8月第5週です。来週から9月です。
月、通常勤務 火、 〃 水、年休 木、通常勤務(日番) ・推薦入試説明会 金、年休 |
来週から新学期。2日始業式午後、センター試験説明会。
・・・ああ、忙しい。何が「働き方改革」だ!
人気モデルで女優の中条あやみが主演し、2015年に製作された短編。14年・第14回伊参スタジオ映画祭でシナリオ大賞短編の部グランプリを受賞した脚本を、受賞当時、高校3年生だった高橋名月が、自ら監督を務めて映画化した。 |
何故かいつも競馬四季報を抱えている女子高生の鮫島は、学校では目立たない存在。しかし、同じクラスの藤田はそんな彼女にほのかな好意を抱いていた。藤田の思いを知った細川は、好奇心から鮫島の友人である中島に鮫島のことをリサーチすると、鮫島が最近、宇宙人を見たらしいという話を聞く。細川がその話を藤田に伝えると、藤田の好意は確かな恋心と変わり……。(映画.com) |
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中条さんが、こんなといってはいけませんが、短編映画に出演していたのは全く知りませんでした。公開初日Cinem@rt新宿にでかけました。
・・・舞台挨拶付きです。
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作品解説に「中条のほか、岡山天音、萩原みのり、葉山奨之と注目の若手俳優...」とある。ごめんなさい、僕は中条さんしか存じ上げませんでした。
鮫島:中条あやみ(22)
中島:萩原みのり(22)
藤田:岡山天音(あまね,25)
細川:葉山奨之(しょうの,23)
カッコ内は現在の年齢。4年前の作品なので、中条さん、萩原さんはまさに高校生年代の時に撮影している。
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高校生の日常?
高校生の日常。
鮫島と中島の会話
鮫島:「あのさぁ... |
最初Trailerを見て、「宇宙人」が何かを象徴しているのかなと思っていた。
ネタバレになるので書かないよ。
ものがたりとしては、関西地方(?)のとある高校で、日常におきることを、訥々と描いた作品だと思う。
教師の僕から見ると、いつもどこかのクラスの誰かと誰かのあいだでおきていること。日常的な風景。なんともほんわかした作品でした。Flyerにあるとおり、『ささやかで、さりげなくて、ここちよい世界。』の日常がよくあらわされています。
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伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞受賞作「なれない二人」(樋口幸之助監督)と2本立て劇場公開中(~8/29)
“家族”の仲も良く、カメだけが友達の内気な女子大生、亀田美羽(かめだ・みわ)。 大人気“タレント家族”の娘で、恋愛体質の女子大生、兎草早織(とぐさ・さおり)。 “復讐代行屋父娘”として、その日暮らしの生活を送る戌井小柚(いぬい・こゆず)。 三人の少女が出会う時、最高の奇跡が起こる! |
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前作の「カメラを止めるな!」は、基本的には予備知識なし、話題の作品と聞いて鑑賞した。本作はスタートが違う。どうしても、「さあ、楽しませてください。」という気分で見に行くことになる。できるだけ期待せず、落ち着いた気持ちで見に行くことにした。UNITED CINEMA 浦和で鑑賞した。
Taglineにもある3人の登場人物。亀田美羽、兎草早織、戌井小柚をそれぞれ、石川瑠華(いしかわるか)、井桁弘恵(いげたひろえ)、紅甘(ぐあま)が演じている。残念ながら3人とも知らない。他のキャストも同じかな。この点は前作と同じである。
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ストーリー
全体的な印象として、3人の監督(?)がいるのだが、誰が主かわからない。結果として1本の作品としては、統一感がないと思う。
最初の30分に伏線がはられている。全く無関係に見えることも、実はそうではない。
エンディングが僕は少し違う感じがした。やや、「底が抜けた」感があった。
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3人の主役・キャラクターたち
演じた女優さんを書いていこう。
亀田美羽役石川瑠華さんは22歳。実年齢よりも幼く見える。
ものがたりでは「超地味」な存在から、から理由から、とんでもなく大変なことをする「強気」の女性に変わる。振れ幅が印象的。
兎草早織役井桁弘恵さんは22歳。この人もやや幼く見える。かなりステレオタイプな「女子大生」役である。
戌井小柚役紅甘さんは19歳。3人の中で一番大変な過去を背負う役。
映画の紹介ではこの3人が主役ということになっているが、亀田美羽が主役でいいと思う。
