全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

英語が使える日本人

2008-02-23 07:45:56 | 教師の研修 2007

 毎日とまではいわないものの、必ずチェックしているサイトはかなりある。特に全英連参加者は、校務分掌が進路指導(就職指導)なので、文部科学省と厚生労働省のサイトは、ほぼ毎日チェックすることにしている。

 20日文科省のサイトを見たら、『「英語が使える日本人」の育成のためのフォーラム2008 国際教育推進フォーラム2008の開催について』(なんと...長い名前)というエントリーがあった。

 同フォーラムは、時間が許す限り必ず参加している。今年は3月22日(土)に開催。早速開催案内をプリントアウトして、管理職と参加について相談。出張扱いにしてもらえることになった。学年末の忙しい時期だが、しっかり勉強したい。

 開催に関する情報はこちら。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/02/08021814.htm


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SELHi 南稜高校再訪

2007-12-09 06:37:50 | 教師の研修 2007

Selhi_logo 11月30日、SELHi指定3年目を迎えた埼玉県立南稜高等学校の授業研究発表会に参加した。授業の都合で午後からのみの参加となった。
 昨年のエントリはこちら。(2006.10.21、「
SELHi, NANRYO Upper Secondary School」)

埼玉県立南稜高等学校

SELHi SELHi SELHi SELHi SELHi SELHi

 3年生の英語理解の授業と、2年生の英語表現の授業(TT)を見学できた。両方とも外国語科クラスである。

英語理解 英語理解の授業はJTEのみで行われた。授業で印象的だったことは、初めの20分程度のディベートのセッションが活発だったこと。とにかく発信すること、良くも悪くもためらわないこと、そして相手の発信することを、一生懸命聞き取ること。これらを生徒が心がけているのがよくわかった。授業者の3年間の指導が見て取れた。
 後半は英文を読み、その内容について理解し、まとめる作業である。これも漫然とテキストを読み、(日本語で)考える(Intake)だけではなく、テキスト内容をまとめるサマリーシートを用いてOutputにつなげていた。シートは文中のキーワードを用いて作文させるもので、シンプルだけど有効なものである。環境に配慮したエコツアーのまとめを、以下の書き出しで作成させるものだった。
 IdealVisitors(理想的な訪問者は~)
 □He...

 これなら、この学校の生徒にも応用できそうだと思った。

SELHi SELHi SELHi SELHi SELHi SELHi

英語表現 英語表現の授業は、通常1クラスを2分割、それぞれTTで実施しているものを、今回はモデル授業なので1クラスにまとめて、実施していた。
 学習したことについて、グループディスカッションする。ディスカッションのまとめを模造紙にポスターとして書き上げ、発表する形式を取っていた。このポスターの作成方法が、過日の全英連大会で発表があったGraphic Organizer(GO)的なものであり、考えを階層化・可視化した上で、発表(プレゼン)できていた。GOを授業で活用しているのを初めて見た。かなりの衝撃を受けた。

生活英語:小学生との交流授業 研究協議では南稜高校のSELHi事業、(授業改善とシラバス、スピーチコンテスト等)について質疑応答があった。
 当日合同授業を実施していた、戸田市立新曽小学校の先生方からのコメントがあり、英語特区となった戸田市の小学校英語活動の状況も知ることができた。

 Research / Interaction / Productionのサイクル。わかりやすくていい言葉だと思った。

人気Blog Ranking


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FLAT FILES

2007-08-14 05:53:18 | 教師の研修 2007

 …フラットファイル、毎年かなり使う。
 平成12年に大学院に入学し、それこそ各授業で山のような資料をもらい、自分でも作り、勉強した。フラットファイルは必需品だった。卒業後も放送大学大学院の授業、研究レポートの資料等の保存のため、それから自分が興味を持っていることがらの資料整理等のため、かなり使っている。仕事に直接関係あるもの、そうでないものも、いろいろだ。
 先月の24日に、「よくわからない。」で取り上げたが、仕事にダイレクトに関係(分掌・教科)する資料ならば、文具としてフラットファイルをどれほど学校からもらってもかまわないと思う。でも、大学設置とか、教育行政とかの資料はどうだと言われると…これだって関係あるのだけど…説明するのがめんどくさい。量も多い。そういう場合のために、いつごろからか、フラットファイルをかなり大量に買うようになった。今年から勤務している学校のように、生徒に直接利益が還元されないとでも言われたらかなわない。そんな気もしている。

