全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

学生証を作ってもらいました。

2006-03-31 16:27:18 | 教師の研修 2005

 放送大学の学習センターに出かけ、平成18年度からの学生証を作ってもらいました。
 修士全科生になり、学生証の有効期限は2年間です。写真も2年間変わらないことになります。ど~でもいいことなのかもしれないけど、床屋さんにいって(笑)、それから写真を撮影してもらいました。

 学習センターではキャンパスネットワークのID、パスワードももらい、メールアドレスも発行してもらいました。
 平成18年度前期受講科目の放送が明後日2日から始まります。

 いよいよスタートだなって実感しています。


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教科書がきた。

2006-03-28 19:56:01 | 教師の研修 2005

 平成18年度前期履修科目、「人間情報科学とeラーニング」の教科書と、番組表が到着した。
 教科書は、薄からず厚からず(変な日本語)だ。ページをめくって、章ごとにインデックスをつける。目次と、各章の最初のページをさっと読んでみる。おもしろそうなところ、そうでないところ。いろいろあるのはいつものこと。
 読んでいて、全15章ぞれぞれのページ数が、びみょ~に違うことが気になる。ある章では10ページ、ある章20ページ、、、 こういう教科書を使う授業って…過去の経験からすると…講義ノートが作りにくいんだな。
 今日から第1回放送(4月2日)までにどれほど読み進めることができるかな・・・
 かんばろっと。


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放送大学大学院、入学準備作業

2006-03-24 05:07:56 | 教師の研修 2005

 22日学生証が家にきた。
 学生の身分が修士科目生から修士全科生に変更。有効期限もこれまでの半年間からH20年03月末と2年間になった。これで少なくとも2年間は自分でやめない限り放送大学大学院の学生である。2年間は写真が変わらないのだから、やはり床屋に行ってきちんとしてから写真を撮ることにしよう。
 だんだん入学が近づいてきていることを実感できてうれしい。

 23日また放送大学から封筒がきた。
 「『研究指導』履修の手引き」と「研究指導オリエンテーション」の出欠確認葉書だった。「『研究指導』履修の手引き」はオリエンテーションの前に一読しておくように指示が出ている。それほどの厚みはないけど、何をどのように考えるべきか比較的丁寧に書かれている。春休みに読むことにする。
 オリエンテーションは確か来月22日(土)だった。もう一ヶ月ない。早速参加の返事を出すことにしたい。
 それから『修士論文・特定課題研究閲覧承諾書」が同封されてきた。これは、首尾よく修士課程を修了できたあかつきに、その論文を放送大学図書館に置き、3年間閲覧を可能にすることに同意するか否かの書面になる。このような制度は、論文に特定の個人が取り上げられ、そのプライバシーが犯されるような場面や、特定の組織の守秘義務を犯すような場合を除き同意すべきものだと思う。オリエンテーションで提出するものなので(なくさないように)ちゃんと保管しようと思う。

 これであと未着なのは、平成18年度前期履修科目、「人間情報科学とeラーニング」の教科書と、番組表だけだ。早く来ないかな。

 今日は終業式だ。


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H17...H18

2006-03-11 18:57:31 | 教師の研修 2005

 後期成績判明(11日)&WebSite更新。放送大学大学院関係のことをいくつか。。。

*****

【学費納入】
 3月6日、昼休みに平成18年度の学費をおさめてきました。
 入学金44,000円
 授業料20,000円
 研究指導料160,000円

 合計224,000円。かなりの出費だけど、普通の大学院に比べると激安だと思います。

【放送大・大学院 成績表到着】
 平成17年度後期の成績表が本日到着。「文化人類学研究('05)」の成績が決まりました。
  ↓
 試験の結果合格点。でも、評価はC。
 過去最低
! ! ! 自らへの戒めとして公開します。

 かなり勉強はしたつもりでしたが、残念な結果になりました。
 僕は桜美林大学大学院2年時から、放送大学大学院の修士科目生だったので、足かけ4年間(通算8学期間)在籍したことになります。この間、合計8科目16単位を修得できました。この単位を持って、4月から放送大学大学院文化科学研究科(文化科学専攻:教育開発プログラム)修士全科生になります。

