年のヒット番付」である。今年もなるほどと思わせるランキング。昨年と比較してみようと思う。 　（一部敬称略、カッコ内は昨年のもの。）

　東横綱　火花（アナと雪の女王）
　西横綱　マツコ・デラックス（妖怪ウォッチ）
　又吉さんの「火花」だが、あれだけ売れれば、横綱だろう。
　マツコさんは、実によく見る。この人を見るたびに、ＳＷのあるキャラクターを思い出す。

　東大関　嵐（花子とアン）
　西大関　三代目J Soul Brothers（嵐）
　毎年思うのだが、嵐の安定感はすごい。三代目JSBは、誰が誰かわかりません。

　東関脇　AKB48グループ（AKB48グループ）
　西関脇　ジュラシック・ワールド（STAND BY ME　ドラえもん）
　AKBグループの安定感も印象的。ジュラシック・ワールドは第1作を見た人たちが、子供を連れて見に来た感じがする。

　東小結　三太郎CM（るろうに剣心）
　西小結　アイドルアニメ（EXILE TRIBE）
　ａｕの三太郎CMは実に面白い。

　東前頭筆頭　有村架純（ももいろクローバーＺ）
　西前頭筆頭　バケモノの子（ウイザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター）
　有村さんの活躍を見るたびに、能年さんのことが心配になります。

　以下前頭で気になるもの、人など。
　東方
　4枚目　広瀬すず
　5枚目　ミニオンズ
　10枚目　BABYMETAL
　11枚目　天皇の料理番

　西方
　2枚目　乃木坂46
　3枚目　土屋太鳳
　5枚目　窪田正孝
　8枚目　ももいろクローバーＺ
　12枚目　小島瑠璃子
　14枚目　鈴木亮平

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　東方
　広瀬すずさんを取り上げたのは、去年の12月終わり頃だった。予想通りヒット番付に登場である。もっと上かと思いました。
　ミニオンズ、見に行きました。
　BABYMETALの3人は、やっぱり注目だと思う。
　佐藤健くんあっての天皇の料理番かな。

　西方
　乃木坂46は名前と顔が一致するのは、西野七瀬さん、白石麻衣さん、生駒里奈さんの3人かな。西野さんと白石さんは、最近やっと見分けがつくようになりました。
　土屋太鳳さん、やっぱり登場。
　窪田さんの夜神月、狂った感じがよかった。続編は映画らしい。
　ももクロ、パワーダウンではない。昨年がすごすぎた。「幕が上がる」は今年の好きな映画の1本。
　小島瑠璃子さん、大活躍ではないか。
　天皇の料理番、鈴木亮平さんも忘れてはいけないね。

　雑誌が出てすぐに何か書くと、販売妨害になりそうなので、かなり記事にするのを遅くした。
　日経エンタの回し者ではないが、この「ヒット番付」はもちろん、この雑誌は毎月面白い記事が多い。

　来年は何が、誰が出てくるかな。

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　広瀬すずさん初登場はこちら。
　2014-12-27、「JR SKI SKI 2014-2015」

　土屋太鳳さんの関連エントリはこちら。

　昨年のエントリはこちら。
　2014-12-30、「２０１４年のヒット番付　ｂｙ　日経エンタ」

Ｖａｌｅｄｉｃｔｉｏｎ ２０１５

　今年も今日を含めてあと3日である。

　年初に今年は誰かが亡くなってもブログで取り上げるのはやめようと考えていた。でも、そうはならなかった。自分の好きな人たちが亡くなると、どうしても書いてしまう。自分を楽しませてくれたことに、感謝したい。心に残る人には、やはりお別れがしたいのだ。

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　1月26日、「無情だな。」
　俳優で声優の大塚周夫さん。SF作家の平井和正さん。

　2月28日、「スタートレックのＭｒ．スポック役、米俳優レナード・ニモイ氏死去」
　．．．悲しかった。
　スタートレックのリブート2作にも出演、トランスフォーマ－にも声の出演をしていた。

　3月20日、「米朝師匠、亡くなる。」
　三代目桂米朝師匠は、重要無形文化財保持者（人間国宝、1996年認定）であり、文化勲章（’09年）受章者である。でも、何よりもその肩書きは「上方落語中興の祖」であると思う。

　7月7日、「百井盛さん」
　ギネス・ワールド・レコーズ社（英国）から、世界最高齢の男性と認定された方。埼玉県立与野高等学校の校長をつとめられた。

　9月18日、「クラマーさん亡くなる。」
　2005年第1回日本サッカー殿堂入りのデットマール・クラマー（Dettmar Cramer）さん。「日本サッカー界の父」と呼ばれたドイツ人指導者。

　11月30日、「水木しげるさん、亡くなる。」
　説明はいらないだろう。

　12月6日、「平良とみさん死去」
　「ちゅらさん」の「おばぁ」である。

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　人以外では、ネコのこともとりあげた。
　6月30日、「Stationmaster TAMA dies」
　和歌山県紀の川市・和歌山電鐵貴志川線貴志駅の三毛猫、「たま」駅長が死亡した。

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　さようなら。ありがとうございました。
　May your souls rest in peace.