 …どこで買っているか。
 楽天市場でノーブランドのA4の3枚セットだと、税込み100円で送料別。でも、何と送料が480円もする。近所のダイソーだと、同じくノーブランドだけど税込み105円。ダイソーの方が安い。で、毎年3月ころ、10セットほどをまとめて購入してきた。ただ、ダイソーのファイルは、書類を留める留め具が金属なのがちょっと難点だった。1、2年でサビが出るのである。

 年度末、学校では職員会議資料・入試資料等を処分(機密書類の廃棄)しなければならない。表紙を書き換えて使える場合はフラットファイルは再利用するけれど、そうでない場合が多い。表紙にもいろいろ生徒の目に触れてはいけないことも書かれている場合もあるからだ。だから、多くの場合ファイルごと業者に委託・廃棄処分になっていた。ファイルから書類だけ取り出して、シュレッダーにかけたり、外部委託している専門業者に出すことはあまりない。分類している間に、事故(紛失)などが起きる方が問題だからである。

 でも、ここ数年ゴミの分別がいろいろ問題になってきた。ファイルの留め具、クリップは外してくださいということになり、大量の留め具、クリップが年度末に出るようになってきた。クリップなどはそれこそ、「どこからこんなに出てきたんだよ」と思うほど出てくる。そして各教員がそこから持って行き再利用される。でもフラットファイルの留め具はそうはいかない。学校でフラットファイルは大量購入する。安く買えるから、KOKUYO等ナショナルブランドを使っている。これらの留め具はプラスチック製なので、不燃ゴミ扱いである。僕は学校が廃棄する前にそれらをもらってきて、ダイソーのファイルについている金属留め具と交換して使っていた。涙ぐましい努力。。。サビ回避と自分なりのエコロジーである。 (T_T) 金属留め具は市の資源ゴミ回収に出していた。

 先日今年購入したフラットファイル残量が少なくなってきたので、ダイソーにでかけた。何と、105円で留め具がプラスチックのものに変わっていた。やっぱり金属のものは不評だったのかな。来年から学校から留め具をもらってくる必要はなくなったみたいだけど、何か複雑である。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

English-devide

2007-08-12 05:26:28 | 教師の研修 2007

文教大学正門 今年も例年通り文教大学言語教育文化研究所夏期講座に参加した。平成14年度からの参加なので、6年連続になる。

***** *****

 今年の講座もテーマが多様で、いろいろで考えさせられることが多かった。
 今年一番考えさせられたのは、このエントリのタイトルである、”English-devide”という言葉。数年前盛んに使われた、デジタルデバイドの英語学習版である。これは(ものすごく簡略化して言えば)、『英語を学習・修得していないと、将来の収入に関係する。』という考え方だ。僕はこの考え方は間違えていると思う。少なくとも短絡的であると思う。

 英語さえできれば、なんとかなるものではないことは、分かり切ったことだろう。しかし、英語教育を初めとして、教育に投資ができる家庭かどうかによって、それがこども世代の収入に関係する可能性があるのは、残念ながら事実だ。もちろん大学に進学していれば、自動的に高卒の人より高収入が保証されているわけではない。でも可能性の問題としては理解できる。英語ができればではなく、教育に投資できるできないで、devideができる可能性は否定できなそうだ。ただこれも、今始まったことではない。父母、祖父母世代は、上級学校にこどもを進学させることが可能かどうかの問題だった。現在では高校卒業生の過半数が大学に進学する状況である。昔も今も教育への投資と、こどもの将来の収入にそれなりの関連があることは事実だと思う。これからは進学させるだけではなく、受ける教育より一層問題になるということだろう。格差(固定)問題が英語教育のせいにされているようにも感じてしまうが、、、どうなんだろう。

 もちろん投資してもダメな場合もあるはずだが。。。

 うまく考えがまとまらないなあ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の研修スケジュール その2

2007-07-05 04:31:53 | 教師の研修 2007

 今年も文教大学大学院付属言語文化研究所の夏期講座の案内が家に届いた。開催日は8月2日(木)と3日(金)の2日間なのだが、勤務校の校内分掌業務が一番忙しいときらしい。でも、この2日間だけは仕事場から離れて、勉強に行くことにする。