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前作ほど作品を見ることが「イベント化」しないかな。ハードルが上がった分、サプライズ感も小さい。でも、見るべき作品だろう。
なお、本作の大学シーンで、以前このブログ取り上げた川口市立高校が使われている。
2020年キックオフを予定しているXFL。アメリカで8月21日、所属8チームのニックネームが発表になった。
Western Conference | Eastern Conference |
Dallas Renegades Houston Roughnecks Los Angeles Wildcats Seattle Dragons |
D.C. Defenders New York Guardians St. Louis BattleHawks Tampa Bay Vipers |
早速ニックネーム調べをする。リーグサイトにロゴも出ているので、ニックネームの日本語訳は、ロゴとの整合性を考えた。
人間
defender
ロゴは「稲妻」の走る「盾」である。何かを護持する者、存在か。
ロゴはサッカーチームのもののよう。
guardian
この単語も何かを護持する者、存在を表す言葉。
renegade
背信者、裏切り者。アウトローに近い意味。
roughneck
石油リグ(掘り出し井戸)で働く労働者。
動物
viper
日本(日本語)ならばマムシ、ハブのたぐい。毒蛇のこと。
wildcat
野生猫、イメージとしてはボブキャットだろう。
架空の動物、神話
dragon
東洋人と西洋人では龍(竜,ドラゴン)のイメージが違うと聞いたことがある。
アメリカのプロスポーツチームでドラゴンを名乗るものは見たことがない。
訂正:Arena Football LeagueにNew York Dragonsがあった。
合成語
battlehawk
「闘う鷹」だが、PRビデオを見ると戦闘機と鷹のイメージをかぶらせている。
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2001年に1年だけ存在したXFLとは異なり、全8チームが可算名詞の複数形がニックネーム。’19年8試合でリーグ戦が中断のAAFは3、’01年のXFLも3がこの形ではなかった。XFLは’01のことを考えると、なにか突拍子もない名乗りをするかと思っていたが、大外れだった。
当面の目標は無事の開幕。次はシーズンの完了である。願わくば「山のような、なんとかFLの残骸」(’14-08-24)になりませんように。
本日は人間ドック受診日でした。 何もないと思いたい。でも、調べなくてはわかりません。結果が来るまでが、なんとも。。。 |
左上のイラストは、「いらすとや」さんによるフリー素材です。
著作権はもちろん「いらすとや」さんにあります。
今年も英語実音テスト問題の音源CDを借り受け、リスニングテストの分析を実施した。分析ポイントは、前年度問題形式との比較。変更の有無、wpm*の確認である。
***** *****
2月28日(木)14時40分、英語学力検査の開始チャイムが鳴る。その数秒後「放送を聞いて答える問題」が始まる。この問題が終わらなければ、他の問題に手をつけることは、実質的に不可能である。平成31年度入試も、試験は全部で7問、求められる解答数が11である。
平成30年度、リスニング問題7の指示が英語に変更になった。ある程度予測できたことだが、平成31年度入試においては、問題の解答の仕方の説明以外すべて英文・英語の音声指示に変更された。
問題1から問題3
会話を聞き、質問に対する答えとして最も適切なものを選ぶ問題である。四者択一、ヒントのイラスト、地図がついている。
問題1はデジタル時計、問題2は100円玉、500円玉のイラスト、問題3は部屋のイラストである。
問題4と問題5
それぞれ「ある場面」を説明する英文を聞き、質問に対する答えとして最も適切なものを選ぶ問題である。四者択一で、英文の答えが出ている。
問題6
中学生のTakakoとALT Mr. Wilsonの会話(talk)を聞き、内容に関する三つの質問に英語で解答する記述問題である。
昨年度問題6は日本語で記述する問題。今年度は英語で記述に変更である。
問題7
昨年同様指示は英語。中学生のKeikoによるスピーチを聞き解答する問題。質問に対する答えを、問題用紙にある英文の解答から選択する。四者択一問題。
*問題6以外はすべて〇 or Xの採点になる。
***** *****
使用音源
平成31年度 英語録音CD1枚
計時使用機材
WMPと一般的なCDプレーヤーを使用。
計時はWindows 10のWMPによる。ストップウオッチも使用。
・・・毎年同じ作業である。
分析手順
①語数とセンテンスの数をカウント。
②何度も聞き直し、各英文の時間を計測。
③問題~問題の間のポーズを計測。
④はじめから、「以上で問題は終わりです」までの実時間を計測。
⑤前年の数値と比較。
①から④は手作業(耳作業)である。
・・・ここも昨年と同じである。