*****

 来年度前期は、「人間情報科学とeラーニング」を履修することになっています。いかにも放送大学的な科目といえるかな。新しい知見を得ることができるかどうか楽しみだ。

 さて、そろそろ学生証が届くかな?
 今度は2年間有効の学生証だと思うので、今までは4枚700円のスピード写真だったけど、今度は写真をちゃんと撮影してもらいに行こうかな。髪の毛切ってもらいに行くか。


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科目登録決定通知到着

2006-03-03 04:43:08 | 教師の研修 2005

 2日。入試の事務処理でヨレヨレ、ヨロヨロになって帰宅した。
 ポストに放送大学から郵便が来ていました。

 「成績表かな?

 封を切ってみたら、新年度の科目登録決定通知でした。新しい学期、何を履修するかこれで決まったことになります。

*****

 以前のエントリにも書いていますが、僕の平成18年度1学期は「人間情報科学とeラーニング」だけの履修になります。これは、修士全科生としての研究指導が、どの程度の負荷になるかわからないことと、4月から3年生の担任なのでその仕事量を考えた上での決定でした。正式に通知を受領し、ある程度新学期に向けての気持ちの整理・構えができたような気がします。(大げさかな)

 通知には学費明細が印刷されていました。
 入学料44,000円
 授業料20,000円(1科目分)
 研究指導料160,000(2年、4学期分)

 合計すると結構な額にはなりますが、いよいよこれを払い込むと、後には引けなくなりますね。

*****

 そろそろ成績表が来るかな。。。


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全英連参加者・怒る!!!

2006-02-09 21:48:59 | 教師の研修 2005

-バカだね、文部科学省-

*****

 「『英語が使える日本人』の育成のためのフォーラム2006」の開催が、3学期中の平日に決まった。わけのわからないことをやらかした、何もわかっていない文部科学省。担当者は以下の3人である。

  初等中等教育局国際教育課
   課長:
    手塚義雅さん
   国際理解教育専門官:
    池田三喜男さん
   国際理解教育第二係長:
    酒井佐知子さん

 文部科学省は、同フォーラムの重要性を何もわかっていない。
 このイベントは、英語の教師にとって非常に重要性の高いイベントである。
 可能な限り教師が参加しやすい日程に組まれて当然の大事なイベントである。そして、教師は可能な限り参加すべきイベントである。それが、3学期中の平日開催。
 …僕はものすごく怒っている。怒っている!!! 黒板消しで頭をパンパンしてあげたくなるくらいである。そして、むなしく悲しい。

*****

 『英語の使える日本人の育成』をめざし、世間の罵詈雑言をあびながら授業改善に必死になっているのは誰だ?
 僕たち学校の教師である。
 一番勉強をしなければならない立場なのは誰だ?
 僕たち英語の教師である。

 年度末の学校の状況を考えて日程を組まないのは、どう考えても納得いかない。それとも、そんなこともわからないほど、ものを知らないのだろうか。平日、学期末近くの成績決定時、どんなに忙しいかわからないのだろうか。
 どのようないいわけをしても、是認できない。許し難い。わからないのならば、頭が悪いのである。

 もう一度言う。学校でもっとも関係のある英語科教諭が参加できにくいではないか。どうしてくれるんだ。
 非常識きわまりない決定であり、まともな判断とはとうてい思えない。

 誰の方を向いて仕事をしているのか。まず、僕たち教師の方を向いて仕事をすれば、いつ開催すればいいのかくらいのことは判ろうものである。本当に伝えなければならないことは何なのか、誰がそのメッセージを受け止め仕事をするのか考えれば、バカじゃない限りわかるはずである。でも、わからないらしい。

 国際教育課はなんのためにあるのか。
 役人だったら、役に立て。

 やっと治りかけている風邪がぶり返しそうである。


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期末試験終了

2006-02-03 05:31:05 | 教師の研修 2005

 1月31日午後、在学している放送大学大学院の期末考査を受験しました。来期から修士全科生になるので、科目生としては-当面-最後のテストです。
 今回の試験は印刷教材(教科書)持ち込みOKでした。教科書には書き込み、コピーなどを貼り付けることも許されます。それだけにタフでした。

*****

 大問2題の試験で、問題1は全員が解答する問題。

 先住民族の生業活動の意義について論述するもので、僕はカナダのイヌイトの人々を事例にまとめました。
 ・1950年代以前の定住前(近代化前)の生業活動の意義
 ・1960年代以降の定住後の生業活動の意義
 生命維持、エスニシティーの表象、レクリエーション等を論述しました。

 大問2は選択問題(3題中1題)で、僕はアイヌの人々がアイヌ語を維持復興することについての設問を選びました。「母語」ということをふまえて考察しました。

 問題1、問題2とも制限文字数400字。問題1は9割方の文字数を使えたのですが、問題2はちょっと少なかった気がします。最後までねばろうとしたのですが、集中力が続きませんでした。

*****

 放送授業終了後、ビデオを再視聴しました。とくにここ数日は教科書、ノートを何度も読み直し、中間レポートの先生の指摘も見直して準備しました。論述形式試験は、毎回のことですが、10分考え、下書きメモを作り、一気に書き上げる方式で書き上げました。頑張ったけど、試験勉強の準備が充分生かせたかと問われると、自信を持ってハイとは言えません。何とか、単位がもらえればいい方だと思います。こんなことで、通信制の大学院で修士論文が立派に書けるのか。ちょっと不安になってきました。
 いずれにしても、今学期もひとまずおしまい。春休み?になります。読みたかった本を読んで、4月からの研究計画をいろいろ考えようと思います。

 成績表が来たら、ブログで公開、、、できるといいなあ。


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放送大学大学院科目登録申請

2006-01-29 06:43:38 | 教師の研修 2005

 放送大学大学院に合格し、次の手続きは科目登録です。
 大学院からの合格通知に同封されていた、平成18年度授業科目案内を読んで、どれにしようか考えました。登録科目候補は3、4科目あったのですが、最終的に人間情報科学とeラーニング('06)1科目だけを履修することにしました。

 全英連参加者のページ・大学院チャレンジ2にも書いたのですが、平成17年度後期(修士全科生として入学前まで)で、修士論文を完成させるための研究指導8単位を除くと、僕の修了要件となる単位数は8単位です。後期履修中の文化人類学研究('05)の単位が習得できれば、この単位数は6単位になります。いろいろ考えた上で、あと6単位は、放送大学大学院在学中の2年間4学期で各1科目ずつ履修・習得していくことにしました。いままでも、各学期1科目ずつの履修だったので、これと研究指導がどの程度の負荷になるかわからないうちはあまり欲張らない方がいいかなと考えたからです。通学していつでも主査の先生に指導を受けられた桜美林大学大学院での研究指導とは、どう考えても同じにはならないので、安全策を採ることにしました。
 また、桜美林大学大学院での修得単位が10単位まで認めてもらえれば…誤解を招くことは避けなければなりません。楽をしたいわけではないです…放送大学大学院の科目を履修しなくてもいいことになります。この単位認定が6月ごろ。また、毎年後期の単位認定考査が県立高校の前期募集入学試験の時期に重なり、試験時間にどんなイレギュラーの仕事が入るかわからないので、なかなか2科目以上を履修登録できる環境ではありません。

 科目登録申請も終わり、次は現在の履修科目の期末試験勉強に集中できます。
 この後は、学費の納入(3月中頃)、身分証明書写真準備、入学者の集い、4月22日の第1回研究指導オリエンテーションと続く(のかな)。。。