 誰のじゃまも許さない。

 主事とも話がついたので、一安心である。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の研修スケジュール その1

2007-05-16 19:11:17 | 教師の研修 2007

 例年夏休みの研修に組み込んでいる、文教大学の言語文化研究所主催夏期講座の日程がわかった。今年は8月2日(木)3日(金)に開催らしい。

 そのころまでに校務分掌の仕事、一山超えていればいいのだが。

 いずれにしても、これで研修2日分は確保できたかな。

 言語文化研究所ウェブサイト


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春休みの動静・研修状況

2007-04-08 16:37:07 | 教師の研修 2007

 3月春休みに入ってから、今日まで何が勉強できたかな。
 (8日午後5時UPLOAD)

***** *****

 3/24土 ぼんやり
 3/25日  〃
 3/26月 出勤、指導要録記入(卒業の日、成績、修得単位記入)
         〃   (進路先記入)
 3/27火 出勤、指導要録記入(修得単位転記、所見・行動の記録記入)
 3/28水 出勤、 〃 (所見・行動の記録記入)
 3/29木 出勤、 〃 (記入点検、押印)
      「小中高の系統的な指導法開発実践講座」CD-ROMから
      プリントアウト作成
 3/30金 校務分掌業務引継・みなさんにサヨナラを言う。
 3/31土 前日の体調不良から回復。お花見。気分転換できた。
 4/01日 翌日の準備
 4/02月 辞令交付・準備出勤
 4/03火 出勤、校務分掌の仕事、教材研究
 4/04水   〃
埼玉学習センターから宇都宮線・高崎線をのぞむ 4/05木 研修日:放送大学学習センターで勉強
 4/06金 年休
 4/07土 研修報告書作成
 4/08日 教科書・教材研究、総学テーマ検討

-研修-
PCルーム 5日
 放送大学学習センターに出かけた。修士論文作成のため、構成を考えたり、ノートまとめを行う。たった1日である。
 こんなのいいわけない。

***** *****

 あっという間に春休みも終わった感じだ。明日から1学期だ。(あぁ~あ)
 新しい環境で、仲間とともに、新しい年度が始まる。当面GWまでだな。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

A KENSHUU DAY

2007-04-05 10:02:51 | 教師の研修 2007

 今日は研修日。

 新しい学校に移ったばっかりなので、管理職が教員の所外研修についてどのように考えているか全くわからなかったが、自分が放送大学の現役大学院生であること、修士論文の構成を考えることなどの必要性を「研修承認願」記入し提出してみた。昨日までに特別何も言われなかったので、現在放送大学の埼玉学習センターにいる。

 今日は昨年度提出した研究指導レポートⅠ、同Ⅱを改めて読み直すこと、論文の構成を考えること、4月21日のレジメ作成をしようと考えている。

 他所の学習センターには出かけたことがない(使ったことがない)のでよくわからないけれど、ここは窓口がは9:30から、図書館は10:00から利用できる。PCルームも9:30からなので、図書館でレポートを読み直し、文書に朱を入れる作業をする前の準備作業中だ。必要なものをプリントアウトしているところ。

***** *****

 埼玉県だけではないと思うけど、教師の研修はどうしてこんなにもいろいろいわれなければならないんだろう。僕たち教師は高度専門職である。通常残業手当もなく、”WE”状態で働いている。じっくり勉強することでようやく授業のQualityが保てるのだ。そして、どんな教師でも、授業のアイデアをまとめるために、本来であれば自室が必要なのに、ろくな設備がない。職員室だって前勤務校はなかった。デスクがあってありがたいなんて思わざるを得ない状況である。『教材研究・作成を自宅でするな』というのが最近の風潮である。じゃあ、教材研究・作成などをするために教師が資料を全部学校に持ち込んだら、どうなるか。あんなスペースではだめなのである。そんな簡単なことがわかっているのにそれを認めない。行政も教師の仕事の専門性を説明する気も、能力もない。何か非常に不愉快な状態である。こんな世の中の雰囲気を僕は嫌悪する。

 ”WE”の代わりだ。せめて好きなところで勉強させてほしいと思う。あ~でもない、こ~でもないといわれると、頭にくる。

 話がそれた。…勉強しよっ。(^^;)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする