冬休み中に日本海側、北海道を襲った台風なみの強風。ニュースなどで見ると、「爆弾低気圧」という表現がたくさん出てきた。
…いわゆる、「爆弾低気圧で。。。」
いわゆるっていわれても、それほどこと言葉は定着しているのか?ちょっと調べてみた。
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爆発的に発達する温帯低気圧。当初は普通の温帯低気圧として発生する。
その後、高緯度の海上で中心気圧を台風並みに急低下させる。
主に、冬期の太平洋北西部や大西洋北西部で発生する。
低気圧の緯度をφとする。
↓
24時間で24×(sinφ/sin60°)hPa以上の中心気圧の低下が見られたものを、爆弾低気圧という。
※日本付近は世界の中で爆弾低気圧の発生がもっとも良く見られる地域。
へ~。知らなかった。
さて、計算式はわかった。ちょっと東京都で計算してみよう。
東京都の緯度は北緯35度41分22秒だから、ひとまず35度で計算してみよう。計算式に入れてみる。
24×(sin35/sin60°)=33hPa
東京都近辺に低気圧がいて、24時間でこれだけ気圧が下がったら、それは爆弾低気圧ということになる。計算あってるかな。。。
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livedoor天気予報には、こんな風に書かれていた。
爆弾低気圧(ばくだんていきあつ)
短時間の間に低気圧が急激に発達し、暴風をともなう温帯低気圧のこと。
移動速度が大きく、台風のように海や山では大荒れとなる。
※1日に24hpa以上気圧が低下するもの。
こっちの方がわかりやすいね。
こんなことも書かれていた。
低気圧の中心気圧が24時間(12時間)で毎時1hPa以上の割合で降下したものを「爆弾低気圧(ボンブ)」と呼ぶ場合が多い。
定義としては決定していない?
いつごろから、一般的に使われるようになったのかな。理科の先生に聞いてみよう。
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カタカナ読みのボンブはひょっとすると、bombなのかな?