Ｍｏｖｉｅｓ ２０１６

　12月中頃までの情報である。だいたい2016年上半期の公開予定が見えてきた。

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　邦画
　信長協奏曲（1/23）
　家族はつらいよ（3/12）
　セーラー服と機関銃－卒業－（3/5）
　ちはやふる（3/19，4/29）
　暗殺教室　卒業編（3/25）
　シン・ゴジラ（7/29）

　公開日がまだわからないもの。
　デスノート２０１６
　テレビ番組の続編ではない。藤原竜也（「夜神月」役）さん、松山ケンイチ（「L」役）さんの、あの「DEATH NOTE デスノート」（2006年）の続編らしい。

　洋画
　オデッセイ（2/5）
　スティーブ・ジョブズ（2/12）
　オートマタ（3/5）
　Star Trek Beyond（7/22）
　Star Wars Rogue One（12/16）

　日本で公開されるかどうか不明のもの。
　Ex Machina
　DVD、Blu-Rayが出ているようなので、劇場公開はないかな。スクリーンで見ると、よさそうに思えるんだけど。

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　取り上げた作品を全部見に行くということではない。毎年のことだけど、全く情報がなくて、予告編を見てから出向くことも多い。
　9月に「エデンの東」を見た「午前十時の映画祭」は、「午前十時の映画祭７」として2016年4月2日から’17年3月24日まで1年間開催決定。作品ラインナップは2月の中頃発表とのことだ。

　新作、リバイバル。来年は何に出会えるのだろう。

２０１５年のクリスマス

　24日、本日は2学期最終日、終業式である。生徒たちは明日から冬休み。先生たちは28日まで勤務日である。年末年始休業は29日から1月3日まで。新年は4日から勤務日である。

　だけどさ、冬休みなのだ！

　明日25日、僕は定期検診日である。クリスマスプレゼントは術後のチェックなのだ。

　今学期もくたびれた。たくさん休みたい。映画が見たい。12月は「杉原千畝」「007」「SW」を見た。でも、まだ見たいものがある。

天皇誕生日は定点観測日

　－備忘録－

　天皇誕生日の12月23日は、我が家のインターネット開通記念日である。1998年12月23日（水）開通なので、丸17年になる。今日は毎年同じことを確認する日である。

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　この1年間、僕のネット環境で一番大きなことは、OCNのPageOnサービス廃止に伴うウェブサイトの「転居」だ。1月末にさくらインターネット（株）の「さくらのレンタルサーバライト」のサービスに移行した。
　年1回の確認事項は以下の通り。

　twitterとFaceBook
　手を出していない。
　この2つは、特定のものを「読む」ことはある。しかし、自分の情報発信には使わない。そのつもりも相変わらずない。

　ケータイ
　そのままである。スマホ、全く興味がわかない。必要もあまり感じない。

スター・ウォーズ／フォースの覚醒

世界同時の公開は無理でしたが、18日21時20分からのレイトショーで見に行きました。 　ストーリーの感想はいっさい書きませんよ。

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　ストーリーに関係ないことを、二つ書きます。

　その１：「May the Force be with you.」
　このセリフの翻訳として、『フォースと共ににあらんことを』はどうなんだろうか。この日本語だと、僕は「you」が「the Force」に近づく感じがする。『フォースが（あなたと）共にあらんことを』ではないのか。そんなことを考えました。本作の字幕でも「フォースと共にあれ」でした。

　その２：「２０世紀フォックスの配給ではない。」
　本作（から）は、配給がディズニーピクチャーズ。例の〔ファンファーレ～メインテーマのOP〕は、なくなりました。Lucas Filmのロゴがでて、OPのクロールから本編になります。

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　☆の数については、有名な映画から引用します。

　My God, it's full of stars.
　「2001年宇宙の旅」のデビッド・ボーマン船長のことばです。

　本作は必ず見るべき作品です。

Homare Sawa Retires

　サッカー日本代表・なでしこジャパン前キャプテン澤穂希選手が現役引退を発表し、17日に記者会見を開いた。
　18日のスポーツ新聞各紙は、「クラブのワールドカップ」中であるにもかかわらず、澤選手の記事が一面を飾っていた。記事の中にこんなものがあった。

　『米国代表チームの公式ツイッター*は「2人のレジェンドが同じ日に。輝かしいキャリアを祝福します。ホマレ・サワ」とつづった。

　『輝かしい』はどんな英語から訳されているのかなと思い、原文を探した。チームの公式ツイッターによれば、それは以下のとおりである。

　Two legends retire on the same day. Congrats on a stellar career, Homare Sawa. #ThanksSawa
　（2015年12月16日12:32）

　輝かしいは「stellar」の日本語訳である。この語は形容詞で、次のような意味である。

　１．星の
　２．星のような，星形の
　３．主要な，傑出した，花形の

　なるほどである。

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　引退を表明したばかりで、やれ「女子W杯招致委員（長）」だ、「なでしこ監督」だと言われてしまう。彼女も旦那さんも大変だ。
　僕らは充分楽しませてもらった。2011年3月11日発生の巨大地震とそれによる大震災。うちひしがれていた日本人が、ワールドカップ優勝でどれほど助けてもらえたか。それを忘れてはいけない。

　まず、「ありがとう」でしょ。「おつかれさまでした」でしょ。

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　*U.S. Soccer WNT

何て読むのかな。

　〔唹廡荷運送〕

　赤帽の小型トラックに書いてあった。「おむに」かな。

２０１５年一番のキャッチコピーではないか。

好きな人に、
好きな人がいても
好き。

今年3月公開の、福士蒼汰くんと、有村架純さんによる映画、「ストロボ・エッジ」のキャッチコピー。 　映画は見に行かなかったけど、キャッチコピーは印象的だ。いずれブログに書こうと思い、メモを残していた。 　これを書いた人は、ひょっとして天才なのではと思う。（文中敬称略）

００７ ＳＰＥＣＴＲＥ

A cryptic message from Bond's past sends him on a trail to uncover a sinister organization. 　While M battles political forces to keep the secret service alive, Bond peels back the layers of deceit to reveal the terrible truth behind SPECTRE.(IMDb)

　本作で降板という噂のあるボンド役のダニエル・クレイグ。初期の作品から登場する悪の組織スペクターとの戦いを描くとなれば、劇場に出向かないという選択はない。12日の午後、いつものMOVIXに出かけてきた。

　007映画は劇場でもＴＶでもかなりの数を見ている。正直どこかで見たようなシーン、プロットがあるように思えた。一方でなんとなくだが、これはこのあとどう続くんだろうという戸惑いもあった。まとめると、何だかシーン、場面ごとのつながりが弱い気がした。じゃあ、つまらないかというと、そうではない。動と静が昔のボンド映画よりもくっきりしている感じがするのだ。

　序盤のメキシコでのヘリコプターシーンは、スケールの大きさが目についた。
　中盤のスキー場でのアクションシーンも、やっぱりすごかった。
　最後の方の、、、

　これ以上はネタバレになるので止めておこうか。

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　ジェイムズ・ボンド：ダニエル・クレイグ
　今回で降板とも、違うとも言われているがどうなんだろう。だた、彼が主演した4作目、なんとなく一区切りという感じがする。
　今でこそジェイムズ・ボンドだと思うけど、最初にボンドを演じた時は、昔の007ならばKGBのエージェントのような雰囲気だと思った。

　Ｑ：ベン・ウィショウ
　何だかはまっている。ナヨナヨってしていてオタクっぽい。

　ミス・マニーペニー：ナオミ・ハリス
　ナオミ・ハリスのミス・マニーペニー。前作は、ものがたりの途中まで、現場で活躍するエージェント役だった。最後の最後で「イヴ・マネーペニー」と名のるサプライズ。本作でもマニー・ペニーは、Qと同じく、いいところで活躍する。
　ハリスのことはほぼ何も知らない。IMDbで出演作品を見ると、「パイレーツ・オブ・カリビアン*」の「ティア・ダルマ」、「マンデラ 自由への長い道」の「マンデラ夫人」である。僕は前者で姿を見ていたのだ。ちょっとビックリである。

　マドレーヌ・スワン：レア・セドゥ
　本作のボンドガールの1人。ボンドと行動を共にする。
　セドゥのこともほぼ何も知らない。調べてみると、「ミッション：インポッシブル」4作目、ゴースト・プロトコル（’11）に「殺し屋」サビーヌ・モロー役で出演している。平然と人を抹殺するこわ～い殺し屋の役。イメージ違いすぎで、わかんなかった。
　セドゥはフランス人である。

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　本作の評価、おそらくファンにであればあるほど☆1コと☆5コの間で振れるような気がする。映画の批評サイトRotten TomatoesのAverage Ratingは3.6/5である。僕の評価は☆三つ半かな。