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以下、音源CD構成と計時データ
トラック1 音量調整のための放送
試験当日朝に試聴のために用いる。
(試験とは関係ない。)
トラック2 無音
トラック1をかけたままにしていると、注意される。
(間違えて、問題を誤放送させない配慮。)
トラック構成も昨年度と同じである。
トラック3(0:51)
0:00- 「放送を聞いて答える問題」のアナウンス。
昨年は35秒。今年は51秒である。(日本語)
トラック4(1:07) 問題1
0:01-0:09 問題1から問題3の解答方法の説明(英語)
014 問題1放送 1回目
0:30 問題1放送 1回目終了
0:33-0:36 問題1 Question 1回目
0:40 問題1放送 2回目
0:56 問題1放送 2回目終了
1:00-1:03 問題1 Question 2回目
問題1は、AとBの会話である。A→Bが2回。16秒で話者2、総語数43語である。
このペースで会話が続いたとすると、16秒は1分の26.6%なので、43を0.26で割る。
161wpmとする。(170)
カッコ内は、H.30データである。以下同じ。
トラック5(0:41) 問題2
0:02 問題2放送 1回目
0:12 問題2放送 1回目終了
0:14-0:17 問題2 Question 1回目
0:21 問題2放送 2回目
0:31 問題2放送 2回目終了
0:33-0:36 問題2 Question 2回目
問題2も、AとBの会話である。A→Bが2回。ハンバーガーショップでの買い物の会話。10秒で話者2、総語数26語。
このペースで会話が続いたとすると、10秒は1分の16.6%なので、26を0.16で割る。
156wpm(154)
トラック6(0:54) 問題3
0:02 問題3放送 1回目
0:18 問題3放送 1回目終了
0:21-0:23 問題3 Question 1回目
0:28 問題3放送 2回目
0:44 問題3放送 2回目終了
0:47-0:49 問題3 Question 2回目
問題3も、AとBの会話。A→Bの回数も同じ。Atsushiが財布をなくしている。16秒で話者2、総語数46語。
このペースで会話が続いたとすると、16秒は1分の26.6%なので、46を0.26で割る。
173wpm(186)
トラック7(0:56) 問題4
0:01 問題4と問題5の解答方法の説明(英文)
0:09 説明終了
0:13 問題4放送 1回目
0:24 問題4放送 1回目終了
0:26-0:29 問題4 Question 1回目
0:34 問題4放送 2回目
0:45 問題4放送 2回目終了
0:48-0:50 問題1 Question 2回目
この問題は「ある場面」についての説明文を聞き、それについて解答を求めるものである。11秒で話者1、総語数30語、センテンス数3。
このペースで発話が続いたとすると、11秒は1分の18.3%なので、30を0.18で割る。
164wpm(187)
トラック8(0:44) 問題5
0:02 問題5放送 1回目
0:12 問題5放送 1回目終了
0:14-0:16 問題5 Question 1回目
0:22 問題5放送 2回目
0:32 問題5放送 2回目終了
0:34-0:36 問題2 Question 2回目
問題5も問題4と同じパターン。10秒で話者1、総語数29語、センテンス数3。
このペースで発話が続いたとすると、10秒は1分の16.6%なので、29を0.16で割る。
174wpm(180)
トラック9(3:00) 問題6
0:01 問題6の解答方法
Look at No.6. Listen to the talk between Takako and an ALT, Mr. Wilson, and read the questions. Then write the answer in English for questions 1.2 and 3. Let's start.
0:12 説明終了
0:16 問題6放送 1回目
1:26 問題6放送 1回目終了
1:36 問題6放送 2回目
2:46 問題6放送 2回目終了
タカコとALTのウイルソン先生との会話。70秒。総語数185語、センテンス数22。会話のやりとりが14回である。タカコ→ウイルソン先生が7回である。スピーチの内容について記述する問題である。
このペースで会話が続いたとすると、70秒は1分の116%なので、185を1.16で割る。
159wpm(157)
なお、トラックの長さは3:02だが、録音は2:47で終わっている。最後の問題までの間10秒弱空白になる。
トラック10(4:30) 問題7
0:01 問題7の解答方法の説明
Listen to the speech of a junior high school student, Keiko, and choose the best answer for questions 1, 2 and 3. Let's start.