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もうすぐ期末試験。

2006-01-15 07:11:58 | 教師の研修 2005

【木曜日】
 期末試験の日程表&受験票が家に着きました。受験票がもらえたと言うことは、一応レポートが不可にはならなかったのかなって思った。
【金曜日】
 '05後期通信指導課題が返却(返送)されてきた。今回の評価はAでした。
【土曜日】
 前に在籍していた桜美林大学から、大学院在籍中の学業成績単位修得証明書が届いた。

*****

 文化人類学研究のの放送授業も1月15日(日)の第15回で終わり。あとは31日(火)の期末考査を残すのみ。この科目で単位が取れるかどうかが、4月から始まる修士全科生としての学習に影響を与えないように…不合格&再試験なんてことになると、科目選択にも影響がある…がんばって単位が取れるようにしたい。

*****

 レポートにあった先生のコメント。
 A よく書けています。

 レポートのまとめの部分(下線部は先生による)
 フィンランド国内のサーミは約7000人、サーミ語を母語とするものはその半数である。
 北海道におけるアイヌは、平成11年度の調査で23,676人である。このうちアイヌ語については、世帯調査の対象世帯の中から、アンケート調査を実施したところ、対象者715人中、アイヌ語を知っている、多少なりとも会話ができるとの回答は312人である。

 先生のコメント
 母語や第一言語といったものを表に出そうとしない、(たとえば国勢調査で調べようとしない=避けている)日本の国民国家政策について、もう一歩踏み込んだ言及考察があっても良かったかも…
  ↓
 なるほど。書きたかったことが見破られている。文字数の都合で避けたことが、やっぱり書くべきことだったわけか。。。
 考査は教科書持ち込み可。放送授業と教科書まとめのノートはA4で200ページ近くなった。本当はノート持ち込みがありがたいけど、まあ、ものは考えよう。

 放送授業・教科書→ノートのスタイルで勉強したから、今度はノートにまとめたことを、教科書に書き戻そう。

*****

 テストまであと2週間だ。
 大学院入学まで2ヶ月半。時間がありそうで、きっとあまりなんだろうな。しっかりがんばらなくちゃ。 


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研修状況発表

2006-01-09 17:49:40 | 教師の研修 2005

 12月冬休みに入ってから、今日まで何が勉強できたかな。

 12/23金 天皇誕生日
 12/24土
 12/25日
 12/26月 出勤・残務整理
 12/27火 自宅研修
 12/28水 自宅研修
 12/29木 冬休み
 12/30金  〃
 12/31土  〃
 01/01日  〃
 01/02月  〃
 01/03火  〃
 01/04水 自宅研修
 01/05木 出勤・新学期準備
 01/06金 自宅研修
 01/07土
 01/08日
 01/09月 成人の日

 27日
 放送大学大学院の今学期履修科目(文化人類学研究)第13章をビデオ視聴、ノートまとめ。
 3学期当初の課題テスト(受持分50点満点)作成開始。
 課題テスト後の、授業用ハンドアウト・授業展開案作り。
 28日
 文化人類学研究の学習に半日使う。第14章のビデオ視聴、ノートまとめ。
 課題テスト原案(第1次)を完成。1月5日出勤日までに、問題を最終案レベルまで再検討。
 29日~3日
 冬休み
 何もしなくても問題はないのだが、ほぼ毎日4時間程度は、ハンドアウト作りと授業展開案の検討に当てた。
 4日
 翌日の出勤に備えて、準備したハンドアウトなどの見直し。(授業展開案が3レッスン分&ハンドアウト3レッスン分で全部で20ページ。)
 課題テスト問題最終β版完成。
 6日
 前日に学校で受領した課題テスト問題(自分の担当でない部分)と、自分の作成分をまとめ、テスト原稿完成。
 文化人類学研究最終章のビデオ視聴。ノートまとめを始める。
 大学院への提出書類のチェック。平成18年度第1学期履修科目のシラバスを読み、検討。
 大学院でお世話になった先生からいただいた本を読み始める。

 あっという間に冬休みが終わった感じだ。

*****

 夕方、高校サッカーは滋賀県立野洲(やす)高校が鹿児島実業高校を延長2-1で破り初優勝したことを知る。今日は早寝をして、明日に備えなければならないけど、ダイジェストを見たくなるなあ。

 ともかく、野洲高校おめでとう。鹿実もおつかれさま。野洲高校は、昨日学校のウェブサイトを調べたら、平成15年度から生徒募集4学級の学校だ。今年度が17年度だから、4×3=12クラス。1クラス40人としても、全校生徒500名いないんじゃないか。小さい公立高校のでっかいニュースだ。
 このあと、大変だろうなあ。

 そんなことを考えました。

*****

 さあ…明日から3学期だ。(あぁ~あ)


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大学院進学

2006-01-04 06:26:52 | 教師の研修 2005

 大学院に入ることを普通、大学院進学という。もちろん入学でもいい。
 僕はこの前は2001年4月に桜美林大学大学院国際学研究科(言語教育専攻・英語教育専修)に入学した。2年後まがりなりにも学習を終えて、大学院を〇〇することができた。

 一般的には〇〇には、卒業が入る。でも、正式にはちがう。
 …修了である。

-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

 僕は在籍した経験はないが、博士課程の場合、「卒業」とは言わないようだ。履歴書には以下のように書くようだ。

 〇〇大学大学院〇〇研究科博士後期課程満期修了
 〇〇大学大学院〇〇研究科博士後期課程単位修得退学(中退)

 満期修了は、勉強しなさいと大学院が決めた科目の単位がちゃんと取れて、修了。修了時、または修了後何年かして、博士論文(博士の学位論文)を提出し-審査を通って-『博士(専攻分野)(学位を授与した大学)』の学位をいただいている人の履歴に書かれていることが多い学習歴。通常学位と共に書かれている。書かれていない場合もあるようだ。

 【例】
 山田太郎 博士(学術) 〇〇大学 2005年
 現在の学位の出し方は、〇〇博士のような形式ではない。専門分野を明示する形式になっている。これは、学士・修士も同じ。

 それ以外は、途中でやめちゃったと言うことではなく、博士論文の提出がまだの研究者という意味で考えればいい。学位は修士修了で大学の先生をしている方などそれこそ山ほどいる。博士の学位はそんなに簡単にもらえるものじゃない。
 最近知ったことだけど、どうもこれは正式な呼称ではないようです。詳しくは、俺の職場は大学キャンパス(ブログマスター:マイスターさん)の「単位取得後退学」って? 博士号と課程制大学院と、いうブログを見ていただけるとわかると思います。

-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

 僕が学部の学生だった頃には大学院のある大学は、国立大学や私大でもかなり古いところ、有名どころが多かった。
 平成16年5月の調査では国立大87大学(全部)、公立大77大学中66大学、私立大545大学中392大学になっている。公立大学も、よくはわからないが、学部の卒業生がまだでていない-公立短大から昇格したばかり-新しい大学なのかなって思う。
 昭和58年度~10年ごとに大学院生の数を比較すると、20年後の平成15年度には4倍の62,000人から231,489人になっている。現在では大学院(修士課程・博士課程前期)がある大学の方が、マジョリティーである。
 
 文部科学省資料によれば以下のようになる。
 大学院全体の国公私立のシェアーは、ほぼ変化がない(国立約6割)
 博士課程のシェア:国立が増加(11.8pt)、私立が減少(-11.7pt)
 修士課程のシェア:国立が減少(-4.9pt)、私立が増加(3.1pt)
 両課程とも在籍者は増えている。

 大学新卒の10%が大学院に進学する時代。理系と文系どっちが多いか資料を探したけど、見つからなかった。

-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

 4月から、僕は再び大学院の学生に戻る。
 大学だからって、「入・退」とは言わない。

 『僕、4月に入院です。。。』
 4月1日に突然発表したら、みんな驚くだろ~なぁ~ April Foolではないけど。


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放送大学大学院合格、その後

2005-12-22 05:04:59 | 教師の研修 2005

 その後と言っても、二三日しか過ぎていません。

-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

 放送大学大学院合格後、大忙しで各方面(おおげさな)に報告した。
 大学院でお世話になった三人の先生(論文主査と副査)方にメールで報告。三者三様のお言葉をいただく。
 …威張るわけではないが、一度曲がりなりにもMAをいただいている身、この前の反省を活かした成果を得られるようにしたい。

 勤務校の校長にも報告。服務はどうなるのかと聞かれたので、通信制の大学院であり、仕事を休んで何かをするわけではないと説明。
 …学校を離れてはできない研究であると考えているので、少なくとも、平成18年度に大学院修学休業をよこせなどとは言いませんと伝えた。ちょっと安心していた。
 教頭にも報告。

 大学院で同じ先生に論文の主査をお願いした仲間にもメールで報告。
 まだ、連絡していない仲間にもメールを出さなきゃ。

 お金の工面はまだ算段がつきません。

-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

 受験と勤務と両立した(???)、2学期も今日で終わりです。
 …あくまでも生徒諸君はです。僕たちは出勤。でも、少しは落ち着くかな。

 ゆっくり眠りたい。ゆっくり本が読みたい。
 知識っていうほどの知識量の持ち合わせはない。でも、何か「知の充電」をしないと、ひからびたスポンジのようになってしまう。頭から考えること、知識、判断力が落ち葉が散るようにどんどんなくなっていくようだ。大げさでなく恐怖を感じることがある。
 ゆっくりしたい。


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放送大学大学院受験記

2005-12-20 05:01:58 | 教師の研修 2005

 全英連参加者の平成18年度放送大学大学院受験の顛末は、以下のとおりです。

 8月夏休み中
 研究計画と志望動機を書き上げ、必要書類を提出しました。研究計画と志望動機はいずれ自分のウェブサイトで発表ようと思います。

 9月初旬
 出願書類受付の手紙が到着。

 10月8日(土)
 大学の予告通り…律儀に…一次選考(研究計画等の書類選考)結果通知が来た。
 …合格だった。
 2次試験に向けて、英語の勉強は英検1級問題集を使いました。
 学校教育関係の勉強は放送大学大学院ですでに学習した各科目の知識に頼るしかないと思いました。主に教科書を読み直したり、自分の研究計画を再読したりして準備しました。

 10月23日(日)
 地元の学習センターで2次選考(論文試験)を受験。
 論文試験120分(通常の単位認定試験は45分)
 必須問題
 英文を読み設問に答えるもの。
 (1)英文下線部訳
 (2)文中の再社会化について論述するもの。
 選択問題
 自分の専攻に関連あるものを論述するもの。
 『教育の機会均等と義務教育段階における学校選択制についてのべなさい。』を選ぶ。

 11月12日(土)
 幕張まで面接を受けに行く。
 朝から雨。試験が終わったころ天気がよくなった。

 12月17日(土)
 16日が発表日なので17日は家にいようと思ったけど、期末考査、成績処理の仕事がはかどっていなかったので午前中は出勤。家に戻ったら、不在通知があった。電話して再配達をお願いする。
 午後7時。2次試験結果到着。
 …合格してしまった。
  …えらいこっちゃ!

*****

 素直にうれしいぞ・・・
 何をしなくちゃいけないかな。

 まず、前に在籍していた桜美林大学大学院の研究成果報告書の主査の先生にメールをだして。。。。報告しなければ。
 勤務校の校長にも、報告しなくちゃな。
 履修科目も決めなくっちゃ。
 桜美林での既習単位の証明書ももらいに行かなきゃな。
 ...結構忙しいぞ。

 お金。。。
 これがぁ、一番大変なんだよね。
 でも、これを払ってしまうと後には引けなくなるから、勉強する気になる。
 また、がんばろ。


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通信指導問題(’05後期)

2005-11-29 05:05:09 | 教師の研修 2005

 文化人類学研究('05)のレポート、や~~っと書けました。(^_^)v
 今回のレポートは字数制限が800語~1000語と幅がありました。これが思った以上に僕を困らせました。
 テーマは「近代国民国家の統治・文化施策と先住民族との関係について」でした。

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

前書き
 自分は高等学校の英語教師である。ことばの教育に携わるものとして、先住民族に対する政策の一環として、その言語政策に関心を持っている。
 このレポートではフィンランドのサーミの人々(「サーミ」とする)と本邦アイヌの人々(「アイヌ」とする)に対する言語政策を、フィンランドと日本の憲法、アイヌにかかわる新旧2法、関連資料を読み、言語使用等についての記述の有無を調べることとする。これにより、フィンランド、日本それぞれの先住民族の言語政策について概観できると考えたからである。

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

1.サーミの言語
 フィンランドはスウェーデン統治時代後、ロシアの大公国となった。1863年の言語布告で公用語となったスウェーデン語に加え、フィンランド語が公用語の地位を獲得、2公用語体制となった。これは独立後も引き継がれ、'22年の言語法で2公用語に関する規定が定められた。
 サーミは1995年の憲法改正によりフィンランドにおいて先住民族として認知された。彼らは'91年、'95年の立法措置*1により、一定区域内で、自らの言語と文化について自治が認められている。現行憲法第17条には自らの言語と文化を持つ権利が述べられている。サーミは先住民族として、それらを維持発展させる権利を有すると規定されている。

2.アイヌの言語
 アイヌに関する新旧2法*2のうち、旧法は1899年に制定された。この法律は北海道開拓により、生業地を奪われ生活が窮乏化したアイヌの救済を図ることが主眼である。また、同法第9条により、アイヌ学校が全道に設立された。これはアイヌ児童を親から分離、忠君愛国を柱とした教育を行うためである。アイヌ民族の文化、言語を尊重する教育は行われなかった。
 新法は第1条でアイヌ伝統等の尊重、第2条でアイヌ文化はアイヌ語を含むことを明記している。しかし、アイヌのアイヌ語に対する権利は読み取ることはできない。日本は憲法第14条で法の下の平等を定めている。これは人種による差別を許さないという考えであり、特定人種を優遇することも前提とはしていない。アイヌの言語に対する権利に、日本社会が、あえて言うならば鈍感なのは、いわゆる、日本人単一民族説によるところも大きい。彼らの存在への配慮が欠けていた。

3.まとめ
 フィンランド国内のサーミは約7000人、サーミ語を母語とするものはその半数である。*3
 北海道におけるアイヌは、平成11年度の調査*4で23,676人である。このうちアイヌ語については、世帯調査*5の対象世帯の中から、アンケート調査を実施したところ、対象者715人中、アイヌ語を知っている、多少なりとも会話ができるとの回答は312人である。
 この割合をそのまま全体に当てはめるわけにはもちろんいかないが、仮に当てはめてみると10,000人をこえる程度である。旧法における同化政策、新法制定までの時間等両者が相まって、アイヌ語についてはその存続が危機的状況である。その保護を考えなければならないと思う。
(本文993文字)

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

脚注

*1 公の機関におけるサーミ語の使用に関する法律(1991)、サーミ議会法(1995)
*2 新旧2法は以下の2法を表す。
 新法 アイヌ文化の振興並びにアイヌの伝統等に関する知識の普及及び啓発に関する法律(1997)
 旧法 北海道旧土人保護法(1899)
*3 ハッリ・マンティラ「フィンランドにおける言語環境」
*4 北海道ウタリ生活実態調査(平成11年度、北海道庁)
*5 世帯調査-アイヌの人たちが居住している地区の中から20地区300世帯を抽出
  アンケート調査-世帯調査対象世帯の中から、15歳以上の世帯員を対象

参考とした文献、ウェブサイト

東海大学紀要文学部 文学部第75輯(2001年)
 フィンランドにおける言語的少数派と言語権保障(吉田欣吾)

駐日フィンランド大使館広報部訳
ハッリ・マンティラ 「フィンランドにおける言語環境」
 1.フィンランドで使用される諸言語の状況
 2.国語としてのフィンランド語とグローバリゼーション

