本日は東京国際大学主催の「第11回英語教育改革フォーラム」に参加する。ここ数年、出張で参加できていたのだが、今年はそうではない。
・・・自主参加になった。
このフォーラム、半日間だが大学に出かけ、様々な研究者、中高の先生たちの研究成果・授業実践に触れることができるものである。
・・・なんで、今年は出張にならないか。
怒っているわけではないのだ!!!
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僕たち公務員が職場を離れ、勉強に出るためには、以下の三つの方法がある。
1.研修
事前に「研修承認願」を提出。許可を受けて参加する。研修後「研修報告書」を提出する。
あくまでうわさの域を出ないことだが、世間の目を必要以上に気にする風潮があり、一部学校で「研修承認願」を提出させない、しづらい雰囲気を作っている管理職がいると聞いたことがある。ホントにそんなことをしているのならば、その人は公務員として失格。Xである。法律・県諸条例の読めない大ばか者である。
2.出張
学校では「出張」を「旅行」という。この「出張」は職務命令である。
「〇〇〇に参加することを、認めていただきたい」と、事前に「旅行伺い」提出・申請する。校長がそれを精査し、「〇〇〇に参加しなさい」と、命令する形をとる。旅行者(出張した者)は、旅行後、何をしたか「復命(報告)」を提出する。
実際問題として「研修」との違いは、旅費(交通費:実費)が復命後に支払われること。職務命令なので、行き帰り、出先で事故などにあえば、それは公務災害(いわゆる労災)になることだ。
3.自主参加
どこかに勉強に行く場合、土日等の勤務を要しない日に出かけるか、勤務時間後に参加する場合は、特に何も手続きがいらない。勝手にお出かけである。僕は全英連の研究大会は、この方法で参加している。
全英連が東京以外で開催の場合、金曜日土曜日開催になることが多い。開催日に出かけても、1日目が間に合わない。昨年の石川大会(金沢市)でも、そうだったが、木曜日放課後職場を離れ、日曜日に帰宅することになる。前日泊はともかく、全日程3泊4日では、仮に「旅行伺い」を提出しても、研究大会の発表者でもなければ、校長がゴーサインを出せない。
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今回出張にならなかったのは、校長が意地悪をしたからでも、大ばか者だからでもない。日が悪かったのだ。
11月23日土曜日は、勤労感謝の日である。校長は土曜日、日曜日に出張を命じることはできる。その分振替休日(代休)を職員にとらせればいいからだ。でも、国民の祝日に出張を命じる場合、規則上「部活動の指導・引率に限る」のが原則である。今回の「旅行伺い」、提出した時には、僕はこの規則を失念していた。それでも教頭は校長に、特例で認めてはと折衝してくれたようだ。原則なので何とかなる余地があるということだ。校長もある程度考えてくれた。しかし、原則どおり「無理」が結論である。
僕は認められなくても参加する。いつも書いているように、知らないことを知れる可能性は、何が何でも確保するべきだと考えているからだ。でも、全体のバランスを崩してまで、出張にしてくれと騒ぐのは得策ではない。出張にならないのは、規則上やむを得ない。自宅から東京国際大学への交通費も別にビックリするような金額ではない。途中の川越駅近辺の街歩きもできるから、気分転換にもなる。そう考えた。でも、なんだか残念なのだ。
交通費の問題。繰り返しになるが、これはそれほどのことではない。少なくともビックリするような金額ではない。
過去数年、間違いなく(埼玉県の)英語科教諭が複数このフォーラムに出席している。それが減るかも知れない。振替休日がもらえない。これは大きいかも知れない。ぎりぎりのスケジュールで毎日の仕事をしている僕たちには、休日も必要である。
う~ん。。。
何が残念なんだろう。この行事が英語科教諭の間で話題になりにくくなることかもしれない。せっかく東京国際大学が10年以上継続しいる行事。もっともっと参加者がいていい行事なのだ。
「前年も出張で参加しました。」(とか、もしかしたら、「このブログの人は出張で行ってますけど、、、)
この言い方が、できなくなるかも知れないことが、残念なのかも知れない。よくわからないな。。。