郵政民営化と民間。
小泉首相は郵政の民営化に関して、「(基本的に)民間でできることは民間に。。。」「国・地方が専管すべきものは国・地方が行う」と、言い続けている。
民間人(みんかんじん)とは、通常は公務員ではない者を指す言葉である。軍人以外の人間をそう呼ぶ場合もあるが、郵便局(郵政公社職員)は軍人でも軍属でもないから、小泉首相のいう「民間」は「公務員(組織)に因らない…」の意味である。
公立学校の職員は、校長・副校長(教頭)・教諭すべてが公務員である。。。。 当たり前のことだが僕らは民間人ではない。
僕は大学を出て埼玉県公立学校職員の職を拝命し、現在に至っている。採用されたその日から民間人ではない。退職したら民間人になれるのかというと、そうでもない。
*****
地方公務員法 第34条
職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、また、同様とする。
2 法令による証人、鑑定人等となり、職務上の秘密に属する事項を発表する場合においては、任命権者(退職者については、その退職した職又はこれに相当する職に係る任命権者)の許可を受けなければならない。
3 前項の許可は、法律に特別の定がある場合を除く外、拒むことができない。
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僕は現在も退職後も職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。受け持った生徒の非行とか、成績とかを話してはいけない。当たり前だけど法律で決められている。職業倫理だけではすまされない。
第2項でも、退職後であれば、県の教育局に許可をもらわなければならないことが決められている。窮屈だけでこれが宿命。秘密に関しては、古い言い方だけど、「口チャック&ガムテープ」である。
*****
民間の反対語は何だろう。これは「公務」、「官業」、「国または地方公共団体による~」何かパシッとこない。
よく第3セクターという言葉を聞く。国及び地方公共団体を第1セクター、民間企業を第2セクターとし、それらとは違う第三の方式による法人という意味である。この言い方だと第1セクターであるが、これでは意味がわからない。英語ではpublic sectorであるが、これもパッとしない。結局「国営」とか「公務」とか「公立」しかいえない。
ホントに何か良い言い方はないものか。
まさか民間の反対だから、体制側ともいえないし。
小泉首相は郵政の民営化に関して、「(基本的に)民間でできることは民間に。。。」「国・地方が専管すべきものは国・地方が行う」と、言い続けている。
民間人(みんかんじん)とは、通常は公務員ではない者を指す言葉である。軍人以外の人間をそう呼ぶ場合もあるが、郵便局(郵政公社職員)は軍人でも軍属でもないから、小泉首相のいう「民間」は「公務員(組織)に因らない…」の意味である。
公立学校の職員は、校長・副校長(教頭)・教諭すべてが公務員である。。。。 当たり前のことだが僕らは民間人ではない。
僕は大学を出て埼玉県公立学校職員の職を拝命し、現在に至っている。採用されたその日から民間人ではない。退職したら民間人になれるのかというと、そうでもない。
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地方公務員法 第34条
職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、また、同様とする。
2 法令による証人、鑑定人等となり、職務上の秘密に属する事項を発表する場合においては、任命権者(退職者については、その退職した職又はこれに相当する職に係る任命権者)の許可を受けなければならない。
3 前項の許可は、法律に特別の定がある場合を除く外、拒むことができない。
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僕は現在も退職後も職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。受け持った生徒の非行とか、成績とかを話してはいけない。当たり前だけど法律で決められている。職業倫理だけではすまされない。
第2項でも、退職後であれば、県の教育局に許可をもらわなければならないことが決められている。窮屈だけでこれが宿命。秘密に関しては、古い言い方だけど、「口チャック&ガムテープ」である。
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民間の反対語は何だろう。これは「公務」、「官業」、「国または地方公共団体による~」何かパシッとこない。
よく第3セクターという言葉を聞く。国及び地方公共団体を第1セクター、民間企業を第2セクターとし、それらとは違う第三の方式による法人という意味である。この言い方だと第1セクターであるが、これでは意味がわからない。英語ではpublic sectorであるが、これもパッとしない。結局「国営」とか「公務」とか「公立」しかいえない。
ホントに何か良い言い方はないものか。
まさか民間の反対だから、体制側ともいえないし。