9日こんな記事がネットや新聞に出ていた。
06年の言葉大賞に「冥王星にする」=降格への反感転じて新語に-米方言学会
同学会は2006年に最も注目を集めた新語を選ぶ言葉大賞に、冥王星の惑星からの降格をきっかけに「評価を下げる」という意味で動詞的に使われるようになった「プルート(pluto=冥王星にする)」を選出した。
早速学会のウェブサイトをのぞいてみたが、日本の記事は若干語感が違うように思えた。以下に引用する。
Friday, January 05, 2007
“Plutoed” Voted 2006 Word of the Year In its 17th annual words of the year vote, the American Dialect Society voted “plutoed” as the word of the year, in a run-off against climate canary. To pluto is to demote or devalue someone or something,2007年1月5日(金)
「冥王星(に)される」が2006年のWord of the Yearに。
第17回のwords of the yearにアメリカンダイアレクトソサエティーは、「冥王星(に)される」を選んだ。第2位は「気候のカナリア」である。 「冥王星する(plutoを動詞として用いること)」とは、「誰か」または「何か」を降格させたり、評価を下げること。
plutoedは過去形ではなく、形容詞的なニュアンス(受動的なニュアンス)を伝えているような気がするんだけどな。「降格した」「評価を下げた」ではなく、させられただと思うのだが。
学会のウェブサイトはこちらです。(正式なプレスレリースも読めます)
http://www.americandialect.org/index.php/amerdial/plutoed_voted_2006_word_of_the_year/