0:10 説明終了
0:12 問題7放送 1回目
1:37 問題7放送 1回目終了
1:39- Question 1
1:53- Question 2
2:06- Question 3
2:18 問題7放送 2回目
3:43 問題7放送 2回目終了
3:45- Question 1
3:59- Question 2
4:13- Question 3
ケイコのスピーチの内容について答える(選択する)問題である。85秒で話者1、総語数229語、センテンス数14である。
このペースでスピーチが続いたとすると、85秒は1分の141%なので、229を1.41で割る。
162wpm(166)
なお、問題7(トラック10)の4:22のところで、「放送を聞いて答える問題」の終了が告げられる。午後2時40分の英語試験開始のチャイムから、ここまでが12分半。残り試験時間が37分半程度。
リスニングテストの配点は100点満点中28点である。
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wpm比較
Questions | H29 | H30 | H31 | ||
1 | words | 40 | 34 | 43 | |
seconds | 15 | 12 | 16 | ||
wpm | 160 | 170 | 161 | ▼ | |
2 | words | 57 | 40 | 26 | |
seconds | 21 | 16 | 10 | ||
wpm | 163 | 150 | 156 | △ | |
3 | words | 53 | 39 | 46 | |
seconds | 22 | 13 | 16 | ||
wpm | 145 | 186 | 173 | ▼ | |
4 | words | 27 | 28 | 30 | |
seconds | 12 | 9 | 11 | ||
wpm | 135 | 187 | 164 | ▼ | |
5 | words | 28 | 27 | 29 | |
seconds | 10 | 9 | 10 | ||
wpm | 175 | 180 | 174 | ▼ | |
6 | words | 141 | 188 | 185 | |
sentences | 25 | 23 | 22 | ||
seconds | 57 | 72 | 70 | ||
wpm | 148 | 157 | 159 | △ | |
7 | words | 209 | 212 | 229 | |
sentences | 18 | 12 | 14 | ||
seconds | 79 | 77 | 85 | ||
wpm | 160 | 166 | 162 | ▼ |
words:語数
sentences:文の数
seconds:英語の流れた時間(単位:秒)
wpm:1分間でどのくらいの語数を聞き取ることになるか。
は、平成30年度との比較。△は数値が増加したもの、▼はその逆である。
平成30年度との比較は以下の通り。
問題1:易化
問題2:難化
問題3:易化
問題4: 〃
問題5: 〃
問題6:難化
問題7:易化
毎年度微妙に調整していることがわかる。
なお、リスニング問題の出題形式は平成29年度から平成31年度、毎年変更されている。
平成29年度は、解答の仕方、問題1から問題7が、日本語で設問が示され、日本語で放送がある。
平成30年度は、解答の仕方、問題1から問題6が、日本語で設問が示され、日本語で放送がある。問題7は英語で設問が示され、英語で放送がある。
平成31年度は、解答の仕方が日本語で示され、日本語で放送がある。問題1から問題7が、英語で設問が指示され、英語で放送がある。
少しずつ難しくしている。
なお、問題6については、平成31年度から英語による解答を求める形式に変更された。学校選択問題の解答方法と比較すると、ここはまだ改善(難化)の余地があると思う。
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「平成31年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施状況」(平成31年4月掲載)によれば、学力検査の得点の平均は以下のとおりである。
5 平成30年度埼玉県公立高等学校入学者選抜学力検査結果(全日制の課程)
受検者平均点【第9表】より
\ | 学力検査問題 | 学校選択問題 | |||||
国語 | 社会 | 数学 | 理科 | 英語 | 数学 | 英語 | |
H.31 | 58.3 | 60.3 | 42.3 | 44.5 | 47.7 | 53.5 | 64.3 |
43,424 | 43,424 | 33,564 | 43,424 | 33,564 | 9,860 | 9,860 | |
H.30 | 52.8 | 55.9 | 44.0 | 51.7 | 55.9 | 43.7 | 58.9 |
44,362 | 44,362 | 34,560 | 44,362 | 34,560 | 9,802 | 9,802 | |
H.29 | 53.3 | 60.6 | 44.4 | 48.5 | 52.0 | 43.2 | 71.9 |
46,455 | 46,455 | 36,513 | 46,455 | 36,513 | 9,942 | 9,942 |
年度ごと、上段が平均点、下段が受検者数である。なお、平均点は全日制5教科受検者の得点より算出している。
平成29年度入試から、英語に関しては学力検査問題(いわゆる普通の問題)と学校選択問題の平均点を見ると、後者に年度ごとのふらつきを感じる。作問は努力していると思うが、結果に「安定感」がない。年度によって差異が目につきすぎると思う。
+++++ +++++
なお、問題、正答、データ分析は、埼玉県総合教育センターウェブサイトで公開されている。
http://www.center.spec.ed.jp/ (新しいウインドで開きます。)
(メニューの「入試情報・説明会案内」から)
・平成29年度~平成31度の問題を公開中である。
今年も分析をするために、東京新聞ウェブサイトの『首都圏公立高校入試特集ページ』を参考にした。問題を見るのならば、このサイトを利用するといい。関東地方の公立高校入試問題を、PDFでアップロードしている非常によくできたサイトである。毎年使わせてもらっている。特記する。
アドレスはこちら。(新しいウインドで開きます。)
http://www.tokyo-np.co.jp/k-shiken/index.html
昨年のエントリはこちらです。
2018-08-25
「平成30年度埼玉県公立高等学校入試 英語リスニングテスト分析」
*このエントリにおけるwpmの出し方(考え方)については、こちらです。
2010-03-11
「wpm」