　*デッドマンズ・チェスト（2006）、ワールド・エンド（2007）

この人、気になる。

小田急電鉄のCMに登場する、20台半ばくらいの女性。 　（YouTubeスクリーンショットから作成）

　同い年くらいの男性と居酒屋でデート、その後で街のレコード店でレコードを探す。楽しい時間が過ぎる。23時15分、小田急線の経堂（きょうどう）駅の上りと下りのホームに、2人は分かれて立っている。

　「電車の時間なんて、気づかなければよかった。（男性）
　「電車の時間なんて、気にしなければよかった。（女性）

　そんな2人の間に、小田急線の急行小田原行きが入線する。女性のいるホームである。男性は電車を見つめる。しばらくして、小田原行きが発車。

　女性はホームにまだいた。

　世界に一つの日々と、世界一の日々と
　ODAKYU

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　なかなかおしゃれな感じの企業CMだと思う。ふた昔前の月9ドラマの1シーンのようだ。
　このCM、『世界に一つの日々と』というタイトル。『経堂駅や街を舞台に、20代後半の2人の等身大の心情を切り取ったストーリーです。』と小田急のウェブサイトに出ていた。彼女役（で、いいよな）の女優さん。ものすごく普通な感じである。ちょっと調べてみた。

　朝倉あきさんでした。

　「かぐや姫の物語」でかぐや姫の声を担当していた彼女は、昨年の3月末で一度芸能活動を休止していた。今年活動を再開していたようだ。
　随分大人になっている。今年24歳とのこと。わからなかった。

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　何だか、小田急に乗って町田に出かけたくなった。MARUKAWAでお買いものがしたい。

平成２７年の今年の漢字

　－【速報・備忘録】－

　15日（火）午後、平成27年の「今年の漢字」が、（財）日本漢字能力検定協会から発表された。

京都・清水寺において、森清範貫主（もり・せいはん・かんす）により揮毫された「今年の漢字」は、「安」である。

　安全保障の「安」、安心の「安」である。安直の「安」でもある。
　ホントに毎年のことだが、去年の『「今年の漢字」は何か』がクイズになる。みんな見事に忘れている。

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　昨年のエントリ
　2014-12-13、「平成２６年の今年の漢字」

六千人の命のビザ

．．．を原作、原案としたTVドラマは僕の知る限り2本*制作されている。長編映画化は今回が初めてである。 　12月の映画鑑賞は『杉原千畝　スギハラチウネ』を1本目に選んだ。

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　本作は、杉原千畝を唐沢寿明、幸子夫人を小雪が演じている。杉原を一外交官としてだけではなく、語学力堪能な情報収集官（インテリジェンス・オフィサー）としてのありようも描く作品と事前に喧伝されていた。

　有名なリトアニアの在カウナス日本領事館領事代理としてのビザ発給が、映画のハイライトでもクライマックスでもない。もちろんその行為はていねいに描かれている。彼の人生の中で1、2ヵ月の間の出来事が、なぜ起きたのか。カウナス赴任までの杉原の人生や仕事。領事代理としての生活の様子や、ビザの発給に至るまでの苦悩がわかる。だが、それで終わりではない。ソ連のリトアニア併合、カウナス退去後の外交官としての働き、敗戦に至るまでの日本の姿を同じくらい時間をかけ、ていねいに描く作品である。
　本作は幸子夫人の著書、「六千人の命のビザ」を読んでもわからないことがたくさん出てくる作品であり、ともすれば杉原千畝を単純に正義のヒーロー視する見方を否定する作品である。もちろんそのことが杉原千畝と彼の行いを卑しめることはない。全くの逆である。ひとりの人間が必死に生きた記録。自らなすべきと信じたことを、苦悩しながら実行した記録のように思えた。

　映画を見てから気がついた。この映画「杉原千畝」がタイトルだ。「六千人の命のビザ」ではない。

　☆4コかな。

　次の作品は．．．

　（文中敬称略。）

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　2006-04-06、「Sempo (Chiune) Sugihara」

　*『命のビザ』
　1992年12月18日、フジテレビ、演：加藤剛
　『日本のシンドラー杉原千畝物語　六千人の命のビザ』
　2005年10月11日、読売テレビ、演：反町隆史

　なお、ショートフィルムとして「Visas and Virtue」（1997年）というアメリカ作品がある。

こんな値段になるのか。

　備忘録

　〔灯油価格：いずれも18L〕

　2014年～’15年のシーズン当初価格は1836円。
　・最安は2015年2月で1440円。
　2015年～’16年のシーズン当初価格は1296円。

　当初価格：シーズン最初に購入した時の価格。

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　昨日GSでの購入価格が1296円。昨シーズン当初と比べて530円、1Lで30円も値下がりしている。こんな価格は、2009年冬以来だ。