アイヌ民族資料室・ホームページ

フィンランド共和国憲法(Wikipedia)

北海道ウタリ生活実態調査報告書

本講義教科書
 第3章、第5章、第11章

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 今回は最初は2000字をこえてしまい、推敲以前の問題になってしまいました。
 書きたいことを削りまくって、その後で推敲してようやく1000字を切りました。

 今回もまたギリギリ提出です。
 前回の反省が生かせていません。
 でも、また、がんばりたいと思います。


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レポートが完成しない。。。

2005-11-24 05:15:42 | 教師の研修 2005

 全部自分が悪い。反省します。(苦笑)

*****

 文化人類学研究('05)レポートは、『近代国民国家の統治・文化施策と先住民族との関係について』が課題です。
 僕は高校の英語教師なので、先住民族に対する政策の一環として、その言語政策に焦点を当ててレポートを書こうと思いました。そこでフィンランドのサーミの人々と日本のアイヌの人々に対する言語政策を調べようと考えました。

 『フィンランドと日本の憲法、アイヌにかかわる新旧2法、関連資料を読み、言語使用等についての記述の有無を調べよう』

*****

 まず最初に、フィンランド共和国憲法を探すことにしました。フィンランド政府ウェブサイトや、憲法をキーワードにウェブで探してみました。作業をはじめてすぐ…仮に見つかったとして…読めるかどうか不安になりました。授業で勉強したとおり、あの国はフィンランド語・ノルウェー語2公用語体制、僕はどちらも読めません。
 作業開始翌日、ありがたいことに、英語訳がありました。ひとまず一安心。
 日本国憲法、アイヌにかかわる新旧2法は、ウェブですぐ見つかった。
 その他、関連資料として、東海大学の先生の論文もウェブで見つかった。

*****

 レポートの材料はそろった。
 教科書とノートを読み直し、資料に目を通し、参考になるところをチェックして、アイヌに関してはこれから放送の部分も読んで、、、もう、2週間。
 …書けない。

 テーマが大きすぎるわけではないと思います。
 全英連岐阜大会のため、合計4日間レポートに時間が割けなかった。。。ことはありません。
 自分のウェブサイトで発表する、岐阜大会の報告のページ作成で忙しい。。。こともありません。まだ、手をつけていません。
 資料を読んで、書き始めて、すぐストップしてしまう。
   ↓
 各資料がおもしろすぎる。読んでいて興味が次々わいてきて、そっちに対応する方が楽しい。特にフィンランド共和国憲法はホントにいろいろなことを示唆している。
 公用語が2種類ある。それだけでも、すごいことだと思う。レポートに関係ある、第17条「自分の言語と文化の権利」には僕の想像もできなかったことが書いてあるので進まないんですね。

 Section 17 - Right to one's language and culture
 The national languages of Finland are Finnish and Swedish.
 The right of everyone to use his or her own language, either Finnish or Swedish, before courts of law and other authorities, and to receive official documents in that language, shall be guaranteed by an Act. The public authorities shall provide for the cultural and societal needs of the Finnish-speaking and Swedish-speaking populations of the country on an equal basis.
 The Sami, as an indigenous people, as well as the Roma and other groups, have the right to maintain and develop their own language and culture.
 Provisions on the right of the Sami to use the Sami language before the authorities are laid down by an Act. The rights of persons using sign language and of persons in need of interpretation or translation aid owing to disability shall be guaranteed by an Act.

 フィンランド語・ノルウェー語が公用語。どちらの言語でも裁判が受けられて、必要な書類をどちらかの言語で受け取れる。
 先住民族のサーミ、ロマの人々も自分の言語と文化を維持発展する権利がある。
 手話を使う人々、障がいにより、翻訳・通訳が必要な人の権利も個別の法で保証される。
 
 どうですか。すごくないですか。先進的で、僕はある意味感動しました。

*****

 それをブログに書いていて、またレポートが遅れる。(苦笑)
 そろそろ、レポートまとめなきゃ。


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